goo blog サービス終了のお知らせ 

蛙の掘立小屋~カエルノホッタテゴヤ~

蛙のレトロ探求と、本との虫と、落語と、日々の雑事。

読書嗜好の変化?→クリスティの場合

2005-05-09 21:07:51 | お話大好き・小説編
偶に自分の読書の好みが変わったなと思うことがあります。例えば、アガサ・クリスティ。昔は断然ポワロ派だったんですが、最近無性にミス・マープルが読みたいです。N○Kのアニメ版を見ているわけでもないんだけどなぁ。(かと言って、全く見ていないわけでもない。若返ったヘイスティングスに腰を抜かしました<爆>)

振り返ってみるに、蛙がポワロ派だったのは「探偵」「友人or助手」というホームズ以来慣れ親しんだパターンが使われていたからかもしれません。主人公の探偵はエキセントリックな言動をし、善良なる常識派の友人が時々ツッコミをいれる(爆)。友人がヘイスティングスだったり、ジャップ警部だったりするわけですが、その他にもホームズではハドソン夫人に当たる(?)ミス・レモンがちゃんといました。現在でも、男性主人公とその相棒と、更にその脇にいる女性協力者(または理解者)という構図に弱い蛙です。
ミス・マープルは協力者がいないわけではないのですが、代表格とでも言うべき相棒がいないというイメージが、蛙をして敬遠せしめていたのかもしれません。

ですが、古風な道徳観を持ちながらも柔らかい態度を崩さない、優しい老女に妙に合いたい気分です。
現在『スリーピング・マーダー』を読んでおります。後日、読書感想を書くかもしれません。

マイ画集計画

2005-05-02 23:08:02 | お話大好き・小説編
またもやカテゴリーに偽りあり?この分野は、蛙が「本の格好をしたものについて語るのダ」と諦めてください。

ところで、気がつけばチマタは製本ブームのようで。PCショップでも、家庭用プリンタで印刷して簡単に製本できるキットを売っていたりします。やっぱ、データを保存するだけじゃあ、自己表現&実現の欲求は満足されないンです、人間は。
蛙もご多分にもれず、本を読むだけでは満足できないクチ。本の格好をしたものも作りたいということで、田中淑恵さんの『自分で作る小さな本』『私だけの一冊を作る』、府川次男さん『はじめての和装本』でお勉強をしております。(時々「しおりヒモ?ンなもんドコに売っとれんてー!!(方言)」と暴れることもありますが)
現在、たまりに溜まった絵葉書等で、蛙コレクションな画集を作ることを画策中。だって、気に食わない絵に我慢しなくていいんですよ!マイ画集なら。

そんな蛙におあつらえ向きなものが転がり込んできました。
小松市立宮本三郎美術館のパンフレット。

著作権等の関係で、スキャン画像をお見せできないのが残念です!
表は館名&概要・宮本三郎の横顔写真・略歴が載っている。裏面は宮本色彩溢れる人物&風景&花・静物。総勢60点以上のゴージャスさ!
パンフレットには縦に三等分できるような点線があり、しかもその説明がエライ!

「このパンフレットは、折り曲げると掌に収まります。
この小さな画集の使い方はあなたの自由です。」

ときたもんだ!
これでマイ画集を作らずして、何で作る?!
画集作成のため、2部着服したポスター&チラシ整理担当・蛙でした。

くじは買わなきゃ当たらない

2005-04-25 21:30:05 | お話大好き・小説編
と言っても宝くじの話ではありません。
書店くじのことです。

これの存在をすっかり忘れていました。そしてまた、スッキリ忘れてしまうことでしょう(爆)。
それでもヤッパリ、少しばかり「しまった!」と思ってしまいます。欲しい本はもうすこし様子を見て、4月20日から4月30日までの間に一挙に買えばよかったと。
券面には「500円以上お買い上げの方に『書店くじ』を差し上げます」とありますが、500円に一枚ではなさそう。3000円の買い物をして、貰ったのが3枚でしたから。これでどうやって当てろと?(苦笑)10枚のハズレくじでダブルチャンスだそうですが、10000円使えと??
店によっては、500円で一枚配っているのかな?
それとも500円だろうが、10000円だろうが一枚は一枚?
とりあえず、当てにせず待っています。

