目が覚めた5時から8時前までは、うとうとしながら、本のページを繰って過ごしました。『ペレストロイカ 成果と危機』(1990年11月初版)、岩波新書赤145で、タイムリーに、実に素早く著述されて出版された一冊です。めっちゃ詳しいんで、まともに活字を追っ駆けていたら、つ、つ、疲れるぅのナマズひげセンセイの御著書。
「本書は、この春の印象や経験を手がかりに、この間ペレストロイカの進展を観察し考えて来たところまとめて、ペレストロイカの四年をロシア史および世界史の中に位置づけ、現時点での成果と危機を総括しようとしたものである。前著とは・・・」と、はしがきにも述べられいる。
その時点から26年、四分の一世紀が過ぎた現在、私は「当時の資料」としてざっと、ページを繰っておこうとしただけやから、確かめたい内容は、私の頭の中にその「座席」はあるんやね。
この後は、山川世界各国史『ロシア史』(2002年1刷)で同じところを再読・・・。この本は、エリツィンからプーチンへ。オリガルヒとの対決といった辺りで、THE END
昼前から映像1本「スパイの世界/KGB」も、放映は2003年なので制作は、2002年頃で、プーチンが、さてどうするかで、FINE。
「メン」を確かめたいもあって、午後、布施駅前のヒバリヤ書店さんへ狙いの本が置かれているコーナーまで、一目散でした。もちろん、新聞書評ありの『クレムリン』も並んでいました。
「二〇一一年はソ連崩壊から二〇年目になる。ソ連といったい何であったのか、再び関心が高まっている。本書を執筆していて、改めてソ連史研究者として、日本にはソ連論はあってもソ連史研究は、個別モノグラフは存在したが、とりわけ全般を見渡す仕事がなかったことに気づかされた。実際ソ連史を総合的に扱ったものは冊子を除くと日本では特にないのである。」
以上は、下斗米伸夫著『図説 ソ連の歴史』のあとがきの一部です。この本は、河出書房新社の「ふくろうの本」シリーズ
「図説」なんで、他の本では記述はあっても、「顔写真」までは掲載されていません。しかし、この図説を手かがりにすれば、ニュース映像を使ったドキュメンタリーをみても、「脇」の人物が分かるから、<定価1800円>は、実にお買い得ですよ。
帰宅は、午後3時。昼食時の「昼酒」がよくまわって、早寝~!
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