ソクオケに再び参加♪

10月に参加した「ソクオケ」
http://sokuorch.exblog.jp/

の第三回が昨日行われて、再びフルートで参加しました

今回の曲は、ブラームスの交響曲第一番

前回は第四楽章だけを演奏したんですが、今回は全楽章。
私の担当は、一楽章のセカンドパート。

前回は、オケに参加すること自体が初めてだったので、ワクワク
だけで、演奏を楽しむことができたのですが、その一方で、責任の重大さもちょっとわかったりして・・・・。

ですから、結構、本気で練習した今回。

昼下がりの自宅でフルートを吹き、電車の中では、Ipodとスコアを見ながら通勤、
果ては、お風呂でもIpodとスコアを持ち込んで、フレーズを歌ったりと、ブラームスしか聞かない二週間を過ごしました
（つまり、二週間前から始めたから、こんな生活なんですけど・・・）

さて、カラヤン・ベルリンフィルとの練習の成果を出すべく、
（Ipodの曲と合わせていると、いつの間にか、自分も団員になったような錯覚を起こしてしまいます）
はりきって臨んだ当日

今回は、フル編成の80人近くが集まり、ソクオケも大所帯に成長しました

この一日の大合奏のために、全国各地から集まってくるんですから、音楽の力ってすごいですね。

ソクオケもさまざまな分野で認知していただいたらしく、ゲストも作曲家の先生、ピアニスト・指揮者の方、とお越しいただきました。

「のだめカンタービレ」にも登場する海老原大作先生こと、作曲家の大澤徹訓先生
にはなんと曲のアナリーゼ（分析）もレクチャーしていただいたんです。

完璧な理解は、素人には難しかったのですが、素人でも楽しめるお話もたくさん織り込んでくださいました

そして午後の指揮は、なんと「のだめカンタービレ」の監修も行っていて
現在NHK交響楽団の首席オーボエ奏者であり、指揮者でもエッセイストでもある
茂木大輔さんが行ってくださったのです

私は、10月に茂木さん指揮の「のだめカンタービレ」の演奏会を聴きに行ったこともあって、感激もひとしお

しかし・・・・・

プロが指揮するということは、甘くない・・・ということ。

チューニングに始まり、合ってないと、何度も繰り返し。
他のパートが特訓を受けていると、「次は自分かも」と緊張が走る。
一人ずつ音を出すときなんて、どきどき。

この緊張は、そうだ、高校時代の数学の授業を思いだすよう。
（難しい宿題をやってこないとげんこつされましたよ）
もちろん、茂木さんはげんこつしませんが）

でも、げんこつがいやなら、必死で宿題をやってくるように、
指揮も真剣に見て、楽譜にも集中し、かつ、茂木さんの的確な指導に沿っていくとみんなの音が変わってくるんです

私も無我夢中で演奏にのってたら、一生懸命数えなくちゃわからなかった箇所が自然に吹ける、練習で結局うまく吹けなかったところが、勢いでふけてしまう・・

もちろん時間的にも限界はあるけれど、誰もがビフォーアフターを目の当たりにし、心地よい疲労感と充足感を感じていたようでした。

恐るべし、茂木マジック

そして、茂木先生はそのマジシャンぶりを打ち上げの場でも披露。
陽気な先生の周りには、みんなが集まって、ますます楽しい飲み会に

「ソクオケ」第4回は、秋の予定。

続けられるところまで、ぜひ、続けたいと思っています