Sceneries through the lenses

その場の気分でもやっと投稿していくブログ。内容はころころ変わります…(汗。

xrdp 0.7.0 on CentOS 6...

2013-08-15 23:42:52 | OSS/Programming
#自分用メモのような内容なので、理解できる人は少ないかと。
#普通、src.rpmを見ないだろうし…(汗。

久々に xrdp のソースコードを最新版に更新してアップロードしようと思いましたが、
結構引っかかる…(汗。

1月に作った xrdp-0.7.0-2 から細かい部分が変わってます。
キーボードファイルが増えているので、src.rpmに含まれる xrdp-0.7.0-instfiles.patch は
使えないので、xrdp-0.7.0/instfiles/Makefile.am を直接変更して、キーボードを追加。

km-0410.ini \
km-0411.ini \
km-e0010411.ini \
km-e0200411.ini \
km-e0210411.ini \

km-0419.ini \

また、同ファイルの

sed -i 's|__BASE__|$(prefix)|' $(sysconfdir)/init.d/xrdp;

を次のように変更する必要があります。

sed -i 's|__BASE__|$(prefix)|' $(DESTDIR)$(sysconfdir)/init.d/xrdp;


また、xrdp-0.7.0.spec に下記を追加する必要があります。

%files
%defattr(-,root,root)
/etc/xrdp
/etc/pam.d
/etc/default/xrdp
/etc/init.d/xrdp



他のパッチはそのまま使えるので、これでビルドは可能に。
でインストールしてみると xrdp が起動できない。

/etc/init.d/xrdp を直接実行してみると、下記のような感じで何箇所もエラーが出てきます。

./xrdp: line 76: log_action_begin_msg: コマンドが見つかりません
./xrdp: line 95: log_progress_msg: コマンドが見つかりません
./xrdp: line 96: start-stop-daemon: コマンドが見つかりません

どうも完全にDebian化しているようで、CentOS(Red Hat系)には無いものを
使いまくってるっぽい…。

旧版と比べると /etc/init.d/xrdp が大幅に変更されていて、かなりちゃんと記述されてますが、
これが仇になっている。

さて、旧版を持ってくれば動くと思うんだけど、どうしようかなぁ…とちょっと悩み中。
多分、しばらく放置しますww



[CentOS 6] xrdp 最新版 改修

2013-01-12 14:27:06 | OSS/Programming
先日公開した xrdp-0.7.0-1 ですが、日本語キーボード情報の取り込み漏れがありましたので、
再作成しました。

xrdp-0.7.0-2 にしていますので、既に入れた方は rpm -Uhv でインストール可能です。

http://www.mediafire.com/?wrr7u3278hjaidg,h1c95w1ohnpw5m2

久々なので、日本語キーボード情報ファイルの追加以外に Makefile.am を作り変えるのを
忘れていました…。

[CentOS 6] xrdp 最新版

2013-01-03 20:57:21 | OSS/Programming
xrdp を 2011年11月ごろより更新していなかったので、更新しました。
最新として xrdp-0.6.0 の公式ソースパッケージが出ていましたが、
2012/1/3付けの git ソースを利用して構築しています。

ファイルは下記より
http://www.mediafire.com/?96r0u8d37tgpcyw,k7o6l686z6yvhm2

* 1/12追記:更新に伴いファイル削除しました。(下記参照)

http://blog.goo.ne.jp/thaniwa/e/3a1c679e2e9d73fce55876d1ccae0333


バージョンは仮置きで 0.7.0 にしています。(というのが現在のバージョンが良くわからないため)
http://www.xrdp.org/には
Version 0.7.0 以前は GPL 2 で提供し、それ以降は Apache 2.0 License での提供と書いてあるのですが、
現状が判断できなかったので。

このバージョンではデフォルトが sesman-X11rdp となっていますが、
CentOS は標準では入っていませんので sesman-Xvnc に変更後、接続しないとつながりません。

[Windows] MozBackup

2012-08-16 15:07:58 | OSS/Programming
しばらく放置してましたが Pale Moon の続きとして、MozBackup です。
Google Chrome など、Google 側にブックマーク情報等を持たせて、シンクしている方もあるかと
思いますが、mozilla系は特にそういう機能も無いです。(知らないだけ?)

