言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

発顕還元の原理

2021-05-21 05:53:33 | 日記
これは、ふりこの原理とも呼ばれています。

物事はすべて振り子と同じように、相反する二つの方向の問を動いて進みます。一方は発顕の方向、もう一方は還元の方向。二つの方向を交互に運動していることを「発顕還元の原理」と呼びます。

つまり、大切にしたら大切にされる。与えれば還ってくる。出したら入る。という事です。

人間関係、お金、時間、幸福など全てにおいての原理原則だと言われています。

私もこの原理は常に頭の中に入れてあります。

大切にされたいなら先に大切にする。

時間の自由が欲しいなら、人の時間も奪わない。

お金が欲しいなら、当然貢献や応援をする。

株などの投資での利益も会社を応援している事になります。


この原理で一つだけ消化ができない考え方があります。

それは病気もこの原理に基づくと考える点です。

病気は人の踏むべき道を間違えたのだという赤信号だから、その間違いを見つけ出し、やり直すと元の健康体に戻ると考えるのですが、

生活習慣病など自分の不摂生で起こる病気には当てはまると思います。

しかし、難病のような原因不明な病気に罹患した場合、この考えではあまりにも辛いと私は思います。

私は何人も難病の方へリハビリを提供していますが、

よく何故こんなに素敵な方が病気にならなくてはならないのか。と思います。

発顕還元の原理に基づいているとは考えられません。

早く治療法が見つかることを願い、

私は私に出来る事を全力で行います。



インサイド・アウト

2021-05-20 06:28:00 | 日記
私の住んでいる地域は梅雨入りして

連日雨が続いています。

雨が降ると晴れの日よりも何となく元気がでません。

太陽光を浴びる時間の減少や気圧の低下など物理的な問題もあるのでしょうか。

私は雨のような環境因子で元気が出ない時に思い出して元気を奮い立たせる考え方があります。

それが“インサイド・アウト”です。

この言葉はスティーブン・R・コヴィーの

“7つの習慣”に出てきます。

7つの習慣を学ぶ前の基本的な考え方です。

インサイド・アウトとは、自分自身の内面(インサイド)、パラダイム、人格、動機などを最初に変え、それから、外側(アウト)、他人や環境を変えるということ。

第一の習慣の“主体的に生きる”にもつながります。

つまり、変えられない環境に文句を言う前に自分自身に目を向けて生きて行く事になります。

本の中の例文にナチスによるユダヤ人の大虐殺で生き残った精神科医の話が出てきます。

生死を分けたのは、絶望の有無だと言います。

生き抜いた精神科医はどんなに酷い拷問を受けても、自分の内側は、生き抜いた後の明るい未来を考えていた。

つまり外部からの刺激と内面を分けて考える事ができていたから生存できたと言っています。

雨が降っているくらい元気が出ない理由にはなりませんね。

今日も内面から元気にいきましょう😊

言葉の日

2021-05-19 06:26:00 | 日記
昨日は5月18日でした。

5(こ)10(と)8(ば)の日であると

ラジオで言っていました。

今までのブログにも登場したかもしれませんが私の好きな言葉を紹介します。

“やればできる”

→親からよく言われました。

“案ずるよりも生むが易し”

→ことわざです。

“Time is Life

→映画の言葉

“辛い時はお腹を一杯にしなさい”

→母親の言葉

“満点は意味がない、低い点ほど頑張れる”

