8月15日。終戦"祈念"日(「記念日」と書いていた人があまりにも多すぎる)。
私は中学高校時代の友人と千葉の県南部を旅してきました。蘇我より下へ行くのは...いつ以来だろう。北西部に住んでいると千葉の南部(と常磐線沿線)って行く機会がほとんど無いんですよね。
まずは最寄駅から京葉線に乗って蘇我へ。蘇我駅の喫茶店で友人と合流。
今回は「南房総フリーきっぷ」を使いました。房総エリアでは電車とバスが乗り放題。でも、よく考えたら青春18きっぷを使ったほうが得だったな...。ちなみにこのきっぷは使用開始の前日までに買う必要があるので要注意。当日では売ってくれません。おかげで我々は旅を1日遅らせるはめになりました...。
蘇我からは外房線の普通列車に乗り込みます。貧乏学生に特急を乗る余裕はありません(笑)
大網を過ぎると、車窓からはこんな光景が続きます。
ボックス席に座ってジュースを飲みながら水田を眺めていると旅情感が出ますねえ。
蘇我から1時間半、まずは勝浦駅で下車。
お盆休みということで観光客でごった返しているかと思いきや、駅前は閑散としていました。
まずは街を散策。商店街からどんどん離れて歩いていくと...
海に出ました。堤防で釣りや日光浴をしている人も。気持ちよさそう。
お腹が空いたので昼食へ。勝浦で食べたいものといえばもちろん勝浦タンタンメン!!
いまや全国区の知名度を誇るB級グルメです。
初の勝浦タンタンメン、美味しかったなあ。
辛くて汗をかくけど辛さ自体が後を引かないのが良い。
あとは具のタマネギが甘いなー。竹岡式(これも房総だ)や八王子ラーメンのような感じで麺の具にタマネギを使うの、私は大好きです。
食後は商店街を散策。
店先に数席のベンチがあるだけの小さな甘味店?でかき氷(200円 コーラ味)。このかき氷、今まで私が食べたかき氷でもBEST3に入るほど良かったです。歩きまわって汗だくになっていたからってのもありますが、氷が実にフワッとしています。
我々がベンチで食べている間に、体育系の女子大生7人組(近所の国際武道大の学生かな?)がキャーキャー言いながら注文していました。地元の人に人気のお店なのでしょう。
この商店街にはゲームセンターも。外見が実にレトロ。
店内のゲームも年季が入ったものばかり。良いなあ。
これは左右ではじいてゴールを目指す10円ゲーム。どんどん10円を入れちゃいます。
ちなみに景品はコレ。古い(←失礼)。
ファイナルハロン!いまはもうほとんど見かけること無いんですよねえ。しかも障害ゲーム搭載の「2」じゃなくて初期型なのは珍しいなあ。私はこのゲーム、大好きです。
早速プレイ。「岩田!」なんて言いながらダンス騎乗をして年甲斐もなくはしゃぎます。
そういえばこのゲームが出た頃(何年前だ?)に中央でダンス騎乗するジョッキーはいなかったなあ。結果は惜しくも2着でしたが非常に楽しかったです。
ここで勝浦を後にして電車へ乗り込みます。またしてもボックス席。
車内の冷房が気持ち良すぎて安房鴨川で乗り換えた後は私も友人も爆睡。
向かった先は浜金谷。駅から歩くこと20分。
今回の旅で私がどうしても行きたかった場所、「音楽と珈琲の店 岬」へ。海辺の岬にポツンと立つ喫茶店です。
窓一面に見えるのは夕暮れ時の空と房総の海。うっとりします。
外のテラスへ。このロケーションで飲むアイスコーヒー最高だわ。
夕暮れ空、海、アイスコーヒーに心を洗われます。20分歩いて来た甲斐があった!
ちなみにこのお店は森沢明夫さんの小説「虹の岬の喫茶店」の舞台となった場所。
今秋の映画版でもロケ地として使われたそうで、吉永小百合さんや阿部寛さんの写真が飾ってありました。
旅の最後はひとっ風呂。保田の温泉へ。
歩きまわって汗だくになったところへの温泉は格別。全身の汗や疲れが吹き飛びました。
風呂上がりはもちろんコレ。
保田から内房線に乗って千葉市へ。海浜幕張の居酒屋(2人とも美浜区民)でワイワイしてから帰路につきました。
旨いものを食べ、絶景を眺め、温泉に入る。これぞ旅の醍醐味だな。
あとは今回のかき氷のように地元の商店街で買い食いをするのも大好きです。観光向けじゃない甘味店や喫茶店に入るのは大好きだなー。
あのかき氷、また食べたい。
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