風ときどき凪 ~東海北陸釣り日記~

海へ川へと旬の魚を求めて徘徊する
釣りバカBOの釣り日記!

6/29 (仮)新規P

2012年06月29日 | セイゴ・マダカ
 6/29 (仮)新規P

 ■データ
 ・メンバー:Mさん NAさん ソルティー BO
 ・エサ  :青虫 ストロー虫 他
 ・対象魚 :ヒラセイゴ(ボーズ) カサゴ(21.5~8cm 12匹)
       メバル(19・15cm 各1匹)
  その他 :コショウダイ(42.5cm 1匹) グレ(26cm~15cm 18匹)
       
 ■釣行記
  今回は、時期的に神島に行きたかったが、昨年、一昨年が不調だったこと、
 伊勢湾方面で、メバルの調子が悪いことから、メバル本命となりつつある神島
 をやめて、新規開拓のPへと向かうことを決定。久々に並々ならぬ気合にて、
 徹夜予定でスタート。

  到着直後から、場所が場所だけに大物狙いの太ハリスで釣り始める。珍しく
 明るいうちの開始で、餌取りを気にしていたが、まったくその気配もなく、むしろ
 静かなスタート。ヘチの浅場を狙っていると、頻繁に当たりがでる。そのうち、
 少し良い当たりを拾って本日のファーストヒットは19cmというまあまあサイズ
 のメバル。この後、良型が釣れると思っていたので、早々にリリース。

  その同時タイミングで、Mさんには早速本命がヒットしていたようで、43.5cm
 という良型のヒラセイゴを確保し、スカリにキープしていた。あわてて釣れた
 ゾーンに向かうと、小魚を追って、ヒラスズキと思われる群れが走っている。
 いろいろ手を尽くすが結局食わすことができず。夜になって広範囲を探り始める。

  そして、潮の流れの強めの場所に行くと、底付近でも少し当たりがある。その後
 それらしい当たりがでて、一発目は合わせ損ねてすっぽ抜ける。その次の一投で
 同じラインを流していくと、穂先が絞り込まれるような当たりがでる。先ほどの経験
 からさらに2度ほど送り込み、しっかりテンションをかけてから合わせると、一気に底に
 突っ込む大物の引き。2.5号と持っているハリスでは最も強いものなので、竿の弾力と
 角度だけに気をつけながら耐えまくると、糸鳴りがしまくっている。しかし、最近エイと
 戦った経験からまだまだ余裕があると判断し、たまの突っ込みは膝でいなしつつ、
 浮かせてくる。2分ほどはかかっただろうか、突っ込みが結構最後まで続く魚を浮かせて
 くると、体系は鯛の形、薄あかりにもコショウダイとわかる魚体が浮く。2発目でタモ
 入れ成功し、まずは満足の良型魚確保。

 

  しかし、魚の処理中にカマでバッサリと親指を負傷、手負いとなってしまった。
 その後、別のポイントを探っていくと、またまた当たりがでる。これも良い当たり
 だったが、隣で見ているMさんの前ですっぽ抜け。さらに2投後の当たりで今度は
 合わせも決まってやり取り開始。かなり糸もでていてさらに、外へと走っていく魚に、
 先ほどのコショウダイ等のタイ系の魚を想像しながら、耐えて糸をまきとりはじめる。

  手前に近づいた時、突然内側に向かって走り、動きが完全に止まってしまった。
 根にまかれたのか、まったく動かずその後出てくる様子もなくなってしまい、あえなく
 終了。この魚もかなりの良型だったと思われるだけに残念。根魚の巨大なのだったのか。

  そのあとは、当たりも薄くなり、小ガシを中心にグレなどをパラパラと拾うばかり。
 途中最大21.5cmまでのガシを釣り、19cm以上が5匹。うち3匹キープと土産を増やす。
 ヘチ狙いをしても、チンタすら釣れず、周りのメンバーも誰も釣れない状態になって
 しまった。Mさんは締めにコショウダイの40cmを釣って一人気を吐いていたが、その他は、
 からっきし。結局朝を待たずに、終了。なかなか釣りは難しい。しかし、本命が1本とは
 言え釣れたこともあり、今後NAさんともリベンジを誓ったので、もう1度ぐらい近々行って
 みたい釣り場ではあった。