→父親の言葉

思考は言葉になり
言葉は行動になり
行動は習慣になり
習慣は人格になり
人格は運命になる

→講演での言葉

現在は聞いてきた言葉でできている。
未来は使う言葉でできる。

→講演での言葉

これからも沢山の素敵な言葉を聞いて、使って、現在も未来も楽しんでいきます😊


怒りの正体

2021-05-18 06:12:00 | 伝えたいこと
私はダメだと分かっているのに、子どもを感情的に叱ってしまう事があります。

叱ると言えば教育的な意味もありそうですが、感情的に叱るとなれば、それは“怒り”の感情に近いのかもしれません。

今日は感情的に叱るのを卒業するために怒りについて調べてみました。

心理学者のアドラーは人が怒る目的は4つあると言っています。

①支配
→親子や上司と部下などの関係で、相手を自分の意のままに動かしたいと思う気持ち

②主導権争いで優位に立つ
→夫婦間、社内、仲間内で、主導権を握りたいという気持ち

③利権擁護
→自分の権利や立場を守りたいという気持ち

④正義感の発揮
→正しいことを教えたいという気持ち

①の目的を果たす為に怒るのであれば、直ちに辞められそうですがしっくりきません。

④と考えると、子どもが暴力など間違った行動をしてしまった時などに当てはまる気がします。

ただ、目的がない時も怒りの感情がでる時はあると思います。

例えば自分の大切な人や物を他者に意図的に傷つけられたとしたら

④の正義感などでは処理できない怒りで支配されるような気がします。

そこでしっくりくる考え方がプルチックの感情の輪です。

この考え方は一次感情と二次感情に分けて考えています。

一次感情は8つあります。
喜び、信頼、恐れ、驚き、悲しみ、嫌悪、怒り、予測(期待)

怒りは一次感情に入っています。

そして、二次感情とは一次感情の組み合わせで起こると考えます。

例えば
愛情=喜び+信頼
服従=信頼+恐れ
攻撃=予測+怒り

となります。

つまり相手を攻撃する時は予測できていた怒りの場合に起こる気持ちとなります。

あまりいい例えではありませんが、

子どもが何回言ってもきかないので手が出てしまう人の気持ちでしょうか。

また
憎悪=驚き+怒り
となります。

大切なモノを傷つけられた時に沸く感情でしょうか。

怒りにも様々な感情があります。
複雑な感情が混じり合い多種多様な気持ちになっているようです。

ここまで書いて、結局私はなぜ感情的に子どもを叱ってしまうのかが分からなくなってきました💦

次の考え方は怒りを二次感情と考える考え方です。

例えば心配や寂しさなどの一次感情が怒りを引き起こすと考えます。

待ち合わせの時間を連絡なしに遅れた相手に怒る(心配→怒り)

子どもと遊ぶ約束をしていて、急な仕事が入り怒られる(寂しさ→怒り)

この考え方は分かり易いです。

対応策も考え易いです。

怒らずに一次感情を伝えると相手には上手く伝わります。

私は心配した。
約束を守ってくれなくて私は寂しい。

子どもは怒ると怒られないようにと考えてしまいます。

ここまで書いてようやく怒りの正体が何となく分かってきました。

怒りには3つのパターンがありそうです。

①プルチックの考え方のように、一次感情としての怒り

大切なモノを傷つけられたような怒りは一次感情で仕方がない怒りだと思います。

②二次感情としての怒り

一次感情を理解することで怒りをコントロールできそうです。

③行為としての怒り

服従(怒り+恐れ)させる事が目的で恐れの部分を強調した怒りや、八つ当たりのように行動としての怒りは、好ましくない行為だと考えられます。

私が子どもを感情的に叱る場面は自分に余裕がない時か本当にダメな事をした時や危険が迫った場面です。

余裕のある心理状態に身を置き、行為としての怒りを止める。

二次感情の怒りは一次感情を冷静に伝える。

これで感情的に怒る、叱ることはなくなりそうです😊







40代を後悔しない50のリスト

2021-05-17 06:24:00 | 
私の住んでいる地域も梅雨入りしました。

先日、冬布団のシーツをコインランドリーで洗いました。

洗濯時間は40分。

コインランドリーの隣の隣にあるブックオフで時間を潰す事に。

欲しかった本が安く見つかりレジに向かう途中にこの本が目に止まりました。

私は今年で40歳になります。

また、常に成功体験よりも失敗談からの方が学びが多いと思っていたので、

題名に惹かれて購入しました。

欲しかった本を4冊買ったのに、最後に気になったこの本を一気に読んでしまいました。

この本は50代や60代の方が40代を過ぎて感じた後悔を元に構成されています。

私の学びに繋がった後悔を紹介します。

後悔①二次元で考えなければよかった
→失敗か成功どちらかではなく、豊かな人生はグレーから生まれる

後悔②未来の成功より、今日一日を大切にすればよかった
→未来の目標設定も大切だが、今をどうありたいかの目標設定もしておくことも大切

後悔③会社以外の居場所を見つけておくべきだった
→自分の存在意義を実感できる仕事以外の活動に意識的に参加する

後悔④サラリー以外の生活の糧を持つべきだった


私は今から40代が始まります。

先輩方の後悔から学び、充実した40代にします😊