皆で食べて皆で幸せ－施設の給食作り－

先週の月曜日は、いつもの重度障害者施設の給食ボランティアを一人でやることになりました～。
相方の料理師範Ｍ氏（ＨＮ）がお休みだったのです。
久しぶりの一人調理・・・。私は、考えました。

「ボリュームのある肉を、みんなに食わせたいな～。」

料理師範は、お料理がなんでもうまいので（特に和食がうまい！）
いいのですが、私はまだまだ自信なし・・・。
このチャンスに師範の作らないものをやってみっか・・・。
と、鳥のから揚げにチャレンジすることに・・・・。



でもぉ～。
一人でやるとなると、時間の制約があるので
まるでキッチンは戦場と化しました。
野菜切って、タレ作って、なにかをゆでる・・・みたいな
一人で３人調理状態。
（コレもけっこう楽しいのだが、集中力が必要なので
誰の話にも答えられません。）

：「いて～～！」
と早々に指をＣＵＴ。
超特大鳥からあげを揚げる時は、
：「ぎゃ～～～～っ。
あつ～い！！！」
・・・と、大騒ぎの私でした。

やはり時間がせまってきたので、職員のＴ先生に配膳ともりつけを
手伝っていただき完成！





　できた！料理。
○　たまごサンド＆チキンカツサンド
○　キャベツとはんぺんと豆のサラダ
○　野菜コンソメスープ
○　トロピカルフルーツのヨーグルトかけ
○　飲み物（麦茶）

「いただきま～す♪」
とみんなで食べてみたら、野菜スープがしょっぱい！！！
イチバンはじめに作り置いたので、味が煮詰まってしまったのだった。

すかさず、デッカチャンが（ＨＮ）
：「うめももさん。コレ、まず～い！」
スープ飲むと塩辛い！！！！！
：「わ～。ごめんよ～。」と私。
：「そんなこと言うなんて、失礼だ～。」
とナカロックさん（ＨＮ）の声。

：「あんな～まずいもんはまずいんだから、
言ってもらわないと、料理は上達しねえもん。
それに、私とアータがたには長年の信頼感がある。
言って欲しくないことは、私はハッキリ「答えたくない」と
答えると思うから、大丈夫よ！」と私。

まあ・・・スープ以外は、好評でしたヨ～。



最後に・・・。職員さんで広報担当の電信柱ちゃん（ＨＮ）に
ブログのコメントでエピソードを書いてもらったので
ご紹介しますね～。


　スープは80点！ (電信柱) 2006-11-14 22:48:12

月曜の調理、ボランティアお疲れ様でした。

うめももさんひとりでテンヤワンヤで、指まで調理する始末・・・。
しかし指入りサンドにならなくて一安心。

スープについての話には、その後続きがありました。
帰りの会でデッカちゃんがボソッと一言。
：「僕うめももさんに、悪い事言っちゃった・・・。」
すかさずナカロックさん：「あんなこと言うなんて失礼だ～！」
私：「デッカちゃん正直だからねー。でもさー、恋人が作ったなら、
美味しいって言って残さず食べちゃうんでしょ。」
デッカちゃん：「もちろん！！」
するとデッカちゃん母：「うめももさんを恋人と思って、まずいなんていわないこと。」
皆口をそろえて
：「無理！無理！！
人妻ジャーん！！！」
大爆笑で終わりました。

初めて食べたはんぺんと豆サラダ、
デッカちゃん大喜びだったチキンサンド、
ニャーちゃんが汁まで飲み干したヨーグルトかけ、おいしっかったよ。
スープは80点！残念でした。
ごちそうさまでした！！

（追記）

ご協力いただいたＴ先生、洗い物を手伝っていただいた所長。
そして、いつもブログの内容チェックしていただいている
広報担当の電信柱ちゃん（ＨＮ）ありがとうございました。



　先日のバザーで私もケニアのバオバブの樹と
アクセサリーを購入。（画像は、わたしんち～♪）

絵はがきは、友人の天使様（ＨＮ）からのもの。
彼女は、耳が聞こえないので今週ある恩師感謝先生（ＨＮ）の講話で、
筆記通訳を別の友人とともに行います。
愛のシェア（分かち合い）です。
できるところから、具体的にやらなくては～です。

丸い黄色いものは、マウスレストです。

色紙は、亡くなった東京の叔母の人生訓です。
焼け野原らの戦後の東京で、夫に先立たれ、
子供を育てながら働き、一代で会社を作った女性経営者です。
兄弟が病に次々倒れ、障害のある姉妹もいます。
それを働いて全て支えてきた、強く優しい人です。
時には路上に立ち、ユニセフなどの募金活動も行ったと聞きます。
私は、身内ですが大変尊敬しています。