詳しくはこちら。

蛙のお気に入り読書ゾーン

2005-04-21 22:25:01 | お話大好き・小説編
休みをいいことに、久々に読書三昧をしてきました。ファミレス・ドリンクバー&一品コースで(笑)。迷惑な客だ~。
そもそも、蛙にファミレスで読書という習慣がついたのは大学生の頃。学校近くの某イタリア料理系ファミレスで、3時間ほど粘りながらレポートに必要な本を読んでいました。一つには学生街(?)ということで、半ば有料自習室になっていたこと。店の隅にドリンクバーともたいして離れていない、落ち着いた席があったこと。外の明かりが十分入り、かつ暑くはならない席があったこと。居心地がいいったらありゃしない!
大学卒業と共に、そのお店とも縁が切れてしまいました。何度か昔を思い出して読書デーを過ごしに行ったけど、料理の値段が下がると共に味も落ちて、本を読みながらつまむのに丁度いいような品もなくなったので、自然足が遠のきました。一応、味も気にしているみたいです。
現在愛用(爆)しているのは、別のファミレス。遅めのお昼をとってドリンクバーで粘り、ちょっとつまめるものをとって、更に粘る。これじゃあ、太るわけだ!

先日、職場仲間から、昔マックで勉強をしていたという話を聞いて驚きました。蛙は絶対無理です。ミスドなら……まだできるかな?チェーンの系列よりも店の構造で長居しやすい所としにくい所があるという点では意見が一致しましたが。人によって落ち着く店って違うもんですね。

ちょっぴり立ち読み。ワルの知恵♪

2005-04-19 07:32:39 | お話大好き・小説編
クリスティ文庫を買いに書店に行き、目当ての本が見つからず、代わりに別の作品を買って出ようとした入り口近くで、ふと目にしました。

話題(?)の本。
『ワルの知恵本』(門昌央と人生の達人研究会 編)です。
何でも、その書店での人気は第6位だそうな。
というわけで、ちょっと立ち斜め読み。

結論。
全体的に見て、それ程ワルでもありませんでした。局部的に「悪」なところもあったけど。
誰もが思う本音を、ちょこちょこっと書いた感じがします。
「お前を伸ばしてやるとか、お為ごかしのことヌかしてンじゃねーよ」とか、
「あいつは煽てりゃなんでもやるよな」とか、
「仕事の能力に関係ないことで、グチグチ言うなよ」とか。(笑)
お腹の毒をチクリと刺すように書いているあたりが、共感を呼んだのではないでしょーか。
実用書というより、腹黒ユーモアのエンターテイメントです。
実用というなら、この本の内容を、既に何年も前に、一言で言ってしまっている方がいますし。

「人間、何だかんだ言って、『わたくしが』で動いておりますからな」(by 桂枝雀)

この本の内容を学びたかったら、落語を聴くといいよ(笑)。

病床読書日記4・その他こまごま

2005-04-07 21:42:34 | お話大好き・小説編
他にも時間の合間を見て、チョボチョボと読んだ短編等をご紹介。

★『深夜の魔術師 横溝正史探偵小説コレクション2』出版芸術社
戦中の横溝作品を集めた珍品。“国策”でなければ作品を書けないのは、探偵小説も同じでした。皮肉なことに、戦後金田一ものに出てくる復員兵や元軍人の方が、よっぽどキャラクターとして存在感があります。
収録作品の中で面白かったのは『三代の桜』で、小説的にというよりは、作中に出てくる製薬会社の「育児室」が現在に至っても実現できていない働く母のための施設だなぁ……と。
ちなみにこのシリーズ1巻目の『赤い水泳着』は、戦前作品が中心です。3巻目『聖女の首』は未見。

