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トヨタ自動車の「かんばん」生産方式

2024年07月06日 12時27分41秒 | 一言
 「カローシ」とともに、世界に名の知られる日本語があります。トヨタ自動車の「かんばん」生産方式です。在庫を持たず「必要な時に必要な物を必要なだけつくる」というもの。
 それを労働者に応用したのが人間かんばん方式」で「必要な時必要な労働者必要なだけ使って」きました。非正規切りにあった期間工の青年は「トヨタは人間を商品として扱っていたことに気づいた」と怒りの声を。
 そのトヨタが昨年度の役員報酬を公表しました。会長は過去最高の16億2200万円、社長も副会長も数億円の報酬額となりました。国際的な人材獲得の競争力を強化するためといいますが、労働者からみれば途方もない金額です。
 今年3月期決算で5兆円を大きく超える営業利益を出したトヨタ。円安が影響したとはいえ、その裏には“乾いたタオルを絞る”といわれた労働者いじめ・下請けいじめが横たわっています。先ごろ明らかになった不正の数々も。
 働く者の犠牲のうえに成り立つ空前の利益や役員報酬。自分たちは搾取され放題でいいのか。いま、そんな声が若者たちからあがっています。民青が主催したオンラインゼミに参加した20歳の労働者は奪われていたのはお金だけでなく、時間もだったと。
 長時間で過密な働かせ方、いつまでも低い賃金、自由に使える時間もあたえられない生活。「おれたちをモノ扱いする、こんな世の中はおかしい」。わずか数カ月で契約を打ち切られたトヨタの労働者が叫んでいました。変えなければ!


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