6/23 半田港

2012年06月23日 | セイゴ・マダカ
6/23 半田港

■データ
・メンバー:Bigone
・エサ  :ストロー虫
・対象魚 :セイゴ(26.0cm)
 その他 :ボラ(40cm)
       
■釣行記

 ベストシーズンに入っていると思われる半田へ、今回はかなり自信を持っての釣行となる。
満潮からの下げジアイで良型をと思い釣り開始。到着直後は満潮前後ということで、非常に
潮が高く、流れがほとんど出ない状態だったため、当たりが薄く、一旦トンネル上へ移動する。
ここでは当たりが連発するが、どうも、びりセイゴっぽい当たりだったりするので、早々に
戻って灯台筋へ。

 灯台筋に入ってから多少当たりがあるが、本来であれば流れが強くなる場所で一向に
潮が動く気配がない。そのまま潮位的にはよい時間を迎える。途中完全にチヌの当たりが
でて、おくりこんでそろそろ合わせるぞっと思ったところで、離してしまったというのが
一つあったぐらいであとは、たまに当たりが出るのみ。前回の半田以上のさびしい状況に
なってしまった。

 そこで、前回同様おっさん堤に移動してみることに。前回同様ヘチを丁寧にさぐると
たまに当たりがある。さらに丁寧に探っていくと表層近くから一気に抑え込む当たりが
でて、合わせると、とうとう魚が乗って勝負開始。セイゴだと思っていたが、途中から
突っ込むは、首はふるはということで、これはチヌかも、と思わせる引きを堪能して
浮かせて、無事タモ入れする。長い魚体でセイゴかと思ったが、まさかのトマホーク(ボラ)。

 まあ、このあたりの魚はどうせリリースするので、結果は変わらないのだが、さすがに
この魚はさびしい。某坊ちゃんが、竿を折られたことを考えると、そうならずに幸いと
いったところか。

 もう少し探ってみようとおもい、探っていくと次は軽い引きで、セイゴの26cmほどという
サイズ、まあ魚が釣れたのでこれで満足と言い聞かせて終了。今年もチヌが順調に釣れ
始めているとの情報もあるが、まさかのボウズ。例年なら、合わせられなかったあの一発で
獲れているのかもしれないし、ちょっと調子が悪い。

6/15 長島

2012年06月15日 | クロダイ
6/15 長島

■データ
・メンバー:Bigone Mさん I氏
・エサ  :ストロー虫
・対象魚 :チンタ(25.4cm 1匹) セイゴ(27cm 26cm 25cm1匹)
 その他 :ウロハゼ(18cm 1匹 8cm 1匹)
       
■釣行記
 今週は短時間勝負と決めていたが、雨予報もあり非常に場所を迷っていた。そこにMさんの
長島行きが確定のとの連絡があったため、長島直行を決定して釣り開始。例年チンタやら
セイゴやらがこの時期から釣れるポイントではあるが、年周りでムラが大きいのでちょっと
心配しながらのスタート。

 到着すると、すでにMさんとIさんが釣りを始めており、わたしもその付近から釣り開始。
本命のポイント1では当たりがなかったため、探り歩く方式で非常に浅いタナを中心に
せめていく。すると、初当たりはチヌっぽい抑え込みだったのに乗せられず。そして、
その少し後同じ付近を誘ってみると、セイゴの当たりがでる。

 合わせると少し引くものの、糸も出ていないので一発で引っこ抜いてとりあえずキープする。
サイズは27cmほどというところだが、今後のお土産の見込みが薄いことから、まずは
ストリンガーに掛ける。その後、Mさんの様子をうかがうと、ちょうどチンタをストリンガー
に掛けているところで、20cmカツカツのチンタ2枚とセイゴ1本を確保しているとのこと、
チンタが出ている情報で少し気合をいれて、チンタ狙いで探りをいれる。