★『耳嚢 下』岩波文庫(黄)
江戸の名奉行といわれる一人、根岸肥前守が書き記した奇談集。下巻だけ古本屋にあったのを大分前に買って、思い出して引っ張り出し、ちょっとだけ読んでみました。自力古文は根性を使うので、面白いけど疲れます(爆)。
それども、本当に面白いので、興味がある方はpfruitさんの耳袋をご覧ください。

★『金田一耕助の帰還』光文社文庫
またも横溝正史(笑)。金田一ものというと、現在は角川と春陽堂が面白い作品を殆ど文庫化しちゃってまして、あちらに載っているのが定本みたいになっています。が、こちらはその前段階、下書き的作品を集めたものになっています。金田一業界(?)のスキマを狙った、面白い本です。『迷路荘~』なんか、短編バージョンの方が好きだなぁ、私は(爆)。
同様の短編集で『金田一耕助の新冒険』があります。これらは、上記、出版芸術社から刊行されていました。

病床読書日記3・若様愛と青春の旅立ち

2005-04-05 16:15:09 | お話大好き・小説編
これは、大分前に古本屋で買った山本周五郎の『楽天旅日記』です。当然、話題の球団とも、その親会社とも関係ありませんので、検索の方、ご用心。

★あらすじ★
大吉田藩の正嫡・順二郎は、四歳の頃「お家を潰す凶相あり」と廃嫡され、以来二十年間国許で、「皆に迷惑をかけぬ為自分からは何もしない」ことを徳とする若様に育てられていた。しかし、世継ぎである側室の子が死亡し、極秘裏に江戸屋敷に迎えられることに……。
道中、若様に「お命が狙われております」と密かに声をかけてくる者があった。密告者・官野忠弥に言われるまま唯々諾々と馬に乗り、忠義の者が待つという場所へ行くのだが、途中天竜川へ真っ逆さま。
お命を狙う者と、守ろうとする者の大騒動が始まった!若様の運命や、如何に?

山本周五郎作品は、『五瓣の椿』と『町奉行日記』ぐらいしかまともに読んだことがありません(汗)。それでも一応、山本作品にはシリアス系統と、コメディ系統があるらしいというのは、何となく分かっていたのですが。この作品は、のふざけた紹介のとおり後者に当てはまります。
温室を通り越して無菌室育ちの若様。顔立ちも良く、体格も立派なのに、側室の父である側用人一派の“教育方針”により富士山も知らない、いろはも知らない、便所の始末も自分でしない、大きな赤ん坊そのまんま。(『千と千尋~』の坊より凄い!<爆>)しかい、無知の知とでも言うべきか、自分は何も知らないことを認識し、知る必要を感じて以降、若様の小利口をねじ伏せる快進撃(?)が始まります。
一方、若様奪還計画を立てる個性的な若手藩士たちの苦戦。若様暗殺一派でも、最初は下っ端だった筈の者が首脳陣を翻弄し始めます。
若様を救った、温かい娘・おまきちゃんに権之允じい。そして、おかしいけれど人間味あふれる里の人々。そして、特別ゲスト(?)は若様を食い物として狙う、狼の四郎。
ラストでの若様と真の首謀者の対決。そして、それぞれの道を決めた若侍たち。読み出すと止まらない、ノンストップ青春時代劇です。

病床読書日記2・終わりなき夜はいつ始まる?

2005-04-04 18:45:11 | お話大好き・小説編
二日目はクリスティ、『終わりなき夜に生まれつく』です。この作品ならびに、女史の結末アンフェア大論争を起こした某作品と、フィルポッツの『赤毛のレドメイン』のネタバレを含みます。この時点では、「某作品」が何かということも伏せさせていただきます。クリスティファンなら「あれね」と思う作品ですから。

