蔵王の山から(WIND From Mt.ZAO)
山岳インストラクターで蔵王温泉住民のYAMAが、生まれ育った蔵王の自然などをテーマとし記録します




温泉から見る山も秋色に染まってきたので
今朝の散歩は中央高原散策路まで行ってきました。

中央高原散策路では紅葉が始まり
もう直ぐ見ごろの時期を迎えようとしていました。

片貝沼付近の今朝の様子です。


まだ緑も多いのですが、色付いている木もあります。


沼の周りの木々は彩り始めていました。もう直ぐ見ごろですね~

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山の上では紅葉が始まりました。
蔵王温泉でも少し色づきはじめてきました。

紅葉が始まった木々の下で、ピンクの可憐な花が
咲いていました。コシオガマの花です。
とても葉が綺麗な形です。
9月27日の記事で紹介したシオガマギクの
姿に似ているそうですが
ミヤマシオガマの方が似ていると思います。

● コシオガマ(小塩竈)

こんな時期に可憐な花を咲かせることができるのは
他の植物から栄養を得ているためです。

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コシオガマ(小塩竈)メモ
科/属名 ゴマノハグサ科コシオガマ属
名前の由来 姿がシオガマギクに似ていて小型の花ということから名づけられたそうです。
その他 他の植物の根に寄生する半寄生植物だそうです。植物の種類は選ばないそうです。


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昨日の雨は止みましたが、
一日中山頂の方は厚い雲に覆われていました。

昨日のアケボノソウの近くに咲いていた
ツルニンジンです。
5cmくらいと大きな鐘型の花を咲かせますが
花の表の色は淡緑色と、葉の色に同化しており
目立つ花ではありませんが、
内側は白色に紫色の模様があります。

● ツルニンジン(蔓人参)

花を下から覗くと、こんなに綺麗なのですが


普通に見ると目立ちません・・

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ツルニンジン(蔓人参)メモ
科/属名 キキョウ科ツルニンジン属
名前の由来 つる性で根がニンジンの根に似ていることから名づけられました。
その他 別名、ツリガネカズラ、ジイソブと呼ばれています。
茎、葉に傷をつけると悪臭を持つ白い乳液が出ます。


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蔵王温泉は一日中濃い霧に包まれて
気温も12度くらいまでしか上がりませんでした。

ペンション村付近を散歩している時に
アケボノソウを見つけました。
花の名前の由来も、花びらの模様も
とてもロマンチックな花です。
遠目では目立たない花なのですが
近づくと一つ一つの花がしっかりしていて
とても可愛らしい、大好きになりました。

● アケボノソウ(曙草)

花びらの中央の模様が蜜腺なんだそうです。
蜂が蜜を吸うとお尻で受粉するという
面白い花ですね~。

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アケボノソウ(曙草メモ
科/属名 リンドウ科センブリ属
名前の由来 花びらの黒い点を星に見立て、中央の蜜腺の模様を朝日に見立てて名づけられたそうです。
その他 2年草で1年目はロゼット状の根生葉だけで、2年目に花を咲かせるそうです。


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本当に寒くなりました。夜は暖房が欲しいくらいです。

昨日に続き、先週の瀧山の花便りはシオガマギクです。
雁戸山でも見られましたが、
写真には写せなかった花の一つです。
9月1日の記事のエゾシオガマと同じように
花をねじれて横向きに咲かせるユニークな形で
花の色が淡紅色の可愛い花です。

● シオガマギク(塩竈菊)


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シオガマギク(塩竈菊)メモ
科/属名 ゴマノハグサ科シオガマギク属
名前の由来 エゾシオガマと同じように葉まで美しいからシオガマの名前がついたのですが、菊の由来は不明です。
その他 シオガマギクの変種にトモエシオガマがあります。


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一週間ぶりに秋雨が降り寒さも増したようです。

一週間前の瀧山の花便りです。
蔵王の山では瀧山で見られるといわれている
「イブキジャコウソウ」は草紅葉も始まり、
葉が赤くなっていましたが
まだ、花も見ることが出来ました。

● イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)

葉を触るととても強い香りがしました。
これがジャコウの香り?
ジャコウの香りと言えば学生時代に流行ったな~
あの強烈な香りが忘れられなくって
ムスクオンリーのオードトワレ買ったんだけど
あの頃の強烈な香りとは違うんだよな~
本当のジャコウはどんな香りなんだろう?

