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ノスタルジアが からからと

できるかぎりたんたんと記録してゆきます。

衝動買い

2005-03-20 17:27:57 | 外見ごと
新宿で、ギャルソンの店をのぞく。
当初何も買う予定はなく、新しいのが入ってないか見たかっただけ。
と、いうよりも、そもそも渋谷から新宿まで歩いた目的が、ギャルソン
のひやかし。

で、カットソーなんぞを見ていたら、これまた心の琴線に触れるもの
が2点。。。
2点ともお買い上げ。衝動買い。
前に、ある同僚が「Tシャツに1万円使うのはありえない」などと言って
いたが、このカットソーの値段を聞いたら気絶するかな。
でも、そこらで安いTシャツを買うよりもずっと着心地が良くて、長持ち
するんだから、そんなにバカな買い物ではないと思っている。

よく、知ったげなヤツが「ブランドものはデザイン料がほとんど」などと
言うが、そういうやつはギャルソンの服に一度でも袖を通してみるべし。
その着心地に、作りに、納得するはず。
俺は、今持っているコートを買うときに、店で試着したとき、袖を通す
瞬間の気持ちよさに、思わず声が出そうになった。

カットソーを買った後、勢いついて、前から欲しかったギャルソンの
香水も買ってしまう。ギャルソンの香水は何種類かあるが、どれもこれも
まさに芸術品だ。

My Ultrastar

2005-01-31 21:14:27 | 外見ごと
ここで散々思い出を熱く語ったウルトラスター。ついにオークションで手に入れた。
結局、Jam Master Jayモデルは軽く3万円を超えていたので、今回は見送り。
とにかく、俺はウルトラスターを履きたいんだ。所有したいのではない。

昨日の夜、宅配便で届いたので、早速紐を全部外し(お約束ね)、近所のコンビにまで買い物。
心の中で、RUN DMCの"My ADIDAS"が流れる。

my Adidas only bring good news
and they are not used as selling shoes
they're black and white, white with black stripe
the ones I like to wear when I rock the mic

ん~。。。上の4行を声を出してリズミカルにラップしてみな。
絶対気持ちいいって。
最初の"my Adidas"を"まーーーい あーでぃだーす"と伸ばすのがコツ。

ラップなので、リズムと韻が勝負なのだが、その意味も結構いいので、俺なりの訳を:

  マイアディダスはいいニュースだけを運んできてくれる
  そしてそれは売り物の靴なんかじゃねぇ
  それは黒と白、白に黒のストライプ
  俺がマイクをやっつけるときに履くのさ

紐を通していないマイアディダスは、いい履き心地だった。
ちなみに、俺が今回手に入れたのは黒に白のストライプ。。。My Adidasと逆だな。

デッドストック

2005-01-27 21:34:58 | 外見ごと
先日ここで散々思い出を語ったAdidasのウルトラスターをネットオークションで落とした。と、言っても、Jam Master Jayモデルではない。それもオークションに出ていたりするが、高すぎる。デッドストックを扱う店で買おうものなら、4・5万はする。アディダスのスニーカーに4・5万って。。。と、一般人は思うだろう。そういう俺も一般人で、全然スニーカーマニアとは違う。ただ、たまたまそのモデルに思い入れ&思い出があるというだけ。
俺が落としたものも、今はもう売られていないモデルで、プレミアがついていたりするし、実際落札した値段も、定価よりも高かったりする。
俺はジーンズマニアではないが、世の中には10万円以上するデッドストックのリーバイス501を集めている人がいたりする。彼らはそれを普段履いているのだろうか?
俺はもちろん今回手に入れたウルトラスターを履きまくるつもりでいる。

ただ、普通にそれらが店頭に並んでいた十数年前のように、それを履きつぶした後に次の新しいのを手に入れる、ということが難しい。
デッドストックコレクターの心理はどうなのだろうか?
 1.それを所有することに意義がある。時々眺めてうっとり。
 2.それを手に入れるのに5万円も払ったんだ。もったいなくて履けないよ。
 3.これは投資です。きれいに取っておけば10年後には10万円で売れるでしょう。
 4.履きたいんだけど、履きつぶした後にもう次のは手に入らないかも

繰り返すが、俺は決してデッドストックコレクターではないが、履かずに綺麗なまま残しておくとすれば4.だな。

神様!

