パークシティ武蔵小杉の購入記

パークシティ武蔵小杉を購入した時の記録です

シックハウス症候群

2006-10-19 | その他



今日は24時間換気を導入させるに至った、シックハウス症候群についての話です。シックハウス症候群とは接着剤や塗料の溶剤に含まれる揮発性物質が、人体に影響を及ぼし、のどの痛み・目のチカチカする痛み・皮膚炎・喘息・下痢・便秘・慢性疲労・頭痛などを引き起こす疾患になります。
http://www.ads-network.co.jp/tokusyuu/t-08/t-0801.htm
http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s11222/sick/sick4.htm

具体的な揮発性物質は、ホルムアルデヒド・VOD(トルエン・キシレン・ベンゼン)などがあり、フローリング、合板などの接着剤や塗料に含まれています。また住宅建材だけでなく、ソファーや棚などの家具にもこれらの溶剤が含まれているため、新しい家具を部屋に入れたら換気する必要があります。これらの建材には建築基準法でJIS規制されており、最も優れたのはF☆☆☆☆(エフ・フォースター)となります。

揮発性物質の放出期間は、基本的に数年と言われていますが、ホルムアルデヒドに関しては放出されるまで十数年かかるとのデータもあり、数年後の中古であっても安心できないようです。

また揮発性物質の放出ですが、室温が高くなるほど量が増えるようです。なので、夏に注意が必要なのはもちろん、暖房で室温が高くなった時に症状が出やすいと思われます。

以上のことから、24時間換気は少なくとも数年、可能であれば十数年、常時ONにする必要がありそうです。もちろん換気のフィルターが汚れるとカビやハウスダストをばら撒くことになるので、定期的なメンテナンスも必要でしょう。

もう少し詳しく専門的な知識を得たい場合は、こちらのサイトで論文を検索できます。
http://opac.ndl.go.jp