……いいですか?ここから先は、ネタバレ覚悟の方のみご覧ください。
蛙は責任取りませんから。

★あらすじ★
美しくもどこか不吉な影に覆われた“ジプシーが丘”で、青年マイクは大富豪の娘・エリーに出会う。恋に落ちた彼らは、やがて親類の目を欺いて結婚し、この土地に自分たちの理想の家を建てる。
しかし、陰湿とも言える警告を与える村の老女。謎めいた言葉を残し去っていった、友人の建築家。有能で魅力的でありながら、周囲に不快な印象を与える妻の友人・グレタ。新たな住人として(一部例外は除き)温かく迎えられ、順調だった筈の新婚生活に微かな違和感が付きまとう。
それはやがて、エリーの落馬事故という形で現実となった……。

最後の警告をしておきます。ネタバレですからね。

……蛙の感想を一言で言うと、
『赤毛のレドメイン』+『アクロイド殺し』=『終わりなき夜に生まれつ』
です。
……あ~あ、言っちゃった。俺知~らないっと♪
ハッキリ言って、アクロイド応用型です。横溝正史もアクロイド型で何作か作品を書いているのを読んで「おいおい、そのテは一人一作だろ」とツッこんでおりましたが、なんと女史ご本人がやっちゃっていましたか。物知らずでした(爆)。

でも、簡単にアクロイドの亜流と思われても困るわけです。『アクロイド~』ではポワロと読者に解かせるパズルのためにの純粋な(?)トリックでしたが、『終わりなき~』は主人公が自分の取り返しのつかない失敗を悟ったときから始める、もうひとつの可能性への追慕を描く手段として、この叙述トラップが仕掛けられています。もし、自分がエリーを殺さなかったら、そうしたら、自分は夢に描き続けた「自分の家」を本当の意味で手に入れられたのではないか。その心が、お芝居だった「エリーへの愛」を、本物だったように捻じ曲げて認識しようとする力になるのです。
では、犯人の「犯行計画」という理性を叩き壊した、取り返しのつかない失敗とは?
それは読んでのお楽しみ。恋愛描写の中にトリックが隠されているという点と、エリーがある意味で「恐るべき女」だったという点で、『赤毛のレドメイン』と良く似ています。

ハヤカワがやってるクリスティのサイト

病気読書日記1・算盤もののふ生田数之進登場!

2005-04-03 17:37:24 | お話大好き・小説編
水疱瘡というのは、本当に痒い!そして、熱さえ出なければヒマです。
それと言うのも、蛙は眼鏡愛用者なのですが、金具がかかる部分が膿んでしまって現在眼鏡が使えない状況。出来もしないブラインドタッチ(?)で文章を書いて、偶に眼鏡を手で持って確認しているわけです。いつも以上に変な文章があっても、ご容赦を。

さて、そんなこんなで眼鏡を片手に病床読書に励んでおります。まずは六道慧女史の『御算用日記 青嵐吹く』をご紹介。

★あらすじ★
加賀藩で勘定方として働いて、それなりの藩士人生を送る筈だった生田数之進。ところが姉たちが作った300両超の借金の為、幕府の隠密紛いの仕事をする破目に……。探るのは七日市藩、財政が上向いてきたことに「ウラ」が無いか探れとのお役目。算盤は得意だが、どうせするならお取り潰しの手先より、建て直しの手助けがしたい。友情・忠義と借金ひいては己が命の両天秤。幕府の目を誤魔化して、藩政改革を成し遂げる「三方よし」の秘策は成るか?!

お世話になっているマーニャさんの読書ブログを読んでから探していた本。主人公が元加賀藩士ということで、おらが殿様根性丸出しで捜しました(爆)。苦労したよ。今思えば、この本をGetしたときには既に水疱瘡ウイルス君(正式名称不明)は我が体内にいたような……。
さて生田数之進ですが、一芸型ヒーローですね。(蛙は時代劇ヒーローを勝手に、剣術等が強い=腕に覚えあり型、それ以外の特技=一芸型、捕物系=十手型、と非科学的分類をしています)算盤だけは誰にも負けない、腕っ節はからきし。普段は優柔不断ともいえる彼が、腹を決めて見せる算盤の知恵は、劇場版のび太くんに通じるものが(笑)。
しかし、サラリーマンなら誰しもあこがれるヒーローではないかと思います。自分を理解してくれる器の大きい上司がいて、暴走気味の面々を要所で締める中間管理職がいて、自分と正反対の気の合う相棒がいて、自分の得意技で潰れかけた組織に活力を与える。それが、すこしおっかないけど、国家という「社会悪」のウラを正々堂々と(?)かくなんて。
シリーズ化希望作品です。

