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まだまだ【冬のソナタ】

初回放送2003年。しかしまだまだ熱い想いは冷めやらず。冬ソナを追いかけ、とことん探求![冬ソナ資料館]目指して・・

必見! ☆オリジナル台本18話より

2006-04-06 | ☆よもやま話:18話
スヨンさん訳 オリジナル脚本より

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(防波堤)
パシャパシャ・・と 写真を撮る二人
チュンサン度々表情が暗くなる
そんなチュンサンを不安げにみつめるユジン・・・

2人並んで座っている

チュンサンの 深刻な表情を ユジンはジッと見つめる

ユジン: チュンサン 今日はどうしたの? 何か変よ?
 私が あれこれ願い事言うのが 嫌になったの?

チュンサン: いや お前の願いはどんな事でも 叶えてやりたいと思っているの に そんなこと思うはずないだろ? 幸せだよ・・

ユジン: それじゃ明日も 私の願いをきいてよね!

チュンサン: ・・・・

ユジン: チュンサン 明日は何する?

チュンサン: 明日は・・・ (表情がくもる)
ユジン・・お前 これからは 歩きながら考え事するなよ

ユジン:   ?

チュンサン: お前 良く道に迷うだろ?

ユジン: それって いつの話なのよ!

チュンサン: 他のこと考えながら 歩いているから 転んでしまったり・・・

ユジン:  (口をとがらせて) 分かったわよ 以後気をつけます!

チュンサン: 道端で 不思議な物を見つけても たちまち それに 気を取られずに・・・
それから ユジン・・お前は 以外にそそっかしい性格だってこと 分かってる?
この間だって スキー場で 設計図をどこへやったのか 分からなくなって ずっと 探し回っただろ?
大切なものは 無くしてしまわないように 気をつけなきゃ!
あっそうだ!それからユジン お前 断る・・って事も 知っとかなきゃ。
いろんな人の たのみを いちいち聞いてやる事が 良い人・・じゃなくて むしろ 断ることも 知っておかなきゃ!
それから・・ユジンお前は・・・

ユジン:  ちょっと チュンサン! あなたどうしたのよ? 何か変よ?

チュンサン: ・・・・

ユジン: どこか 遠くに行っちゃう人が 言うみたいに・・
(笑いながら) それに 何で 悪い所ばかり言うのよぉ? 良い所も 言ってみてよ! 良い所は無いの?

チュンサン: 良い所・・・って どこだよ?

ユジン: 本当に無いの?

チュンサン: 無いよ

ユジン: もう 知らない!

チュンサン: ユジン・・お前は 全て良いんだよ 全てがきれいで ホント お前の全てが  良いんだ 
毎日毎日 新しく お前の美しさや良さを 俺は 発見しているんだ

ユジン: それじゃ 一生そうしてくれる?

チュンサン: 一生・・・ そうするよ この先ずっと お前の事だけ考えて 生きていくよ
          
ユジン: 何よ それ? 本当変よ? さっきからあなた 二度と会えない人みたいに・・

チュンサン: (涙をこらえ笑う) そうだな 二度と会えないみたいだな・・

ユジン: 心配なの? 私達の事 不安になった?  

チュンサン:  ・・・・

ユジン: コインを出して! 私がさっき あげたコイン

チュンサン:  ?  (コインを出して渡す)
  
ユジン: 私達が 永遠に一緒に 居られるかどうか 占ってみるわ!

(ユジン コインを投げ上げる キラッと輝きながら 宙を舞うコイン)
(手でそのコインを 掴んだ)
 
わぁ~ 表よ 表が出たわ! 見たでしょう?

チュンサン じっとユジンをみつめる
                  

(チュンサンの車のなか)

ユジンは 使い捨てカメラを 触って見ている

ユジン: これ あと1枚しか 残ってないわ
    
チュンサン: 俺が 預かって 出しておくよ

ユジン: そう? それから 私・・ もう1つ 御願いがあるんだけど・・。
   
チュンサン:  ?

ユジン: あのね・・このネックレス 不思議なの・・ 星が取れてしまったのよ
この鎖 とても丈夫に 出来ているみたいなのに・・

チュンサン:  !

ユジン: これ 直さなきゃ

チュンサン: それも 俺が預かっておくよ 直してやるから

ユジン: そうしてくれる?

