畳職人(松浦畳店3代目のブログ)

和室は家族の一体感を高めます。

接客

2007-01-25 19:05:08 | 畳工事
今日の仕事は朝6時半出発して片道50分のところへ。
個人のお客さんだ。
商売人の奥さんで明るく声が大きい。

敷きこみのときはうちの父と意気投合して
ずっと話していた。
父の接客は天下一品だ。(手前みそですが)
とうていかなわない。

丁寧な言葉は一切使わないが言葉に心がこもる。
心を開いて娘の縁談先のご主人やご両親のことなど
話してくれた。

ご主人さんがよく知っている畳屋さんがいたみたいだが
奥さんの意向でうちが畳工事をすることになった。

お客さんは畳さえ綺麗になればいいのではなく
畳屋さんとの交流の中で癒しを求めているのかなあと
ふと感じた。

こないだは父の言った一言で施主の奥さんが亡くなったご主人を
思い出して涙を流していた。父も少しびっくり!

私もいい印象を残していける畳屋さんになりたい。

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