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東京夢工房

今までに前例がない,市場もない,概念もないものへチャレンジする夢追い社長のブログ。

逆提案をセットにして

2006-02-17 09:39:48 | 夢追草

人様の意見に否定的な考えを述べるときは,理由を説明するだけでは足りない。 同時に,対案,あるいは逆提案を用意しなければ,単に相手を批判することになりかねない。

相手の方も,世の中,同じ考えの人ばかりではないから,当然,反対意見があると承知はしていても,こちらの指摘が批判じみてしまえば,素直には聞いて戴けまい。 納得してもらわねば,結果として,こちらの主旨が伝わらない。 発言が無駄になる。

反対意見を単なる批判としないためには,対案を合わせて示すことである。 そうすることで相手に一緒に検討する当方の姿勢が伝わる。 先方と同じ視線で,考えの違いを明確にすることが,議論としての礼儀でもある。

そして,対案や逆提案は,こちらも同じだけ真剣でなくては言えるものではない。 先様と逆の自分の意見は,立場が入れ替われば,今度は相手から同様の反論を受けることになるからだ。 そこをわきまえていれば,相手も真摯に議論に応じられるというものだ。

往々にして,論点に於ける自己の勉強不足・理解不足の場合に,批判だけの反論に陥りやすい。 また,その状況を自身で認識するのは難しく,気づかずに相手を傷つけてしまうこともあるように思う。
だから,余り自信がないときは,人様への批判意見は慎んだ方が良い。
私は,
異議を唱えるときは,「意見」そのものと,私ならばこうするの「提案」を,ワンセットにするよう心がけている