あと、プロファイルの仕組みが結構複雑化したりして、中身も見たくないし…、
複数マシンでブックマークを共通化したいし…とかで MozBackup を活用していたので、
今回はその MozBackup の紹介です。

オリジナル: http://mozbackup.jasnapaka.com/
日本語版: http://www.geocities.jp/chimantaea_mirabilis/MozBackup/japanese.html

オリジナルは英語なんですが、日本語化されている方がいらっしゃるのでそちらを利用するのが簡単です。

オリジナルサイトからの抜粋ですが、対応環境は次のような感じで、メーラーのバックアップも
取れるので非常に便利です。

・ Firefox 1.0 or newer
・ Thunderbird 1.0 or newer
・ Sunbird 0.3 - 0.9
・ Flock 1.0 - 2.6
・ Postbox (Express) 1.0 or newer
・ SeaMonkey 1.0a or newer
・ Mozilla Suite 1.7 - 1.7.x
・ Spicebird 0.4 - 0.8
・ Songbird 1.0 or newer
・ Netscape 7.x, 9.x
・ Wyzo

Pale Moon のバックアップ方法は次のようになります。
復元方法はそんなに変わらないので省略。

1)起動。
次へを押すしか選択肢が無いので省略



2)バックアップ、復元、および環境の選択

使っては無いのですが念のために入っている Firefox と常用の Thunderbird が表示されています。
このように標準対応のものはアプリケーションを選択すれば良いですが、
Palemoon は対応していないため、「ポータブルアプリケーション」を選択します。



3)プロファイルの選択 1

firefox, thunderbird の場合はプロファイルが表示されるので、選択するだけでよいです。
Palemoon の場合は「ポータブル」を押して、ファイルチューザを開く必要があります。



4) プロファイルの選択 2

選択する場所は「ユーザー→AppData→Roaming→Moonchild Project→Pale Moon→Profiles→対象プロファイル」を選択します。(AppData→Localにもあるのですが、そちらを選択するとエラー表示されます。)

なお、通常、「ユーザー→AppData」は隠し属性になっていて、見えないのであらかじめ見えるようにしておく必要があります。



5)プロファイルの選択 3

プロファイルに応じて保存ファイル名も変更されます。
必要に応じて変更して、次へを押します。



6) パスワード保護の確認

ここではいいえで省略



7)バックアップするものの選択

全体バックアップも可能ですし、ブックマーク等の一部も選択可能です。
「次へ」を押すと実行されますので、Palemoonが起動中の場合には停止しておきます。



8)実行



9)完了




とこんな感じ。

[Windows] Pale Moon

2012-06-05 20:11:54 | OSS/Programming
Impress Watch の次の記事を読んで、サブマシンの Lavie J (Core 2 Duo 1.2GHz) に入れたところ、
快適この上ないので、メモも兼ねて色々書いておこうかと。


Windows用に最適化された「Firefox」ベースのWebブラウザー「Pale Moon」
http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20120604_537635.html


とりあえず、Firefox をWindows用に最適化したものらしい。
アドオン等もそのまま動き、Firefoxと共存可能。
http://www.palemoon.org/

トップページに Web Installer が公開されており、Downloadページに Pale Moon 3,
Pale Moon 12.1 32bit, Pale Moon 12.1 x64 が公開されている。
理想的には Pale Moon 12.1 x64 なのだが、プラグインとかの互換の心配があるので、32bitを選択。
Firefox もそうだけど、Internet Explorer も Win 7 ではデフォルトは 32bit 版だし。

Webインストーラ起動すると画面キャプチャが無効になるのか、省略。
デフォルトでは32bitが選択される模様。Advanced Installを選択すると64bitの選択も可能。

インストーラは firefox のインストーラと同じ、表示が英語だけなので省略。

インストールしたらこんな感じ。



日本語ロケールが入っていないのでインストールする必要がある。
ただ、新規ではなく、Firefox からプロファイルを移動する場合は先にこちらの作業を行っておくほうが
良さそう。というのが、結果的に、プロファイル移動後、ロケールの再インストールになってしまったので。

Firefox から Pale Moon への移行はマイグレーションツールが用意されているので
これが便利。もし、新規環境で Firefox が入っていないが、他の環境の Firefox から移行したい場合は
MozBackup を活用するといけると思います。 MozBackup は次回の更新で紹介予定。

http://www.palemoon.org/migrationtool.shtml

から pmmig.exe をダウンロードする。実行前に Firefox と Pale Moon は停止しておく。
実行すると



と勝手に探してくれるので 「Copy Profile 」を実行。
1回起動していると下記のように警告が出るので、気にせず、そのまま実行する。



その後、再起動すると、アドインやプラグインのチェックが始まり、Pale Moon が起動されます。
(画面は省略。^-^;)

最後に日本語ロケールのインストール。
日本語ロケールは
http://palemoon.org/langpacks.shtml
にあるので、Pale Moon でアクセスして日本語 ja.xpi をクリックすればよい。(右側が12.1用)
その際、下記画像のように確認が出るので 「Allow」 を押す。



すると、インストールダイアログが出るので、インストールをする。



インストールすると、再起動しろと言われます。



再起動しても英語のまんま。Impress Watchの記事どおり。
ということで、about:config で設定画面を開いて、general.useragent.locale を 「ja-JP」に変更し、
再起動を行う。



すると、最終的に日本語化完了。
(画面は初期インストールのときに撮ったものなので、マイグレーションしたものではありません。
マイグレーションをしていると、それは維持された状態でメニューだけ日本語化されます。)