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ロシアの対日戦勝記念日に反対ーロシアは略奪した物を返せ

2010-07-27 21:05:10 | 意見発表
「ロ下院、対日戦勝記念日法案可決 領土返還要求けん制も
2010年7月8日(木)10:02
 【モスクワ共同】ロシア下院は7日、日本が第2次大戦降伏文書に調印した9月2日を大戦終結記念日として新たに制定する法案を可決。事実上、対日戦勝記念日制定の動きといえ、対日戦争勝利の強調により日本の北方領土返還要求けん制の狙いもあるとみられる。麻生、鳩山両政権下で北方領土の現状を「ロシアによる不法占拠」とした閣僚発言などで日ロ間であつれきが続いた。記念日制定には日本側の反発も。
「対日戦勝記念日」制定=北方領土支配を正当化―ロシア」

「2010年7月25日(日)22:03
 【モスクワ時事】ロシア大統領府は25日、メドベージェフ大統領が同日までに、日本が1945年に第2次大戦の降伏文書に調印した9月2日を「第2次大戦終結の日」に制定する法改正案に署名したと発表、改正法が成立した。
 事実上の「対日戦勝記念日」の法制化で、北方領土の実効支配を正当化する狙いがあるとみられる。」 

「ロシア側に抗議せず=「対日戦勝記念日」制定で―外務副大臣
2010年7月26日(月)18:03
 武正公一外務副大臣は26日午後の記者会見で、ロシアが事実上の「対日戦勝記念日」を制定する法改正を行ったことについて、「対日戦勝など日本への言及は(法律に)含まれていない。ロシア側はわが国の立場に一定の配慮を行った」と述べ、ロシアへの抗議などは行わない考えを示した。
 この法改正は、第2次大戦の降伏文書に日本が調印した9月2日を「第2次大戦終結の日」と定めたもので、旧ソ連の対日参戦や北方領土占拠を正当化するのが狙いとの見方がある。これに関して武正副大臣は、「今後の日ロ関係に否定的影響を与えないことを期待している」と語った。  [時事通信社]」


「[時事通信社]
大戦終結、ロシアの記念日化に抗議 外務省
2010年7月27日(火)19:16
外務省の兼原信克欧州局参事官は27日 、オベチコ駐日ロシア臨時代理大使に電話し、1945年に日本が第2次世界大戦の降伏文書に署名した9月2日をロシアが大戦終結の記念日としたことについて「現在の日ロ関係にふさわしいとは思えない。日ロ関係に否定的な影響を及ぼさないよう適切に対応してほしい」などと申し入れた。」


日本とソ連は日ソ中立条約を締結していた。
その条約のポイントは
1.お互いの領土に侵攻しないこと。
2.一方が、日本とソ連以外国と戦争状態になっても
  他方は中立を守ること。
3.条約有効期限は5年とし、延長しない場合は有効期限が
  切れる1年前に通告すること。
であった。

1.ロシアは日本戦争に勝った記念日を9月2日に設定しようとした。
2.日本は8月15日が終戦日である。戦争は8月15日に終わっていた。
3.ソ連とはソ連とは、昭和16年(1941年)4月に日ソ中立条約を結んでいます
4.「日ソ戦争(=ソ連の対日参戦)は1945年8月9日に、ソ連(現ロシア)が仕掛けてきた戦争である。条約違反である。
5.日本がソ連を含む連合国に対する降伏文書に署名したのは1945年9月2日である。
 ソ連が北方領土の国後島、色丹島を不法に武力占領したのは9月1日である。
 ソ連が北方領土の歯舞諸島を不法に武力占領したのは9月3日~9月5日である。
6.日ソ戦争は極悪非道なスターリンのソ連(現ロシア)による領土獲得、奴隷獲得、財貨獲得のための不正不義の帝国主義侵略戦争であった。
 
こういう戦争とは言えない戦争で略奪したのである。こういう事情なのに9月2日を戦小記念日にしたのです。
日本にとっては屈辱以外の何物でもない。
これを機に私はソ連(ロシア)の実態を暴き世界に広めることにした。
そして9月2日をロシア略奪の日と設定する運動を起こし事にした。

そう言う状況なのに、
武正公一外務副大臣は抗議をしなかったのです。民主党が社会主義者が多いと聞いていますがそう言う影響でしょうか、何故抗議しないのでしょう。
民主党はロシアが日本との戦勝記念日を設定して良いことだと思うのか、日本は負けてはいない、それなのに勝ったと祝うのでしょうかロシアは、略奪したのではないか。不法に持っていった物は返せ、奪った物は戻せ、国民はロシアの罪状を知って常に抗議しないから北方4島も戻ってこないのです。おかしい物はおかしいと声を出しべきです。

その中で「外務省の兼原信克欧州局参事官」の抗議は正しい。よくやったとほめておきます。
もっと中国にも韓国にもアメリカにも抗議すべき所は抗議すべきです。

ロシアの対日戦勝記念日設定が日本における北方4島返還要求の運動に火をつけたのです。