2時間ドラマ版『金田一少年の事件簿~吸血鬼伝説殺人事件』見せていただきました。実は、連続ドラマor映画実写のはじめちゃんはあんまり見たことがないもので。実写版はじめちゃんとじっくりお付き合いするのは、これが始めてです。
先ずは、良い点を。
・スタートの時点では、あくまで普通の高校生であること。
コミックの場合、ヒーロータイプとでも言いますか、最初から探偵としても人格の上でもデキる奴だったんですが。フツーの甘ったるいボーズから始めるという辺りが、ある意味リアルです。
・剣持警部が人生の先輩として、良いリード役になっていること。
警部が逃げ腰の主人公にカツを入れるシーンには、共感しました。だって、前半の軟弱ぶりに、張ったおしてやりたくなっていたところですから(苦笑)。
・主人公の成長を描こうとする態度
原作を違った角度から設定しなおそうという姿勢は評価します。
・原作並みに胡散臭い容疑者たち
やっぱり、金田一少年モノは、被害者と犯人を除いた容疑者たちも、思いっきり胡散臭くなくっちゃ♪(爆)
次に悪かった点を。
・キャラクター設定が違いすぎ。
剣持さんと金田一が「吸血鬼~」で初対面というのが、原作ファンとしては違和感がありすぎます。しかし、何より抵抗を感じるのは主人公の性格が、まったく違うこと。亀梨くんは可愛いんだけど、もっとはじめちゃんらしい骨のある個性派の男の子は見つからなかったのかなぁ?
・演出・演技の掘り下げ不足
剣持さん以外は、どの登場人物にも、殆ど共感できなかった。
・セットが安っ!
「あ、これ人工芝」とか、「これプラスチックね」とか、「廃墟の遺留品にしては新しすぎ」とか、「血糊染料赤すぎ」とか、細かなところで雰囲気が殺がれまくり。
……他沢山(大爆発)
結論を言いますと、中高生向けミステリーとしては五つ星評価の★★★、くらいに評価しても良いですが。
金田一少年ものとしては、★(星ひとつ)評価。
この際、正々堂々とシナリオとファミリーキャラの主要設定のみは利用したが、後は普通の高校生が名探偵へ成長していくヤングアダルト・ミステリーとして再構成した全くの別物と宣言した方が気持ちが良い。
要するに、
あんなの、はじめちゃんじゃないやい!
ということです。
続編が出たら、原作ファンとして一応見ますが。しかし、頭の中は完全に別物と、チャンネルを切り替えて見ます。
先ずは、良い点を。
・スタートの時点では、あくまで普通の高校生であること。
コミックの場合、ヒーロータイプとでも言いますか、最初から探偵としても人格の上でもデキる奴だったんですが。フツーの甘ったるいボーズから始めるという辺りが、ある意味リアルです。
・剣持警部が人生の先輩として、良いリード役になっていること。
警部が逃げ腰の主人公にカツを入れるシーンには、共感しました。だって、前半の軟弱ぶりに、張ったおしてやりたくなっていたところですから(苦笑)。
・主人公の成長を描こうとする態度
原作を違った角度から設定しなおそうという姿勢は評価します。
・原作並みに胡散臭い容疑者たち
やっぱり、金田一少年モノは、被害者と犯人を除いた容疑者たちも、思いっきり胡散臭くなくっちゃ♪(爆)
次に悪かった点を。
・キャラクター設定が違いすぎ。
剣持さんと金田一が「吸血鬼~」で初対面というのが、原作ファンとしては違和感がありすぎます。しかし、何より抵抗を感じるのは主人公の性格が、まったく違うこと。亀梨くんは可愛いんだけど、もっとはじめちゃんらしい骨のある個性派の男の子は見つからなかったのかなぁ?
・演出・演技の掘り下げ不足
剣持さん以外は、どの登場人物にも、殆ど共感できなかった。
・セットが安っ!
「あ、これ人工芝」とか、「これプラスチックね」とか、「廃墟の遺留品にしては新しすぎ」とか、「血糊染料赤すぎ」とか、細かなところで雰囲気が殺がれまくり。
……他沢山(大爆発)
結論を言いますと、中高生向けミステリーとしては五つ星評価の★★★、くらいに評価しても良いですが。
金田一少年ものとしては、★(星ひとつ)評価。
この際、正々堂々とシナリオとファミリーキャラの主要設定のみは利用したが、後は普通の高校生が名探偵へ成長していくヤングアダルト・ミステリーとして再構成した全くの別物と宣言した方が気持ちが良い。
要するに、
あんなの、はじめちゃんじゃないやい!
ということです。
続編が出たら、原作ファンとして一応見ますが。しかし、頭の中は完全に別物と、チャンネルを切り替えて見ます。