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ガーネット・クロウ 総まとめ

2018年01月01日 | ガーネット・クロウ
明けましておめでとうございます。2017年は激動の一年でした。どの国も、その組織もボスがだめだとどうしようもないですね。アメリカしかり、北朝鮮しかり、東芝しかり。2018年がダメなボス淘汰の一年であることを願います。

さて、このブログは2005年1月28日に開設しましたので、もうすぐ13歳です。きっかけは当時ハマり始めたガーネット・クロウ。それにすでにある程度書き溜めていた英語学習に関する投稿、そのまったくかけ離れた2本を柱としました。英語関係はそこそこ投稿を続けていますが、ガーネット・クロウ関係は最近ご無沙汰していました。

そこで昨年末多分3回目の全曲通し聞きを終えたこともあり、元旦にふさわしく総まとめを。

ガーネット・クロウは2000年3月29日にメジャーデビューし、2013年6月9日のライブをもって解散しますが、解散後も2枚のアルバム、 GARNET CROW REQUEST BESTとGARNET CROW BEST OF BALLADSを発表しています。全曲を所有するためTHE ONE ?ALL SINGLES BEST?までのベストアルバムはほぼ所有していますが、この2枚は所有の楽曲をすべて重複するため買っていません。REQUEST BESTに含まれている唯一の新曲「バタフライ・ノット」は単品で購入。いずれにせよ、彼らが発表した楽曲は、もし漏れがなければ全167曲だと思います。解散して4年たつのに未だホームページが存在し、楽曲も売れ続けているという不思議なグループ。



さて、彼らの作品、クレジットにはたいてい作詞AZUKI七、作曲中村由利、編曲古井弘人、ギター岡本仁志 、としか記載されていません。

All Lyrics: Azuki Nana
All Music: Yuri Nakamura
All Arrangement: Hirohito Furui
All Guitars: Hitoshi Okamoto

ドラムもいなければ、ベースもいない、4人組ながらまったくバンドとしての体裁をなしておりません。バンドというよりたまたま息が統合した4人による音楽制作集団と呼ぶ方がふさわしい。ですから彼らの作品にバンドサウンドを期待しても全く無理、ボーカルとギターを除けば基本的に古井氏による打ち込み、デジタルなサウンドです。いくら古井氏がコリに凝ったアレンジをしてもデジタルな平板さは避けがたい。

逆に考えればこの平板さがあってこそ、おかもっち(岡本仁志)の入れ込みたっぷりなギター、そして、まるで小さなホールのように口蓋に響き渡るゆりっぺ(中村由利)のボーカルが際立つのかもしれません。



でも、アレンジや演奏、そんなものを全部そぎ落として、しかも残るもの、それがこのグループの真骨頂、いや、グループというよりゆりっぺ(中村由利)-七(AZUKI七)コンビの真骨頂だと思います。つまりどことなく意味深でなんとなくダークなAZUKI七の歌詞、クラシックな香りのするゆりっぺのメロディー、そしてその二つを繋ぐゆりっぺのボーカル。

初めて彼らの曲を聴くとボーカルが男性だと思うことがよくあります。中村由利の声中性的なアルト域。そしてビブラートをかける必要が全くないほどよく響く。繰り返しますが、体全体が小ホールのよう。

AZUKI七の作詞はたいてい曲が出来てからのことが多く、彼女に「あの声がないと書けない」とまで言わせるお互いの信頼関係。彼女の歌詞には結構字余りが目立ちますが、中村由利だったら歌えるという信頼関係ですね。

ゆりっぺ(中村由利)-七(AZUKI七)。これがガーネット・クロウのエッセンス中のエッセンス。

もし初めてガーネットクロウを聞くなら、デビューシングルの「君の家に着くまでずっと走ってゆく」。あ、いいなと思ったら是非、いろいろ聞いてみてください。何にも思わなければ、残念ながら縁がないということで。デビューシングルのこの曲はボーカルも平坦で荒削り、でも明らかにダイヤモンドの原石の輝きがあります。そして、「お腹がすいたら電話してピザ食べよう」の歌詞の新鮮さに衝撃を受けました。後年のSpecial Live in 京都仁和寺での、完成された歌唱と比べてみるのもいいでしょう。コナンのテーマ曲となった「Mysterious Eyes」、あるいは「夢を見たあとで」をイチオシの人もいます。そのいずれから入るのもいいでしょう。

以上、簡単ですが、総まとめ。


Special Live in 京都仁和寺






 
コメント
 
 
 
ゆりっぺロス (某迷氏)
2019-07-14 20:38:47
久しぶりです
Doblogのゴタゴタでブログ継続の意気消沈していたところにガーネットクロウ解散。在宅ファンの負い目もありGCコミュニティに追いついていけず自分から避けていました。8thアルバムから10thアルバムはなかなか聞く気が起こらず気づいたら6年です。そんな私でしたがここ半年特に9thとラストをヘビロテしたのです。
結論を言いますととってもいいアルバムでした。というかとってもいいアルバムだったんだなぁと気づきました。
いいお別れがやっと出来ました。ありがとうと自分の中で言えました。そうしたら急にゆりっぺロスになりました。ゆりっぺに会いたいです。
これからもずっと聞いていきます。元迷い烏より
 
 
 
Unknown (てっちゃん)
2019-09-01 09:05:43
迷い鳥さんお久しぶりです。コメント気付かず、失礼しました。私の場合全曲の初出順プレイリスト作成、時間があればiPhoneで聞いています。聞くのはガーネット・クロウかZELDAくらいですねえ。
 
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