幼い頃、「孤独感」を抱いていました。人とのちがいを気にしていた自分。できないことはないと努力してきたのは、ちがいを意識しなくてすむように。
生まれたときから右腕が肘までしかなかった辻沙絵さん。なんにでも挑み、ハンドボールでは強豪校のレギュラーとして活躍。進んだ日体大で障害者スポーツの世界へ。それまで健常者とプレーしてきたことで葛藤もありましたが、あるがままの自分を受け入れられるようになったといいます。
ほんとうの意味で向き合った、みずからの体と心。同じように障害がありながら自分を表現し、競いあうパラスポーツとの出合いは「人生で大切なものを発見するきっかけをつくってくれた」(『みんなちがって、それでいい』)。
その辻選手も出場するパラ陸上の世界選手権が神戸のユニバー記念競技場で開かれています。30年前にベルリンで始まった大会は東アジア初開催となる今回で11回目。コロナで2度延期されましたが、およそ100カ国・地域から千人をこえる選手が集いました。
共生社会の促進や国際親善にむけて、「つなげる」「ひろげる」「すすめる」を掲げる大会。人間の可能性を肌で感じさせる、トップ選手の圧巻のプレーや熱戦が25日までくりひろげられます。
“ちがい”をみとめあい、だれもが笑顔でくらせる社会こそが共生社会。パラアスリートはその道をつくることができるという辻選手。アスリートとしてだけでなくひとりの人間として、かべや差別のない社会をめざして。
生まれたときから右腕が肘までしかなかった辻沙絵さん。なんにでも挑み、ハンドボールでは強豪校のレギュラーとして活躍。進んだ日体大で障害者スポーツの世界へ。それまで健常者とプレーしてきたことで葛藤もありましたが、あるがままの自分を受け入れられるようになったといいます。
ほんとうの意味で向き合った、みずからの体と心。同じように障害がありながら自分を表現し、競いあうパラスポーツとの出合いは「人生で大切なものを発見するきっかけをつくってくれた」(『みんなちがって、それでいい』)。
その辻選手も出場するパラ陸上の世界選手権が神戸のユニバー記念競技場で開かれています。30年前にベルリンで始まった大会は東アジア初開催となる今回で11回目。コロナで2度延期されましたが、およそ100カ国・地域から千人をこえる選手が集いました。
共生社会の促進や国際親善にむけて、「つなげる」「ひろげる」「すすめる」を掲げる大会。人間の可能性を肌で感じさせる、トップ選手の圧巻のプレーや熱戦が25日までくりひろげられます。
“ちがい”をみとめあい、だれもが笑顔でくらせる社会こそが共生社会。パラアスリートはその道をつくることができるという辻選手。アスリートとしてだけでなくひとりの人間として、かべや差別のない社会をめざして。
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