2005-01-26 00:36:34 | 外見ごと
神様、お願いです。
一昨日、アトマイザーを買いに香水売り場に行ったときに、何の気なしに左の手首にシュッとやったためにお気に入りのコートの左袖に染み付いたブルガリプールオムの匂いが早く消えますように。
お願いします。お願いします。

My ADIDAS

2005-01-24 00:45:38 | 外見ごと
最近、Adidasのウルトラスターというモデル(スニーカー)が欲しくてしかたがない。
しかも、それを愛用していたRUN DMCのJam Master Jay追悼モデルがほしい。「RUN DMCが愛用していた」というのは正確にはきっと間違い。
ウルトラスターそのものがRUN DMCのためのモデルだったような記憶が、、、とにかく当時(20年近く昔)は、普通に店頭に並んでいたウルトラスターに、"RUN DMC"というタグがついていた。古き良き時代。
極太の紐がついていたが、それを外してなんと!紐なしで履くのがRUN DMC風だった。

RUN DMCのJam Master Jayが殺されてまだ2年とちょっとしか経っていないんだな。
Adidasのスニーカーそのものが今みたいにファッションアイテムとして市民権を得たのもRUN DMCの功績が大きい、ということをAdidasはもちろん、Nikeなども分かっているだろう。きっと。
だから、AdidasはJam Master Jayが射殺されたときに、追悼モデルを作ったのであろう、と信じたい。

RUN DMC & Adidasの思い出といえば、、、
俺は大学生の頃、アルバイトで米軍基地のすぐ横に住んでいたことがある。もちろん、米軍の兵隊相手の商売だったわけだが、そのころ、一番の友達だったのがマリーン(海兵隊)の兵隊の黒人で、同い年だった。Mike。
そうそう、彼も俺もちょうど20歳だったな。
Mikeと一緒によく日本人の女の子をナンパした。彼は日本語全くできないし、女の子は英語できない。
これまでの人生で一番英語を勉強できた季節だった。
Mikeと俺の共通の大好きは、日本人の女の子とRUN DMCだった。
ニューヨークで育った彼は、英語も踊りも洗練されていた。踊るときの腰の動きをいつも注意された。"Mo softly, tesh, mo relax!"。。。踊りの先生かよ!

そんなMikeも、あの第一次湾岸戦争に行ってしまった。。。俺と同い年だよ。たった20歳で祖国から世界の自由のために命をかけろ、と言われる。それ以来、連絡はない。
軍事オタクのヤツに聞いたところ、マリーンは一番最初の上陸作戦で一斉に借り出され、最も危険な任務を担うことになるらしい。。。そういえば、Mikeはブルトーザを運転する仕事だったらしい。
その当時俺たちの間で一番ヒットだったRUN DMCの曲。黒人向けのクラブでいつも必ずかかっていた曲。RUN DMCの"My Adidas"。

もう一度言いたい。。。。「古き良き時代」。。。
普通の店に普通に並べられたただのスニーカーに"RUN DMC"という文字の入ったタグがついていた時代。。。あぁ、あの貧乏学生だった時代に、あのスニーカーを買うお金があったなら。。。
そして、当時の定価であればあれを買うことができるぐらいには稼げるようになった今、ウルトラスターにはプレミアがついている。。。Jam Master Jay追悼モデルに至っては、普通に4・5万円のプレミアがついていたりする。。。ただのスニーカなのに。
それでもほしいぜ。

もし手に入ったなら、どれだけプレミアがついていようと、紐なしで履いてやる。
当時のRUN DMCや、そしてMikeも普通にしていたBody Walkで歩いてやる。
もちろん、服は当時は絶対ありえなかった"スーツ"だ。
色はもちろん、、、"黒"

GIGLI

2005-01-17 23:17:00 | 外見ごと
GIGLIのとんでもないデザインが好きだった。
時々、「え?」というものが普通に並んでいたりする。これはギャルソンのプリュスに通じるものがある、と言えば分かりやすいだろうか?