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イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)メモ
科/属名 シソ科イブキジャコウソウ属
名前の由来 伊吹山に多くジャコウのような香りがすることから名づけられたそうです。
その他 ヨーロッパではジャコウの香りをムスクと呼び、仲間のタチジャコウソウはタイムと呼んでいます。


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ここ数日秋晴れの絶好の山行日和が続きます。
あ~~山に行きたい!けど行けない・・・

昨日は蔵王地蔵尊秋の例大祭、
ペンション村オープンガーデン感謝祭、
蔵王温泉子ども会の芋煮会&岩魚釣り
など、沢山のイベントがありましたが
私は子供会担当なので上の台ゲレンデで
芋煮会&岩魚釣りに参加してきました。

昨年までは虹鱒釣りだったのですが、
今年は岩魚に挑戦ということで初の岩魚釣り!

● 先ずは岩魚の写真から


金曜日に放流した岩魚60匹は元気に泳いでいました。
虹鱒の時は入れ食い状態だったのですが
さすがに岩魚!なかなか釣れてくれません。

● 岩魚釣りに苦戦中!

結局15匹ほどしか釣れず・・・
急遽、岩魚のつかみ取りに変更

● 岩魚のつかみ取り

やっとすべての岩魚を捕まえました。
これで食べれるぞ~

みんなで芋煮と一緒に美味しくいただきました。
ごちそうさまでした!

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昨日も秋晴れの一日でしたが、とっても寒い一日でした。
昨日の朝6時ごろの樹氷橋にある温度計では5℃!
本当に寒い朝でした。

そんな寒い朝の散歩で見つけたマツヨイセンノウです。
明治時代のヨーロッパからの帰化植物です。

● マツヨイセンノウ(待宵仙翁)



帰化植物は本来の山野草の植生を変えてしますので
あまり好きではありませんが、このマツヨイセンノウは
サクラソウのような花の形が良いですね~
わがままな私でした・・・

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マツヨイセンノウ(待宵仙翁)メモ
科/属名 ナデシコ科マテンマ属(シレネ属)
名前の由来 夕方から咲き出して日が高くなる頃に萎むことからマツヨイと呼ばれます。センノウの由来は探せませんでした。
その他 別名とっしてヒロハノマテンマとかホワイトキャンピオンとか呼ばれています。
ヨーロッパからの帰化植物です。


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先ほどの記事で載せ忘れましたー
朝の散歩で見たうろこ雲です。

大きな鯉のぼりが泳いでいるようでした。

昨日朝の散歩で見つけた白いキク科の花、第2弾です。
白花のノハラアザミが咲いていた傍に
オケラの花も咲いていました。
「山でうまいのはオケラにトトキ(ツリガネニンジン)、
里でうまいのはウリ、ナス、カボチャ」
と、里謡で歌われるほどの山菜ですが
最近めっきり見なくなり、食した記憶がありません。

● オケラ(朮)


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オケラ(朮)メモ
科/属名 キク科オケラ属
名前の由来 諸説があるが不明です。万葉の昔にはウケラと呼ばれていたとの説もあります。
その他 根に薬効があり胃腸薬などに用いられたそうです。
また、邪気を除くものとして神事にも用いられるそうです。


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今日も秋晴れのすごしやすい一日でした。
朝の空にはとても綺麗なうろこ雲がありました。

今朝の散歩でノハラアザミの白花を見つけました。
紅紫色のアザミの中にポツン咲いていた
白いアザミは、とても存在感がありました。

● ノハラアザミ(野原薊)の白花

白いアザミもいいもんですね~

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ノハラアザミ(野原薊)メモ
科/属名 キク科アザミ属
名前の由来 美しい花を咲かせるが、手で触ろうとすると棘に指されて「欺かれた」と言うのがアザミの語源と言われています。野原に咲くアザミから名づけられました。
その他 良く似たノアザミは春に咲き、ノハラアザミは晩夏~咲き出します。


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