東京コンサルティンググループ TCG☆ナウ

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韓国語学習からの気づき

2011年11月22日 | 日記
「アンニョンハセヨ?(こんにちは。)
本社所属の佐伯と申します。

唐突な韓国語でのあいさつで恐縮ですが,
現在韓国の方が多く働いている環境で仕事をしていることから,
少しずつですが韓国語を勉強しています。

韓国人社員は優秀な方たちばかりですが,それに加えて,
物事に取り組む姿勢には目を見張るものがあります。
その証拠に驚くべきスピードで日本語が上達していて,
来日当初は挨拶ができる程度であったのが,
現在では日常会話に支障がない程になりました。

自分も見習わなければと,韓国語のテキストを購入して
勉強を開始しました。
購入当初は意欲十分でしたが,時間が経つにつれ
その意欲は減退し(いつものことですが),
いつしか韓国語のテキストは部屋の片隅に
放置されることになりました…。 

数か月が経ち,また新たに韓国人社員がいらっしゃる
ということを知り,かつその方がまだそれ程
日本語が堪能でないということから,
それを契機に改めてチャレンジすることにしました。

そこで以前に購入したテキストを引っ張り出してきたのですが,
やはり難しい…。
ハングル文字もはじめのうちは識別が難しく,
努力も空しく学習の効果も実感できない状態が続きました。

ここでふと,このテキストそのものの質が悪いのでは…?(短絡的ですが)
と感じ,新しいテキストを購入することにしました。

新しく購入したテキストは,とても分かりやすく,
理解を深めるのに大変役立ちました。
韓国語の文例とそれに対応する日本語訳が並列しているという
レイアウトは同様ですが,新しいテキストの良い点は,
単語単位で下線が引かれており,日本語の単語との対応関係が
より明確になっているところです。
これにより予備知識の全くない自分にとっては,
より効率的な理解が可能になりました。

新しいテキストに満足する一方,
「最初からこちらを購入すべきだった。最初に購入したテキストは
全く役に立たない無駄なものだった…。
買う時にもう少し内容を確認すべきだった…。」
という後悔もありました。

ところが…

理解が徐々に深まるにつれて,
新しく購入したテキストが物足りなくなってきたのです。
あれほど満足していたにもかかわらず…。
そもそも,文字が大きく,掲載されている文例も決して多くなかったのです。

ここで,改めて以前に購入したテキストを開いてみました。
改めて読んでみると,新しく購入したテキストよりも文例が豊富で,
またより多くの単語も紹介されていることから,
この水準をマスターすればコミュニケーションの幅も広がることが期待される,
なかなか良いテキストであると気づいたのです。

この見解の変化は,自分自身の変化,成長によりもたらされたものです。
最適な教材は学習者のその時々の能力に応じて変化するものなのだと
実感しましたし,変化に応じて柔軟に対応することが
大切だということを学びました。


筋力トレーニングを効果的に行うためには,
その時々での筋力に応じた適切なウェイトを選択する必要があると聞きます。
トレーニーのその時点での能力に応じて,
適宜最適な負荷を選択できるかがトレーナーの力量を測定するうえでの
重要な指標であり,もっと広く言えば,
教育者に求められる重要な素養なのでしょう。

小学生に対して,あるいは大学生に対しての教育者のアプローチが
同じであることはないはずです。

対象者の段階に応じた教育手法が求められるということなのでしょう。

仕事に対する姿勢

2011年11月22日 | 日記
人財開発 新宿本社所属の伊地知(いじち)と申します。

先日、私はTCGのメンバーを呼んで
結婚披露宴を行いました。
ピアノを弾いてくださった久野会長、
司会を引き受けてくださった琴寄さん、
お越しくださった社員の皆様、
また今回お呼びすることができませんでしたが
お祝いの言葉をかけてくださった皆様、
この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。


