2月27日
今日の起床時間は15:00。
昨日までの予定では、今日は3ヶ月ごとに通っている眼科の定期健診と、残り少なくなってきたコンタクトレンズ(1日使い捨てタイプ)を買いに行くつもりだった。
でも、起きたのが遅かった上、身体がだるいので悩んだ挙句に外出をあきらめた。
しばらくベットの中でゴロゴロしていたが、眼も冴えてきて眠りに落ちる気配もなくなってきたので仕方なくベットから這い出して、何気なく居間にあるテレビの電源を入れる。
僕の知らないところで、社会はどんどん動いていく。
何をみるともなく、テレビの画面に目を向ける。
僕は、何をしているんだろう。
何気なく携帯のスケジュール帳をいじっていて、健康保険組合に提出する「傷病手当金請求書」を作成しなければならない事を思い出した。
傷病手当金の申請とは、おおざっぱに説明すると、「病気やケガで働けない状態になったから、働けなかった期間分の経済的保障をしてください。」という、お願いである。健康保険証を発行している健康保険組合に医師の所見を添えて提出する。
医師の所見欄は先日の通院のときにすでに記入、押印していただいている。
__________________________
<傷病名>
医師の記載:うつ病
<発病または負傷の原因>
医師の記載:不詳
<発病または不詳の年月日>
医師の記載:平成16年10月頃
<障害の主症状および経過概要>-労務不能の具体的理由-
医師の記載:精神運動抑制を認め易疲労、易消耗であり安静療養を要するため就労困難。
上記、相違ありません。
医療機関名 所在地 医師氏名 印
__________________________
その用紙の左半分は、被保険者である僕が記入する欄である。
保険証番号や傷病手当金の振込先金融機関、傷病の状態、労務不能だった期間、などを記入し署名、捺印をする。
平均して30日に1回ずつ、書類を作成し健康保険組合に申請している。
今の僕の唯一の“収入”である。
支給金額は、退職前の平均賃金の日額を計算し、それに申請日数(労務不能日数)を乗じて決定された金額が支給される。と言っても、就労時と同じような金額になるわけではなく、僕の場合は会社に勤務していた時代の6割程度の金額だろうか。
その上、僕のように退職して“任意継続”として保険に加入している者には、支給金額に上限が定められ、実際に支給される金額はさらに制限される。
強調しておくが、この「傷病手当金」は“会社から支給されるもの”ではなく、あくまで“健康保険組合から支給されるもの”である。
休職期間中の対応も会社によってだいぶ差があるようで、僕の場合は一部上場企業でそれなりの従業員を抱える会社であったが、休職期間中は無給で、逆に社会保険料などを会社から請求されるという状態だった。
知人の話では、某大手外資系IT会社では休職期間中でも、会社から給与かそれに準じたものが支給されるというからうらやましい。
休職期間中は、やはり現場を長く離れることに対する不安から、早期に復職しようと焦って、余計病状を悪化させてしまうことも多く、また、休職中の生活費など経済的な理由から医師の指導どおり、「ゆったりとした気分で心も身体も療養する」と言った気分にはなかなかなりにくい。
僕の場合は職場で自分の居場所がなくなってしまうのではないかという焦りと、療養に専念できるだけの経済的余裕がなかったことなどから、再三にわたり復職を失敗し、ついに会社の就業規則が定める休業期間をすべて使い切ってしまい、退職せざるを得なくなった。
休職中は、健康保険組合からの傷病手当金を受け取っていたが、一人暮らしの生活を維持するには必ずしも充分な金額ではなく、毎月月末の引き落としの時期になるとビクビクしながら過ごしていたことを思い出す。
その後、今の家(母の家)に居候させてもらってからは、少なくとも家賃や水道光熱費などの負担がなくなったのでずいぶん助かっている。
聞くところによると、独身の単身者でうつ病の治療を受けている人は、経済的な不安もあってか、なかなか回復が遅くなる傾向があるという話もある。
気づけば明日は二月の最終日。
僕が発病してからどれくらいたったろう。
簡単な計算がなかなかできない。
とりあえず明日の目標。
・傷病手当金請求書を提出すること。
・眼科で定期検診を受けること。
・コンタクトレンズを購入すること。
あと、できれば、
・学校に行って、この間失敗した試験の復習をすること。
このうちいくつができるかな。
できれば午前中に起きたいが、就寝前の薬を飲んだにも関わらず、今この時間で眠気を一切感じないところをみると、明日もグダグダの一日になるかも・・。
まずは今夜、ゆっくり眠りにつけますように。