GIGLIは○○色、といえない色使いが、魅力。
僕は建築デザインを長い間勉強した時期があったので、彼がもともと建築デザインを専攻していた、というのも共感できる点なのかもしれない。
そして、僕にはGIGLIには色々な思い出がある。

10年ほど前、その当時の彼女(今の妻ではない)にプレゼントしてもらったシャツ。僕は貧乏学生で、彼女はOLをしていたから、当然彼女のほうがお金を持っていて、僕よりも全然オシャレ。
「誕生日プレゼント何がほしい?」と言われて、「GIGLIのシャツ」(当時は”ジジリ”と発音していた)と答えたら、次の日に、僕が一番ほしかった、目が覚めるようなエンジ色のシャツが。。。
彼女なりの愛情表現は、僕が一番ほしいもの、を与えることだったんだな。
僕が一番美しいと思っていて、手に入れることができるもの、がそれだったんだな。
「エンジ色」という表現はあまりにも安っぽい。あの色使いは言葉では表せない。

生まれて初めてにプレゼントした洋服もGIGLIだったと思う。
父は絵描きで、2年前、初めての銀座の画廊での個展をしたときのこと。
銀座での個展だというのに、田舎のおっさん風のどうしようもない服で、個展の期間の1週間を過ごすというので、ここは銀座での初個展ということで、俺も何かプレゼントしなくちゃ、と思い、そのとき考えられた一番のオシャレ、しかも、画家向きで、かつ60歳ぐらいのオヤジにも着こなせる服としてはずかしくないものとして、GIGLIが浮かんだ。
とりあえず、シャツとパンツは彼なりにもっとも洒落ていると思うものを持ってきていたので、その上に羽織るブルゾンと、ベルトを買ってプレゼントすることにした。
本人はそれがどこの国のブランドなのか、とか、そんなことはどうでもよかったみたいで、なんだかうれしそうだったから、それでまあいいか。とにかく、俺は満足。
上でリンクを貼ってしまったので、ここで言っていいのかどうかしらないが、父は近いうちにニューヨークで個展をする話もあるらしい。あ、言っちゃった。。。
そのときには、今度はGIGLIのスーツでも買ってあげたい、と思うが、、、

「好きなブランドは?」と聞かれたら、「GIGLI」と答えていたが、「?」となる人が結構いた。
それほど知名度が低かったのかな?俺的には、「オシャレだなー」と思える人は、大体GIGLIを知っていて、その答えに対して「オシャレですね」というリアクションがあったものだが。。。

GIGLIはちょっとずつ買える店が減ってきて、この前、新宿の高島屋に行ったら、ついに前にあった店がなくなっている。レディースのロメオ・ジリもなくなっていた。
さっき調べてみたら。。。こんなことになっている。
僕は「いつかはGIGLIのスーツを買いたい」と思っていたが、その夢もかなわないまま、こんなことになっている。さみしすぎる。
そして、父の晴れ舞台にGIGLIのスーツを、という作戦も、崩れてしまった。。。

そう言えば、最後にGIGLIで買い物したとき、そこにあったスーツが欲しかったのだが、一緒に行った妻が、「あんたの体型には合わない」と言ったのであきらめたな。
そのときは確かに、僕の体型には合わないだろう、と思ったんだけど、あのときに買っておけばよかったよ。

黒染め

2004-12-30 21:53:09 | 外見ごと
今日、髪を染めた。
真っ黒に。
今まで、オレンジとか、いわゆる茶髪系は何度か染めたことがあるけど、黒は初めてだ。
同じ黒でも色々あるんだな。美容師さんがサンプルみたいの見せてくれながら、「このあたりはナチュラルな黒で。。。」などと言うので、「ナチュラルな黒なら、元と同じなので、染める意味はない。俺は不自然なほど真っ黒にしたいんだっ!」との旨を、もうすこし丁寧な日本語で伝えた。
一番きつい黒(青黒)にすることになった。

結果は、、、
もうね、最高。黒染めは日本人にお勧めです。日本のブランド(ギャルソンとかヨージ)にもきっと似合うと思います。

ギャルソンと言えば。。。
俺はギャルソンのスーツを1組だけ持っているが、それを着て仕事をするときは、なんだか自信満々で、通勤中も自然と「オラオラオラッ」って感じで、颯爽と歩く。
ブランド云々よりも、そういう気分を買っている、ってことが重要なんだと思う。
取引先のしょぼいヤツと、圧迫的な打ち合わせがあるときは決まってそのギャルソンを着ていくことにしている。いわゆる「パワースーツ」?それでオラオラオラッな意見が言える。

そしてね、黒染めにした理由も、実は同じなんだ。
オラオラオラッのため。オラオラオラッって思えるため。

どうせ染めるのなら「軽く見せるために明るい色に。。」とかそんな消極的な動機ではなく、こんな風にパワフルな動機もありかな、と思う。