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まだまだ【冬のソナタ】

初回放送2003年。しかしまだまだ熱い想いは冷めやらず。冬ソナを追いかけ、とことん探求![冬ソナ資料館]目指して・・

冬ソナ推測劇場:3話よりその⑤

2006-05-22 | ★創作:冬ソナ探求ストーリー
= 初雪だけが静かに降り続けたあの夜 = ユジンは書類と書き直したばかりの設計図を手に、気分も軽くマルシアンへ向かういつものバスに飛び乗った。ユジンの顔は仕事の達成感で満たされていた。この図面を届ければあとは準備万端の婚約パーティが待っている。そう思うとバスの揺れも心地よかった。 繁華街で下車すると急ぎ足でマルシアンに向かった。新しい取引先のマルシアンだが書き直し5回目のユジンにとってすっかり . . . 本文を読む

冬ソナ推測劇場:3話よりその④あの10年の月日は・・・[後編]

2006-05-16 | ★創作:冬ソナ探求ストーリー
=第6話:それぞれの一人立ち= すでにソンチョにとってはこの日記の持ち主の日常はどうでも良かった。ひたすらユジン、サンヒョク、チュンサンの名前だけをその目は拾っていた。すでに今年の初雪のところも過ぎいつしか日付けは1996年夏になっていた。 =1996年8月3日= 臨時休暇で春川に帰るとちょうど夏休みのユジンが帰省中だったのでチンスクも一緒にうちに招いた。久しぶりの女だけの同窓会。 私 「チェリ . . . 本文を読む

冬ソナ推測劇場:3話より④あの10年の月日は・・・[前編]

2006-05-16 | ★創作:冬ソナ探求ストーリー
=第4話:大学時代= ソンチョは小休止の後新しいページをめくると「あれ、なんだこの空白?」 次も、次も空白だった。ソンチョはしばらくめくった。 なんと次の日付までかなりの空白があった。 =1994年4月30日= やっと私の元に帰ってきたって感じ。実家に帰ってくるたび何度も持って来ようと思った この日記帳。今日からまたチンスクに話しかけるつもりで書こう。 ねえ、チンスク私が悪いのか母が悪いのか . . . 本文を読む

冬ソナ推測劇場:3話よりその③

2006-05-12 | ★創作:冬ソナ探求ストーリー
=あの日のユジンは・・・= その日の夕方ヒジンを連れて買い物に出ていたユジンの母ギョンヒは帰っているはずのユジンの部屋の明かりが点いていないのを不審に思って荷物をいったん台所に運ぶとその場にヒジンを残してユジンの部屋の扉を開けようとした。 ふとそのギョンヒの手が止まった。何やら中から異様な声が聞こえる。胸騒ぎを抑えてそっと扉を開くと入り口の電気のスイッチを入れる。なんとそこには机に突っ伏して嗚 . . . 本文を読む