さて
披露宴の準備をすすめる中で
色々な人との出会いと、学びがありました。
基本的にブライダル業界の方は
情熱的な方が多いのかもしれません。

ある会場紹介業者の方は、
私達が遠慮させていただいた際に
「是非お二人の幸せを見守りたかったのですが…」
と目に涙を浮かべながら残念そうにされていました。

また、ある衣装店では、女性スタッフの方達が
衣装をコーディネートすることに
人生をかけているかの如く
本当に楽しそうに衣装を選んで下さいました。

私達は普段仕事をしながら涙を流して残念がったり
心底楽しい気持ちになったりすることがあるでしょうか…
この方達はきっと、それぞれ
自分の仕事に対して思い入れやプライドを
持っているのだと思います。
この姿にはとても見習うべきものがあります。

皆さんが今の仕事に対して抱いている
思い入れやプライドはどのようなものでしょうか?
私自信にとっても、自分の仕事に対しての哲学を
見つめなおしていく良い機会になりました。


【くのじむ日記】11月21日

2011年11月22日 | 日記
本日、くのじむ日記を担当します、田代未歩です。
朝の冷え込みが厳しくなってきました。風邪などひかぬよう、お気をつけてお過ごし下さい。



【久野会長のお話】


(増田さん)
この間片瀬さんと、中小企業の税金についての討論番組の座談会に参加致しました。しかし、テレビ局側のテーマがぼやけてしまって、座談会はあまりうまくいきませんでした。参加した方は、下は大学生から上は年配の方でした。


(久野会長)
総じて大衆の意見になってしまったと思います。増税については、やはり皆反対でしょう。年金の支給開始年齢を引き上げることについても皆反対するでしょう。社会保険は国民と国からの財源で成り立っています。収入と財源のバランスを保たなくてはいけません。でなければ、将来成り立たなくなってしまいます。辻褄があわない議論は駄目です。国の財源がマイナスになると、赤字国債発行という流れになります。日本は赤字のため、赤字国債が900兆円に膨れ上がっています。収入と費用については、今現在企業の収入が下がっています。にもかかわらず、費用が上回っているのです。これからは、税金の中で、若い世代で払わなくてはいけくなります。ではどうすればいいのでしょうか。現状維持のままなのか、北欧のように福祉国家にするのか、日本はある意味福祉国家です。もしくは、小さな政府にするという考えもあります。公務員を減らし、全てを削減するのです。今は大きな政府のため、収入を引き上げることはできます。つまり、増税するのです。年金を受け取りたいなら、増税するしかないのです。いずれは、修正しなくてはいけない時がきます。このような議論をしないと意味がありません。ギリシャ国民のニュースは情けないと思います。アメリカのデモも、日本国民の姿と一緒に見えます。


(小倉さん)
会長の言う通り、年金を減らし、削減することが大事だと思います。


(久野会長)
何年も働いて年金を納めたのに我々老人を見殺しにするのか、と言われたらどうしますか。


(小倉さん)
実際に減らしたとしても、暮らしていけると思います。


(増田さん)
ご年配の方は、たくさん知識があります。増税には、まず支出を減らしてからではないか、埋蔵金があるのではないか、との意見が多くありました。ただ、将来の期限については誰も意見しません。


(久野会長)
私が民主党に投票したのは、削減を掲げていたからです。しかし、実際には子供手当てや、高速道路無料化でした。また、あれだけ事業削減したのに、その額はたかだか1兆円にしかすぎませんでした。埋蔵金は幻なのです。将来消費税を引き上げることは避けられないでしょう 。公務員を削減すること、公務員の給料を徹底的に下げることが必要です。公務員の仕事は企画と検証だけでいいのです。民営化すればいいのです。公務員法を変えることです。ただ、公務員法を変えることはなかなか難しいのが現状でしょう。


(片瀬さん)
これ以上の費用削減は無理だと思います。昔から費用削減と言っているにもかかわらず、赤字が増えているからです。


(久野会長)
費用削減は独裁者にしかできません。


(片瀬さん)
今の日本に独裁者はいるのでしょうか。


(久野会長)
小泉前首相や、橋本前府知事のような方かもしれません。国が破綻すると、独裁者が出現します。私は最近、国と星は似ていると思うようになりました。星は生まれ、いずれ爆発して消えて行きます。国もどんどん成長して、いずれ破綻するのです。成熟した国はいずれ破綻します。そして、日本が増税できないのは、民主主義だからです。


