被災地 宮城県 山元町に行く ②準備 編

今回は、全くの私、企画のボランティアです。

山元町に行くことだけは決まったけれど、決めることは山ほど。

まず、決めることは、一緒に行ってもらえる仲間、です。

絵本とミニコンサートなので、楽器が弾けたり、歌ったりできる方・・・・・。
私の周りでも被災地で何かできたら、とおっしゃるプロの音楽家の方は何人かいらして、お声をかけさせていただきました。
あとは、女川の避難所に行った際、アナウンサー仲間が歌ったら、
なさんに喜んでいただけた、と聞いたので、歌詞の持つ力や、人の声の
癒しの力を感じ、声楽家の方にもお声をかけました。

・・・といってもスポンサーがいるのではないので、私と同じく、交通費、自腹での
公演・・・・・・申し訳ないと思いつつ、お気持ちのある方がいらしたら・・・と
お返事を待っていたところ、素晴らしい方々の協力が得られました！

ソプラノ歌手の半田美和子さん
http://miwako-handa.jp/

同じくソプラノ歌手の渡邉恵津子さん

http://music.geocities.jp/gijinkaicoro/etsukowatanabe.html

また、半田さんのご友人で伴奏をたびたびなさってる
石黒彰さん
http://www.ne.jp/asahi/akiraishiguro/homepage/

半田さんと渡邉さんとは、指揮者の茂木さんの公演の際に美しい歌声を聞かせていただき、その後の飲み会で（！）お会いして以来、
ミクシィでのつながらせていただいていました。

石黒さんは、半田さんにご紹介いただきました。
今回は、キーボードでの伴奏ですが、作曲、バイオリン、フルートなんでも演奏できてしまう、ミュージシャン、です！

他にも、スケジュールが合わず残念！いつかぜひ、とおっしゃってくださった方もいまして、大変ありがたかったです。

さて、4人で行くことが決まり、毎日のようにメールや電話で
曲のこと、場所のこと、細かくは、新幹線の時間や、切符の手配や、
レンタカーの手配やさまざまなことを連絡しあい、
前日には、半田さんが先生をなさってる桐朋学園大学に4人で集まり、
リハーサル、打合せもさせていただき、あとは、当日を待つだけとなりました！


もう一つ、準備が必要だったのは、絵本。

前回、女川に行った際、絵本を配ったけれど、足りませんでした。
「目の前にいるみんなに」「好きなだけもって行っていい」
と、今回は言いたくて、私はスポンサーを募りました。

また、このスポンサーには、もう一つの側面があって、
大勢の人が応援していることを被災地の皆さんに知ってもらいたいという、
思いもあったんです。

まずは、私の周りのママ友。
同じ2歳児をもつママたちも被災地のために何かやりたい！という人がいっぱい。
絵本を数冊ずつ、中には、友達にアナウンスして
更に集めてくれた人もいて、本当にありがたかったです。

また、私が絵本の読み聞かせ講座でお世話になっている
ベイビーオアシスさんは、
http://www.babyoasis.co.jp/

やはり、被災している親子のために何か力になりたいと、常々思ってらして、
今回は、3万円分の絵本をお送りくださいました！

その他にも、私の実家の母や妹夫婦や弟、など家族もスポンサーになってくれ、
全部で70冊ほどの絵本をスーツケースに詰めて持って行く準備が完了！

絵本を購入したクレヨンハウスさんも被災地の皆さんに読み聞かせるなら、
こちらの本はいかがでしょう、と本の選定を手伝ってくださいました。

絵本はこちら！


実際の読み聞かせのお話は、

次回で。