今日の起床時間は15:00。
昨日までの予定では、今日は3ヶ月ごとに通っている眼科の定期健診と、残り少なくなってきたコンタクトレンズ(1日使い捨てタイプ)を買いに行くつもりだった。
でも、起きたのが遅かった上、身体がだるいので悩んだ挙句に外出をあきらめた。
しばらくベットの中でゴロゴロしていたが、眼も冴えてきて眠りに落ちる気配もなくなってきたので仕方なくベットから這い出して、何気なく居間にあるテレビの電源を入れる。
僕の知らないところで、社会はどんどん動いていく。
何をみるともなく、テレビの画面に目を向ける。
僕は、何をしているんだろう。
何気なく携帯のスケジュール帳をいじっていて、健康保険組合に提出する「傷病手当金請求書」を作成しなければならない事を思い出した。
傷病手当金の申請とは、おおざっぱに説明すると、「病気やケガで働けない状態になったから、働けなかった期間分の経済的保障をしてください。」という、お願いである。健康保険証を発行している健康保険組合に医師の所見を添えて提出する。
医師の所見欄は先日の通院のときにすでに記入、押印していただいている。
__________________________
<傷病名>
医師の記載:うつ病
<発病または負傷の原因>
医師の記載:不詳
<発病または不詳の年月日>
医師の記載:平成16年10月頃
<障害の主症状および経過概要>-労務不能の具体的理由-
医師の記載:精神運動抑制を認め易疲労、易消耗であり安静療養を要するため就労困難。
上記、相違ありません。
医療機関名 所在地 医師氏名 印
__________________________
その用紙の左半分は、被保険者である僕が記入する欄である。
保険証番号や傷病手当金の振込先金融機関、傷病の状態、労務不能だった期間、などを記入し署名、捺印をする。
平均して30日に1回ずつ、書類を作成し健康保険組合に申請している。
今の僕の唯一の“収入”である。
支給金額は、退職前の平均賃金の日額を計算し、それに申請日数(労務不能日数)を乗じて決定された金額が支給される。と言っても、就労時と同じような金額になるわけではなく、僕の場合は会社に勤務していた時代の6割程度の金額だろうか。
その上、僕のように退職して“任意継続”として保険に加入している者には、支給金額に上限が定められ、実際に支給される金額はさらに制限される。
強調しておくが、この「傷病手当金」は“会社から支給されるもの”ではなく、あくまで“健康保険組合から支給されるもの”である。
休職期間中の対応も会社によってだいぶ差があるようで、僕の場合は一部上場企業でそれなりの従業員を抱える会社であったが、休職期間中は無給で、逆に社会保険料などを会社から請求されるという状態だった。
知人の話では、某大手外資系IT会社では休職期間中でも、会社から給与かそれに準じたものが支給されるというからうらやましい。
休職期間中は、やはり現場を長く離れることに対する不安から、早期に復職しようと焦って、余計病状を悪化させてしまうことも多く、また、休職中の生活費など経済的な理由から医師の指導どおり、「ゆったりとした気分で心も身体も療養する」と言った気分にはなかなかなりにくい。
僕の場合は職場で自分の居場所がなくなってしまうのではないかという焦りと、療養に専念できるだけの経済的余裕がなかったことなどから、再三にわたり復職を失敗し、ついに会社の就業規則が定める休業期間をすべて使い切ってしまい、退職せざるを得なくなった。
休職中は、健康保険組合からの傷病手当金を受け取っていたが、一人暮らしの生活を維持するには必ずしも充分な金額ではなく、毎月月末の引き落としの時期になるとビクビクしながら過ごしていたことを思い出す。
その後、今の家(母の家)に居候させてもらってからは、少なくとも家賃や水道光熱費などの負担がなくなったのでずいぶん助かっている。
聞くところによると、独身の単身者でうつ病の治療を受けている人は、経済的な不安もあってか、なかなか回復が遅くなる傾向があるという話もある。
気づけば明日は二月の最終日。
僕が発病してからどれくらいたったろう。
簡単な計算がなかなかできない。
とりあえず明日の目標。
・傷病手当金請求書を提出すること。
・眼科で定期検診を受けること。
・コンタクトレンズを購入すること。
あと、できれば、
・学校に行って、この間失敗した試験の復習をすること。
このうちいくつができるかな。
できれば午前中に起きたいが、就寝前の薬を飲んだにも関わらず、今この時間で眠気を一切感じないところをみると、明日もグダグダの一日になるかも・・。
まずは今夜、ゆっくり眠りにつけますように。