the other half 2

31歳になりました。鬱で負け組。後悔だらけの人生だけど・・。

コダーイノハーリヤーノシュ

2008-06-28 00:59:28 | Weblog

深夜の東海道線は、くたびれたオジサンたちを乗せ、家路を急ぐ。

たぶん、平塚を過ぎたあたりから、銀河鉄道につながっているんだと思う。

ジョバンニ。

カンパネルラの切符をくれないか。

僕も旅にでたいよ。



旅といえば。



僕と母が暮らした団地の隣には、空地があって、夕焼けがきれいに見えました。

放課後の紅い夕陽の中に、スナフキンのテントを探して涙した日もあったっけ。



涙といえば。



高校生だった頃の僕は、今とおなじくらい孤独で、もしかしたらもっと孤独だったかもしれないけど、今よりずっと強かった。

国民楽派の音楽を聞いて涙が流れたときは、自分でも・・苦笑。



国民楽派といえば。


「ハーリヤーノシュノコダーイ」


コンクールの日、出番を待つ舞台袖で流れてきたメロディは、僕の心臓を鷲掴みにしたんです。


急いでプログラムを広げて、必死で覚えたコトバ。



「ハーリヤーノシュノコダーイ」




地元の小さなCDショップではついに見つけられなかった、

「ハーリヤーノシュノコダーイ」。






Z.コダーイ。歌劇、ハーリ・ヤーノシュ。




どうやらこの人も国民楽派の一人らしい、なんてことを知って、僕の前世はジプシーだったに違いない、と。




明日、弁護士のところに行きます。


30分、5千円。




夜中に、なにものかが届けた、「請求書」のせいで眠れない日々が当分続くなぁ。





社長と愛人。


友情と同情と、恋情?



まさかねぇ。





今度引っ越すレオパレスは、1ルーム・ロフト付。


「二段ベットがついているんですよ。」




なんのために・・・。






「蠍の火」の向こうにあったのは、なんだっけ?






「サザンクロス」まではまだ遠い。




おやすみ、ジョバンニ。

おやすみ、カンパネルラ。






僕の切符は・・・。





スナフキンが持ってくる。


夜鳴き

2008-06-16 17:38:42 | Weblog

最近、夜鳴きがひどいんです。

夜泣きではなくて、夜鳴き。

そんな気分をさっしてか、近所の犬が遠吠えで応えてくれたりします。


実は先月あたりから首都圏に引っ越してきていて、こっちは暑いなぁって。
そしてバイク乗りの少年たちがうるさい。

彼らも国道を疾走しながら、爆音をたてて鳴いているのかなぁ、と思ったら急に愛おしくなってくる。

ある人が、気分転換になるよ、と言ってお花の写メを送ってくれました。
切花でした。

ガーベラが一輪。

植物大好きな桐原ですが、切花は苦手です。
しおれて枯れたあと、捨てるときにとても申し訳ない気持ちになるから。

花屋はきれいだけど切花だらけで、人間に例えるなら色んな人種の生首をたくさん陳列しているみたい。

血が出ないからみんな気づかないんだね。

写メのなかのガーベラが血に染まって見えました。


血で染まったガーベラも、夜鳴きするのかな。


ああ今日も、みんな鳴いているのに気づかない。

うそだ。

だって君も鳴いているもの。