昨年「
新・土地のグランプリ 2009-2010」と同様、講談社より、土地の格付けが紹介された雑誌が出版されました。マンション立地編とありますが、土地の格付けは一戸建ての土地を含めたものとなっており、それとは別に、マンションの個別ランキングなどが紹介されています。
土地の価値観というのは人によって大きく異なります。格付けで上位にランキングられている住宅地であっても、自分のニーズ・好みに合わないと自分の中での順位は低くなるのではないでしょうか。
しかし、不動産に詳しい人の取材に基づくランキングを知ることで得るものはありますし、様々な価値観に触れることで思いもしなかった考え方に気づくことができると思われます。
現在、永住してもいいと思っている土地が二箇所あるのですが、興味深いことに、両方ともランキング圏外でした。こういう場所は自分にとっては穴場になりますし、逆に全然興味が無かった土地が、今回のランキングによって、現場を歩いて雰囲気を見てみたいと思うような場所もいくつか見つかりました。
気になる武蔵小杉の評価ですが、新丸子東3丁目が神奈川県で6位。
高級感:☆☆☆(最高5つ星)
利便性:☆☆☆☆
環境:☆☆☆
総合評価:8.5点(最高10点)
マンション参考価格:250万円/坪
賃料坪単価:1.34万円/坪
というものでした。昨年は神奈川県で22位、総合評価:7.5点だったので、評価は上がっているようです。
書籍の中で、沖有人氏が紹介されていますが、住まいのサーフィン内に土地のグランプリに関するコラムが掲載されています。地域別年収などどのように調べているのかと思っていましたが、沖氏の会社で国勢調査などを用いて調べているそうです。
「
沖有人のコラム マンション立地 土地のグランプリ」
「
Attractors Lab 町丁目・字別年収推計データについて」