発行元光文社はこちら。

gooブログエキスポ、エンターテイメントブログ勝手にレビュー

2005-03-31 12:03:30 | お話大好き・小説編
さて、先日ご紹介したブログエキスポですが、3月31日にフィナーレを迎えました。蛙が一ヶ月楽しみにしていたエンターテイメントブログもおしまい。ブログという形式を使った三つの物語に、勝手に採点(?)してみました。

『会いたい 会えない』
モデル志望の女の子、作家を目指すフリーター、そして元カレと事故で知り合った男性の間で揺れ動くOLのお話です。
モデル志望だがそれ一本ではまだまだやっていけない葉山瑞穂。キャバクラで生活費を稼ぎながら、オーディションに応募する日々。客で好意を寄せていたS社長からは思いがけないことを言われ、落ち込み中。そんな中で参加したwebドラマの収録。その原作者が、心の中でずっと引っかかり続けている「イタリアンレストランの彼」だとは気がつかず……。といった感じのお話です。

3つのブログストーリーの中では、一番水準が高かったと思います。それぞれの視点の違いと、ストーリーの重なり具合が丁度よかったと思います。ただ、作家志望・宮本鉄平君の義理の兄にあたる堤さんと、不倫と呼ぶにはあまりに可愛らしい関係だったOL遠藤清恵女史。彼女の物語だけがすこし浮いた形になったのは、残念です。個別の完成度は高かったけどね。
60点が合格ラインなら、75点はとれたかな?

『麻布十番三姉妹』
麻布に住む十代、二十代、三十代の三姉妹。彼女たちの生活と恋を描いた物語です。

う~ん……タイトルは一番面白そうだったけど、一番不完全燃焼に終わった作品ですね。三人の姉妹が同時にブログを書いている時期が殆ど無かったことが最大の欠点です。
ストーリー展開の上でも、お互いにとってつけたような関係しか無い。長女と三女は殆ど没交渉でした。
折角ブログでやっている意味が無いんじゃない?と思ってしまいました。
55点。ライターさんへの負担が大きかったのかな?

『たま』
猫と夫が生きがいの専業主婦、その妻を疎ましく思い始めた夫、そして彼に思いを寄せているOL。夫が不倫関係を持つようになってから、妻の精神のバランスは崩れていく……。互いに追い詰めあう夫婦。やがて、夫は愛人と手を組んで妻の殺害を計画する。

ストーリーの絡み合いという点では、一番、出来がよかったと思います。殺害計画の手前までは、3ブログの中でもトップの出来だったと思います。が。話が犯罪になってから、“ブログ”であることが、却って足を引っ張ったような気がします。……だって、ブログで殺人計画の告白なんかせんでしょう??
それまで、内容が内容で、リアリティもそこそこにあったせいか、心配するコメントが多数つけられて、一番下の「このブログはフィクションです」的注意書きのみならず、横のメニュー部分にも注意書きがついたイッピン。ですが、殺人計画の段になって内容があからさまになりすぎて、却って普通のお話になったかなぁと。もっと「他人に見られることを意識した日記」というものにこだわってほしかった。
最初の期待度が高かった分、後半ちょっとがっかりで、68点。

……でも、このブログストーリーは、検索で飛んできた人は本当にびっくりしたと思います。

最後にまとめを。
ブログで物語を書くというのも、結構面白いかな、と思います。創作専門のブログスペースで、ネット小説を書くというのも、いいかもしれない。推敲はしにくいけど、連載という点では便利です。やってみたいことがまた一つ……。