どうしようもない電車遅延にキレて駅員に大声で当たり散らすおじさんを見ていると、どうしようもない乳幼児の泣き声にキレて客室乗務員に大声で当たり散らすおばさんが出るのも仕方がないことかと思えてきますね。自律できない大人
僕は日本にも法律が必要だと思います。モンスタークレーマーが施設に侵入してくることさえあります。 RT @ld_blogos 2011年・ドイツ連邦議会で「子どもの声を騒音としない」法改正の内容とは何か - 保坂展人 dlvr.it/2WK6MT
(廃案1)解散によって地球温暖化対策基本法案が廃案。無念だ。気候ネットワークでは、安倍首相の頃から、欧米法を翻訳したりして、野心的な温室効果ガス削減目標を掲げた中長期の法律が必要と言ってきた。いろんな機運もあって、洞爺湖G8サミット時にはほぼ全ての政党が法律の提案をしていた。
(廃案2)NGOは30%削減を含む気候保護法の実現を求めて「MAKE the RULEキャンペーン」を開始。たくさんの著名な方が呼びかけ人に加わり、250団体、144の学識者が賛同、38万人が署名、124の地方議会が決議をした。そして民主党政権は25%削減を掲げた法案を閣議決定。
(廃案3)策定過程で産業界や労働界、官僚の介入をへて法案は骨抜きになっていったが、それでも激しい議論の中、衆議院を通過。公明党・自民党もそれぞれの法案を提出しており、ねじれの参議院でどうなるかという矢先に、普天間問題で鳩山氏が辞任。そのあおりで、法案は継続審議へ。
(廃案4)菅氏へと首相交代し、温暖化問題へのプライオリティは下がり、法案は審議の遡上に上らないまま、継続扱いへ。そこに311。原発事故によるエネルギー問題の見直しの中で、2020年の温室効果ガス削減見込みは5~9%削減へと後退。温暖化問題は完全に後回し・犠牲に、そして法案は廃案。
(廃案5)衆議院解散で、年内に策定予定の温暖化計画も行方が見えなくなった。現行法では京都議定書目標達成計画は2012年度で終わる。このままでは、温暖化問題については、2013年度以降の法律も目標も計画もないまま、2013年に突入する、情けない“空白”状態になる。
(廃案6)さらに日本は、今後は京都議定書の削減義務目標ももたないと断固言い続けている。先進国なのに世界に削減を約束しない国。真剣さはどこにもうかがえず、国際社会からは呆れられ見放されているに近い。なぜ、温暖化問題はこうも低い扱いになったのか。こんなに軽い問題だったのか。
(廃案7)選挙に突入する中、温暖化問題は議論にすらなりそうもないお粗末さだ。しかし、沈没しかかっている日本の経済や雇用を環境にやさしい方向で再生することは、削減義務や法律など明確なシグナルの中でこそ実現するはず。廃案は、新たな法案作りのスタートだと願いたい。
以上、やや暗い連続ツイートでした。経緯をまとめる意味もあったけど、実現に力を注いだ多方面の方々の顔を思い浮かべ、失望してないでまた次へ行きましょう、と言いたいからでもありました。選挙では、環境・脱原発の視点で、未来を見つめる想像力と先見性と行動力のある候補者を選びたいもんです。