 浅いところで出るのはセイゴ、ウロハゼと言ったところで、狙いのチンタには当たれない。
そんな中、26cmのセイゴを釣って、これもキープ。そのあと、もともと狙いをつけていた
本日の本命ポイント2を攻めることにする。早速当たりがあり、セイゴ25cmをリリース、
さらに当たりが続いて、気がつくと、ストローは尻尾ばかりで釣りづらいことこの上なし。

 とはいえ、このポイントに来てからというものチンタ当たりが連発、尻尾餌でも、
なんども合わせる直前までは送り込んではいるが、最後に離してしまうようだ。そうこう
しているうちに、アクシデント発生。穂先のケミに糸がからんで、穂先が折れてしまった
らしく、変な位置にケミがある。

 このトラブルでもう帰ろうか、と思ったものの、これだけチンタ当たりがでているので、
さすがに1匹ぐらいは釣ろうという気になり、先端ガイドを飛ばした状態で探り続ける。
しかも1匹だけストローの頭が発見されて、これを使って探っていく。すると、なんとか
送り込むことができ、テンションをしっかりかけてから合わせる。やっと首を振るチンタ
っぽい引きで、そこそこ引いているのがわかる。バラシが怖いので一応タモ入れすると、
25.4cmという普通サイズのチンタで、ほっと一息。



 もう1匹と思ったが、根がかり発生+雨が強くなった+頭エサギレという3重苦にて、
撤退を決意。まあ、トラブルで竿を折ったのが非常に痛いが、とりあえず何とか楽しく
釣りができたかなという印象。

 Mさんも、さらにセイゴ2匹追加とのことで順調に魚を釣っていたようだった。私が
先に帰宅したため、そのあとも追加があったかもしれない。今年は、まあまあ順調に
魚が入っているようで、家から最短の釣り場のひとつであるため、今後も夕涼みに
行きたいと思う。


6/9 塩浜テトラ

2012年06月09日 | 根魚
6/9 塩浜テトラ

■データ
・メンバー:Bigone
・エサ  :ストロー虫 青虫
・対象魚 :カサゴ(22.8cm・20cm各1匹 以下数匹)
      ムラソイ(21cm 1匹 ビリ数匹)
       
■釣行記
 少し久々のHGへ、今回はソル殿と現地合流で土曜釣行とした。時期的にも、そろそろ
手前が良くなるころと踏んで、チヌも視野に探り始める。30分ほどの間で、ムラソイ1匹。
カニが1つといった感じで、1つチヌかという当たりがあった。

 この後、ソル殿合流でいつもの崖方面へ向かう。手前でも夜光虫と水のきれいさが
気になってはいたが、外までくるとさらに状況は顕著。いままでの傾向から言うと、
水がきれい+夜光虫が激しいというのは、ボーズの基本ルールのようなもの。

 ということで、気合を入れていろいろな探りをいれたが、気配薄く、こんな時の
最後の手段として、際穴をせめてみる。早速結果がでて、餌を一気に持ち込む魚がヒット、
少し耐えるのに気合のいるほどの瞬発力を見せたのは、21cmほどのまあまあいい型の
ムラソイ。この魚でこのサイズは結構な引きだと改めて感じる。この魚は、他の人の
仕掛けをくわえていて、見事にかつて穴に持ち込んでいたらしい。ムラソイは、
キープしていたが、移動前に、1匹だったため、リリースして写真なし。

 その後、やはり状況が好転しないため、少しでもましだった手前方面へと再移動を決意。
昔の実績Pその1まで戻る。ここでは、少し当たりが増え、途中チヌっぽい当たりも2回ほど。
しかし、腕が悪いせいで、どうしても食い込ませられず、さらには、ものすごいチヌっぽい
当たりで、カニが連発したりと、流れが悪い。ともかく、この日は、カニが速い動きを見せて
魚のような当たりを演出しており、非常に困った。

 そうこうしているうちに、なんとかそれらしいあたりを出して、思いっきり飲ませてから、
合わせると結構な引きのガシが上がってくる。これが22.8cmというサイズで、まあまこの
サイズならすこしほっとするな、と思えるものだった。