(片瀬さん)
人口が減っている今、特に増税は難しくなると思います。


(久野会長)
我々は今この状態が、初めての経験になります。力がないとリストラは難しいものです。もし公務員をリストラしたら、彼らはストライキを始めるかもしれません。そして、民営化しようとすると、相当な人間が死んでしまうのです。国鉄の時は、何人か死人がででしまいました。またアメリカはリーマンショクの影響で、お札を2倍に増やしました。そのため、円高になったのです。お札を増やした為、借金は半分になったのですが、同時に財産も目減りしていく状況になりました。戦争でドイツが負けたとき、大量のお札が必要でした。戦争で負ければインフレが起きるのです。通貨の価値が下がると、我々は何を保有すればいいのか分からなくなります。それで今、金が高騰しているのです。また、日本の国債の金利が低いため、安全だと思われています。しかし、将来日本は破綻する可能性があります。そのため、その時の対応策を考えておく必要があります。ある会計士が言っていたのは、オランダ・スペイン・イギリスなどのように長期低迷の状態は、400年までなら何とか持ちこたえられるということです。20年ほどの期低迷状態の日本が復興するのは幻想です。かつての日本のように復興してるのは、今は中国だけです。


(愛敬さん)
破綻するのは仕方がないでしょう。私はそう悟っています。個人的な意見ですが、バブルの時でも、日本の政治は二流でした。でもある意味、政治家成熟モデルの先端だったと思います。政治家の打つ手が、理念から大衆になったのです。日本が20年に渡って見本を示せませんでした。これからも無理だろうと私は思います。


(久野会長)
知識層は、これから国外逃亡に備えるでしょう。国を捨てるのです。日本ではなく、海外に住んでしまおうと考えるのです。破綻しても大丈夫なような体制作りは必要です。


(愛敬さん)
リスクを分散するということが大事だと思います。1点集中でなければいいと思います。そして現物です。今であれば、円はまだまともだと思います。


(久野会長)
円は一気に下がったら逃げれなくなります。国が破綻すると思われると、急に円安になるからです。


(愛敬さん)
何年単位でサイクルするのかは分かりませんが、通貨ではなく現物がいいと思います。



【でき若ディスカッション】第9章2節 「ゴール」を目指すか、「道」をつくるか P.191~


(久野会長)
昨日「Running Organization」の本を買いました。組織を前進させるためには、PDCが必要です。そのために朝研をしているのです。効率性があるかは疑問ですが、必要です。2009年の我々の従業員は455名でした。今は減少して280名となっています。昨年は経常利益が1億8千万円でしたが、今年は1億円に届くかどうか、過去最低となりました。総利益はあるように見えても、社員数が多いため、一人あたりで換算すると少ないのです。現在、市場は国際化しており、チャンスが到来しています。国際化に向けて、スピートと競争が大事です。会社設立はすでにできています。しかし、人材が不足しているのです。目標は500名の従業員数です。今がラストチャンスです。そのための人材配置をしなくてはなりません。我々は、人の割り当てに戸惑っています。なぜなら、海外に行く人材がいないからです。インド以外の海外支店は、インドと比べて利益は出ていません。なので、人材を充実させなければいけません。社員数増加があればすべて解決します。独立系会計事務所ナンバーワンになれるのです。派遣というスタイルも、市場で生き残っているので、まだこれから拡大していける分野だと思います。未経験はプロフェッショナルになるために、修行時間が必要です。資格取得と経験を積み、プロフェッショナルになるのです。みんなに勉強時間を与えるために、就業時間を短くしているのです。会社に依存する人間ではなく、自分の力を持って欲しいのです。プロフェッショナルになる前に転職してしまうのは、人生にリスクを抱えることになるだけです。自信と確信次第で将来性は拡がり、収入も掛け算式で上がっていきます。しかし、自信がないままそのまま仕事をするだけでは、期待もなければ自信もなく、収入も伸びないでしょう。TCGブランドはコンサルタントにあります。グローバルマーケットで我々はとてもいい位置にいるのです。我々にとって大きなチャンスです。そのことを正しく理解して欲しいです。会計市場はこれから海外に移り、国内の経理は必要性がなくなっていきます。我々はこれから急激に良くなります。来年は苦労するかもしれませんが、再来年からは品質を更に上げ、顧客を増やすのです。国際業務を取り込めたならば、確実にアジアナンバーワンになれます。夢物語ではないのです。せっかく私にはビジョンが見えてるのに、皆と共有できないのが歯がゆいです。では、5分間のグループディスカッションをしてみてください。



