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被選挙権年齢下げて

2024年05月11日 12時12分33秒 | 一言
若者と国会議員が対話


(写真)若者たちと対話する日本共産党の塩川鉄也衆院議員(右奥)=9日、東京都千代田区

 若者の声を政府や社会に届けるために政策提言などの活動をしている「日本若者協議会」は参院議員会館で9日、集会を開きました。被選挙権年齢の引き下げに賛同している若者らと国会議員が対話交流しました。約50人が集まり、与野党の国会議員が出席。日本共産党の塩川鉄也衆院議員が参加しました。

 同協議会の室橋祐貴代表理事は、20~30代の議員が日本では少ないと強調。イギリスの下院は2006年に被選挙権年齢を18歳に引き下げ、その後10、15年の選挙で18~24歳の投票率が10~20ポイント以上上昇したと紹介しました。「若い世代が出馬していくと、政治がどんどん身近になり政治参加が促される効果もある」と述べました。

 集会後半では、複数のグループに分かれて意見交流。中学校の社会科の教諭を目指している大学院生(25)=埼玉県上尾市=は「政治や選挙の話をするときにイメージがわきにくいが、それは立候補年齢が高いことが理由だと思う。子どもたちに政治の話をしても関心が持てない」と語りました。

 会社員(27)=横浜市=は、フラワーデモに参加して政治に強く興味と関心を持ちました。「経口中絶薬や緊急避妊薬の普及を目指す運動がなかなか進まない現状がある。国会に若い世代や女性が少ないことが理由だと思う」と言いました。

 塩川氏は、各党代表者あいさつで、選挙権と被選挙権の年齢は一体だと考えて引き下げを公約で掲げていると主張。対話では「小選挙区制は、マイノリティーの人びとが議員になることを困難にしている。比例代表制度や大選挙区という形で定数を多くすれば、若い人、女性、マイノリティーの人びとが議員になる機会を広げられる」と語りました。


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