 その後20cm強のガシをつってストリンガーに掛けそこなってオートリリース。さらに
グレっぽい当たりで思いっきり合わせて、やり取り開始した直後に久々のラインブレイク。
明確に根ずれだったが、魚がでかかったのは確か、チヌだったかもしれない。といった
ところで、手前はそれなりに当たりがあり、それらしい動きもしていたが、今回も結局
チヌは釣れず、根魚釣りとなった。まあ、このポイントでは、これが本命という思いも
少しはあるのだが、それは言いわけ。釣れる感じで釣れないのは、腕のせいで、二週連続で
かなり悔しい結果となった。

 ソル殿はというと、狙いのメバルをぱらぱら、途中良型と思われるのをバラシていたが、
最後の最後に、ポン級アイナメを引きずり出しており、お土産確保していた。あれは正直
うらやましかった。


6/2 半田港

2012年06月02日 | セイゴ・マダカ
6/2 半田港

■データ
・メンバー:Bigone
・エサ  :ストロー虫
・対象魚 :セイゴ(34.4cm)
       
■釣行記

 前回幸運にもチンタを拾って、夏モード開幕ということで、この時期では少し早いなー
と思いながら、半田港へ。当然のことながら、半田スペシャルタックルで万全を期す。
魚が釣れていないようで、土曜の夕マズメに人がまばら。

 とはいえ、今日はこのポイントに決めていたので、気にせず釣り開始。先端の
好ポイントに入り、わずか2投目、明確な当たりとともに一気に穂先を絞りこむ
当たりがでる。これはと思いすかさず合わせると、根がかりのような重さが竿に
伝わる。中層の当たりだっただけに、やや不思議だったがどうも根がかりではく、
少しずつ動いている。

 この引きはエイに違いないと確信してやり取り開始。途中スピードはないものの
巨大なさかなが引っ張っていくのがわかる。たぶん30mほど走られたが、竿の弾力を
使ってやり取りするととてもじゃないが止められない。糸も強いので、竿をまっすぐに
使って止めてみるとなんとかとまる。その後は、竿を左右にふり強引に止めながら
足元まで寄せるが、ここからは捨石もあり、竿をたてなければならない。これだけ
やり取りすると、エイ以外の魚は考えられないので、糸を手で手繰ってよせにかかる。
この後、捨石の肩で糸がすれてブレイク、というか手で糸を切ったというか。ここまで
10分強ほど、まあ、貴重な時間を無駄に過ごした感が強く、腕もパンパンで大変だった。

 その後、付近を探ると結構チヌっぽい当たりも含めていろいろな魚の当たりがでるが、
送り込みが下手なのと、食いが浅いのと両方で、当たりが出るわりに、魚が食い込まない。
合わせることすらできない当たりばかりで、結果たぶん1匹か2匹はチヌがいたと思うが、
ちびの魚すら釣れず、合わせることもないという、悲しい状況に。

 想像はしていたが、潮が下がると魚の食いも低下してきたので、少し移動する。
非常に久しぶりに、通称おっさん堤に向かう。ここでは残り餌でなんとか、
キビレ・チヌ・セイゴのどれかに会おうという戦略で、ヘチを探り始める。

 あまり当たりがなくて、まともな時期、普通の場所で、まったく魚を釣らないボーズ
なんていつ以来?_と思ったが、タナを浅くとって探り始めるととうとうそれらしい
あたりがでる。すこしテンションをかけ気味に送り込んでいくと、穂先がもたれ込んで
いくので思い切り合わせる。すると底に向けて突っ込むまあまあの引き。魚の種類は
チンタか?と思いやり取りを続け、タモ入れする。魚はセイゴ。一度も水面で勝負しないし、
エラアライもなかったが、ともかくまあまあの魚が釣れてほっとする。なかなか幅広で
非常に元気のよいセイゴだった。



 その後、丸坊主逃れに安心し、底付近でチヌ・キビレ狙いに徹する。すると2度ほど
それらしいあたりがあり、とくに1回目は合わせる直前までいったが最終的には合わせるに
至らず。今回の釣りはなかなか魚の動きがシビアであたりを出すところにも工夫がいり
非常に面白かった。これで釣れれば最高だったが、久々のポイントでも魚の反応が
得られたし、まあまあ楽しめたと言える。セイゴは撮影後リリースとした。