【各グループでのディスカッション】


(小林(祐)さん)
私のグループには新入社員がおりましたので、彼らになぜ入社したのかを聞いてみました。彼らの内の一人は「会長の顧客主義の考えに感動して入社を決めた」と言いました。


(久野会長)
顧客主義を理解するのは、とても難しいことです。目の前の顧客のことだけを考えてのサービスは、顧客主義ではありません。顧客の言うことを聞くだけが顧客主義ではないです。皆さん誤解しています。私は客とも喧嘩しますし、切り捨てもします。それは、社会のことを考えているからです。


(中道さん)
我々の会社の国際化をどう考えているか考えてみました。資格勉強をしている未経験者にとって、国際カラーはとても大変です。しかし、必然性は感じています。そして、国際を意識している企業は少ないと思います。


(高橋(功)さん)
我々はアジアナンバーワンになれると思うかどうか聞いてみました。なれないと思う人の意見としては、人数を増やしていきたいがなかなか増えないので、難しいのではないかという意見です。また、海外での案件がなかなか見えづらいこともあります。なれる人の意見は、これだけ海外に拠点を広げている事務所は我々だけです。かつ、出版戦略もあります。これはとても強みになると思います。足りないのは技術と実行力です。我々がやることはとても明確です。専門性を持ってレベルを上げていけば、間違いなくアジアナンバワーワンになれると思います。


(久野会長)
意見は、たった一つのきっかけで変わります。派遣モデルをしているため、今の我々の評判は悪いものです。そのところを、もう少し良く見せる必要があります。しかし、ビジョンを共有できないと無理です。できないと思っている人には、論理的に語るしかないです。しかし、他の事務所に語ると、所長などはすぐに理解してくれます。派遣モデルをオープンにるすことは、競合他社が真似をするため、リスクであります。多く話すと、競合他社を増やすことになりかねません。とにかくスピートをつけ、理解してもらうしかないのです。皆さんには、感性を高めて欲しいです。


(和久井さん)
海外のシェアは現実にどう増やしていけばいいのよく分かりません。


(久野会長)
他社はプロフェッショナルだけのため、給料が高いです。我々は派遣モデルがあったからこそ、海外に進出できたのです。監査法人でさえ海外に行きません。なぜなら、彼らは保守的で、人数を増やせないからです。


(和久井さん)
では、どうしていくのですか。


(久野会長)
頭が固い人間を鍛えて上に引っ張り上げるのです。


(滝本さん)
我々は人数を増やさなくてはいけません。資格を取って経験を積み、海外に進出することで、モチベーションが上がります。


(久野会長)
私が言っていることは必ず実現します。実際1年でこれだけ海外拠点を作り、しかも本も製作しました。インパクトは大きいと思います。市場は作れるのです。


(滝本さん)
確かに、銀行に電話すると皆さんびっくりします。反響はとても大きいです。本に書いてある情報量にびっくりして、他では作れないとおっしゃいます。


(久野会長)
私の戦略を理解してほしいです。


(佐藤(大)さん)
根底をしっかりすることだと思います。将来の目標を立てるのではなく、今何をすればいいのかが重要です。アジアナンバーワンのためには、人員を増やすことです。


(久野会長)
勉強して資格を取って欲しいです。仕事をこなし資格を取ることです。そうすれば、次のステップに進むことができます。今徹底的に勉強するのです。まだまだ勉強量が足りないです。今は勉強する時期で、あなた達は勤労学生でもあるのです。とにかく、勉強して下さい。プロに大事なのは勉強をすることです。この道を避けないで下さい。勉強せずに仕事に逃げると、ろくなことがありません。この話はこれからもっとみなさんと話さなくてはいけないでしょう。最初は厳しいかもしれません。いばらの道です。でも、それはあなた達のためです。皆の親と同じです。嫌なものの本質を見極めて欲しいのです。