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東京夢工房

今までに前例がない,市場もない,概念もないものへチャレンジする夢追い社長のブログ。

事務方の品質

2007-02-07 11:01:18 | 夢追草

製造業の品質は,扱う製品にもよるが,安全であることと壊れないことは外せないところである。 一方,サービス業では,安心と満足感が担保されなくてはならないはずだ。 一次産業から4次産業まで形態は異なっても,求める品質に大差はないだろう。 そして,品質を外すとどうなるかは,繰り返し歴史が教えている。

品質は自然に,また,無償で出来るものではなく,製造業に代表されるように,製造に直接係わる部門によって,意識的につくり込まねば,達成できない。 だから,品質は直接部門の専売特許のように扱われるが,実は,庶務部や経理部などの間接部門にも,品質問題はある。
これら部門の品質問題は,顧客に直接迷惑を掛けることはないので,意識されないことが盲点だ。

例えば,会議である。 メンバーが定刻に集まらず暫く待つ,いつも会議が長引く,或いは,議長はいても会議をコントロールしていない,通達に終始するなどでその会議すら必要ないなど,いくらもある。 だらしない時間の使い方をする部門は,品質が悪い部門である。
無駄な時間は,必ずどこかで挽回されて,それは余計な費用を発生させる。 残業代に化けるかもしれない。 光熱費にも化けよう。 そのように商品の原価外費用として,そのつけはしっかりと原価高に貢献している。

品質は,直接部門たけの掛け言葉でなく,自らの部門にも当てはまる目標だと,まず部門長が認識することから始まる。
当社の部門長は,理解しているだろうか?


虹のバク