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https://news.yahoo.co.jp/.../25cde92949376382436d5aa4adb9...
「まるでぼったくりバー？」PCR検査45000円「どこのクリニック？」倉持仁院長、高額の自己負担費用に驚き
10/16(土) 14:18配信
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これは倉持先生のご発言を紹介する中日スポーツの記事ですが、この記事を読むと新型コロナの国内感染が始まった頃、マスクや消毒用アルコールが高額で取引されていたことを思い出します。
通常ならば1,000円未満のマスクが数万円で取引されたという報道を目にしたこともありました。
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このときも感じましたが、必需品が品薄なときや、品薄でなくてもPCR検査のように必要な人には絶対必要なものは不当な額による取引が横行しがちですね。
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「日本は自由経済だから需要が多く供給が少ないものが高額で取引されるのは当たり前だ。」というのがこのとき高額でマスクを売りさばいた人の言い分でした。
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しかし、それは違うのですね。政府関係者も、とりわけ政策立案担当者もこの点の理解が不十分な気がします。
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自由経済は計画経済と対を為す概念ですが、いずれも平時が前提です。計画経済は共産主義国家が普通に採用しています（もっとも、最近そうでない国が出てきましたが今破綻しそうですね。）。
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話を戻します。
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計画経済と混同されがちなものに統制経済があります。わが国でも戦後の物不足のときに物価統制令が出され自由な取引が制限されたと記憶しています。
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新型コロナの脅威がまん延している現状は物価統制令が出された社会状況と近似していると思います。
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自由経済に委ねてもよい領域は放置しても、そうでない領域では政府の介入が必要でしょう。
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PCR検査の領域は政府が介入すべきものだと思います。なぜならば、取引の自由が売り手によって制限されているからです。
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高額なPCR検査は、飢えている人が「何が何でも食い物が欲しい」という状態で高額のサツマイモを買わされる状況によく似ています。
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商品取引の自由が阻害されている状況では自由経済は弱肉強食経済へと堕落することになります。
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他方、ワクチン接種と同様、PCR検査は結局公衆衛生に資する行為ですね。ワクチン接種と異なりPCR検査では当事者が得られる利益は「安心」だけです。
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陰性証明書で海外渡航ができたり、仕事に就けたりという場合もあるとは思いますが直接的ではないですね。
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いわんや、陰性証明を得る目的も無い人が受けるときは、その利益は安心だけです。
しかし、多くの人が検査を受ければ感染実態が明らかになり、また、陽性者の発見にもつながるので社会全体として、そして国家レベルで大きな利益を得ることになります。
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獲得する利益バランスを考えると、個人の利益は小さく国家・社会の利益は絶大です。
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このような検査を個人の費用負担に委ね続けるのは誤りです。
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さらに健康な人は特段の事情が無い限りわざわざ時間を割き、自費で検査を受けるとは考え難いですね。
その結果、症状の無い陽性者が潜在化するのでしょう。
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いま、感染は下火になっています。一時期、保健所の負担が激増したため、積極的疫学調査が中止されたそうです。しかし、いまこそ濃厚接触者ばかりでなく、感染経路が最も多いとされる「家族」を中心に検査を進め、さらにその検査の輪を広げる必要があると愚考しております。
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ワクチン接種者の割合が世界一だと政府は自慢しているのですから、そのやり方で検査数も増やし国民皆検査を目ざして欲しいものです。
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えっ！「PCR検査の一斉検査はプライバシーの侵害」ですか？とんでもないですね。プライバシーの問題は一切生じませんね。この点はまた別に。(^^)
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浅学非才愚考卑見乱文長文多謝、m(_ _)m