チュンサン: ・・・ ああ

ユジン ネックレスを はずそうとする
車を止めるチュンサン 
ユジンを見つめながら そばに近寄り ネックレスをはずしてやる

ユジンの元を離れ チュンサンの手に渡る ポラリスのネックレス・・

ユジン: (笑みを浮かべながら) 直ったら すぐに返してね!

チュンサン: 分かってる・・ (ぎゅっとネックレスをにぎりしめる)

ユジン: あっ そうだ! 写真・・ 1枚残ってるの写さなきゃ!

チュンサン: 俺はいいよ・・ 俺がお前を 撮ってやるから

ユジン: ダメよ! 私が撮るんだから・・

カメラのレンズを通して 運転するチュンサンの 横顔に照準を合わせるユジン

ユジン: こっち見なくてもいいから 笑ってよ! あなたは 笑ってる方が素敵なんだから

チュンサン 泣くまいと 歯をくいしばる

(ユジンの声) さぁ 笑ってぇ 1(ハナ) 2(トゥル) 3(セッ)  カシャ!



車の中で ユジンとチュンサンが 写真館で撮った写真を 見つめている サンヒョクの 悲しい表情・・・ その写真を再び封筒に戻し カバンにしまった 
ゆっくりと 出発する車



ぐっすり眠っているユジン その顔をぼんやり見ているチュンサン
   
チュンサン: ユジン ごめんよ・・
          
眠るユジンの唇にキスをする・・・ 涙がユジンの頬の上にポトリ・・と落ちた


夜 海岸の前に立っているチュンサン
ユジンがくれた 両面が貼りつけてあるコインを ポケットから取り出して見つめる
   
(ユジンの声) 私達二人が 永遠に一緒に居られるかどうか 占ってみよう!

チュンサン そのコインを 空高く投げ上げて掴んだ
コインを握る自分の手を じっと見つめるチュンサン・・・
開けてみようか・・一瞬ためらったが こぶしを握りしめたまま 海へと投げ込んでしまう

ユジンと一緒に 写真を撮ったカメラも投げた そして ポラリスのネックレスも・・・

暗い闇の中を キラリと光を放ちながら 海へと消えて行くネックレス・・涙が溢れる

それを 振り切るかのように 振り返り歩き出すチュンサン・・・しかし そうしているうちに 再び さっと振り返り 冷たい海の中へと 入って行く

サンヒョクの車がやって来る
車から降りるサンヒョク・・・ 冷たい海風が吹き荒れ 肩をすくませる

遠く海の方に チュンサンの姿が見えた
驚いたサンヒョクが 駆けて行く

サンヒョク: チュンサン!

チュンサンが振り返る    
    
サンヒョク: チュンサン お前一体何やってんだ!
 
チュンサン: 手伝ってくれよ! 一緒に探してくれよ サンヒョク!

サンヒョク:  ?

チュンサン: こんな風に 捨ててしまっちゃダメなんだ! こんな風に 捨ててしまったら ダメなのに・・・  出来ないよ・・こんな風に別れることなんて出来ないよ!

こんなんじゃダメだ・・探さなきゃ もう一度探して・・・

サンヒョク: チュンサン・・・

チュンサン: もう一度見つけて 幸せにしてやらなきゃ・・ もう一度見つけて 幸せに・・

どっと 涙があふれ 止まらない


    (時間経過)
 
浜辺に 一人茫然と座り込む チュンサン 
サンヒョクが 自分の上着をかけてやる

サンヒョク: チュンサン
   
チュンサンが振り返る  サンヒョクが隣に座る 持ってきた ビニール袋から 酒(焼酎)の瓶を 取り出した 
一言も交わさず 酒を飲む二人・・・

 朝  海の家

ユジンが目をさます きれいに 片付けてある部屋
チュンサンの荷物が どこにも見つからない パッと起き上がるユジン


 海の家の前

ユジンが急いで 扉を開けて出て行くと  サンヒョクが チュンサンと同じように 縁側に座っていた

ユジン : サンヒョク!  

サンヒョク: ・・・・

ユジン : あなたが どうしてここに? チュンサンは・・? チュンサン見なかった?


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こっちの方も面白い展開ですね


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