やっと、大福寺をみつけました。といっても、ネットで検索した後、昭文社『でっかまっぷ 東京多摩』の32ページ「永山」。小田急多摩線永山駅南西1kmですかいね。
NHK「新風土記」の「多摩丘陵」に登場した曹洞宗のお寺です。多摩市貝取1丁目…。
多摩ニュータウン建設の際、出て来た遺骨や墓碑を引き取り供養なさっており、また移転を余儀なくされた、お墓がこのお寺にお引っ越し…。
400年の歴史をもつ寺院です。
400年前と言えば?1600年。とするなら、江戸初期ですね。
ここであたしの頭は、享徳の乱だったか1500年頃の“関東”ρにすっ飛びましたのさ!京都は応仁の乱後…。
中世の風景を思い描きたくなるけものの、大阪でぽしゃって暮らして来たあたしには無理❗でも、地形図とこの本でぼわっと?
多摩ニュータウンは行ったことがあります。
かなり昔、玉川上水、羽村を舞台にした演劇を指導した時かな?疎水や上水、湖、河川は子どものから馴染んでいます。
前置きが長くなりました。
『多摩と甲州道中』を読んでみると、近現代における国家と民衆の関係の本質が如実に立ちあらわれていると感じました。
多摩ニュータウンって、農民からアメも使いつつ、強制的に土地を取り上げて作られた…。
千里ニュータウンと時にはなかった“法律”をつくり、有無をいわわさぬ強制❗
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目次
Ⅰ 多摩と甲州道中を歩く
Ⅱ 武蔵野の歴史
Ⅲ 近代多摩民衆の軌跡
一 幕末維新の潜在エネルギーの軌跡
二『武蔵野叢誌』を読む三自由民権運動の環状線
四 大正デモクラシーと農民運動
五 聖蹟と御陵
六 都市の膨張と近郊農村の相克
Ⅳ 戦争をはさんだ七〇年 /
一 空へと伸びる空路
二 戦後地域文化運動の誕生
三 緑を剥いで生まれた“多摩ニュータウン”
(1)巨大な人工都市(2)ニュータウン誕生前後(3)「新住法」の制定土地買取り申請書届く(4)高価な買収価格と、優遇措置(6)土地収用法の脅し(7)壮大な「実験都市」(8)土地成金の悲劇(9)移転農家の苦悩(10)生活再建組の悲劇(11)踏みとどまった農民たち(12)多摩丘陵の住居者たち(13)ニュータウンの未来
Ⅴ 武蔵野の歴史文化と伝統
あとがき
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取り敢えず、今夜はここまで。視力がねぇ!地図用のメガネをつくって貰ったんですが、ずっと細かい文字を追っていましてから、夜はもう駄目!
そうそう、この1冊読んで、ショックやったんは、自分の歴史授業において、「自由民権運動」の扱い・取り上げ方が甘かった❗ということでした。
勉強したつもりやったけど、関東は…。まっ、「五日市憲法」は?
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