JVC GS-TD1 は 1920 x 1080/60i Full HD x 2ch 形式の
「MP4(MVC)」と、960 x 1080/60i Side by Side 形式の
「AVCHD」という3D動画記録形式を選択できます。Vegas Pro 11
または Vegas Movie Studio HD Platinum 11で編集するなら
“MENU”で動画記録形式を「AVCHD」に設定することを推奨。
- その理由 -
1. Vegas Pro 11 または Vegas Movie Studio HD Platinum 11の
「デバイスエクスプローラ」が認識し、JVC GS-TD1 本体から
任意のファイルをインポートできる。

2. 30分以上にわたる長時間の連続録画で 4GB づつに分断された
クリップをひとつの連続したファイル(シームレス)で格納するので
音声トラックの「分断ノイズ」が発生せず、楽器演奏、講演等の収録に最適。
3. クリップのビットレートが約 17Mbps と低いので編集時にPCの負担が少ない。

4. 画質はBSでオンエアされている3D番組に同等。

- 欠点もある -
左目、右目の各画像が「960 x 1080」に圧縮されているので
編集時に「クロップ」するとピクセル拡大における画質劣化が生じる。

1920 x 1080/60i Full HD x 2ch 形式の「MP4(MVC)」で
録画し、CyberLink PowerDirector 10で
3840 x 1080/60p の Side by Side 形式に変換すると
クロップでの画質劣化が少ない…という結果を得ている。
21~27インチの3Dディスプレーでは気づかないけれど
40インチ以上の3Dテレビでの鑑賞においては「MP4(MVC)」の
フルHDで録画した3D画像の高精細感は素晴らしい。



下の写真はクロップした画像。フルHDからのクロップは画質劣化が少ない。

編集時にクロップを行わない…ということに徹すれば
960 x 1080/60i Side by Side 形式の「AVCHD」を
活用すると良い、と、思います。
映像作家・幻 彩のオフィシャル・ホームページ…
The Pleasure Dome