サントリーから新発売。トリスのクラシックを試してみます。
アンクルトリスでお馴染みのトリス。
最安クラスの銘柄として、居酒屋に、家での安飲みに大活躍しています。
味は…ですが、安いことと、焼酎のように割り材を楽しめるのも利点なのでしょうか。
今放映されている、東出昌大さん出演のCMは大人でクールな印象で、
エキストラの「レッツハイボール！」的な明るさとは一線を画しています。
通常市販されている「エキストラ」は40°ですが、今回発売の「クラシック」は37°とのこと。
「それってペットボトルのトリスブラックを瓶詰めしただけでは？」と感じますが、
見えてる地雷でも踏み抜きにいくのが当ブログ。恐れずチャレンジです。
まずはストレートで。
案の定、安酒特有のアルコール臭さはありますが、思いの外マシですね。
（サントリーの安酒は香りだけは作りがいいことが多い気がします）
バニラやカラメルのような甘やかさと爽やかな果実香を奥底に感じます。
口に含んでみると、おや、案外イケる…と思いました。一口目は。
二口目。やっぱりそれなりに癖があるかなー。まあ悪くないかも。
三口目。あ、やっぱり安酒でした。もういいです。
エキストラよりは度数が低いからか、いくらかマシですが、独特の厭味は変わらず。
特にロックや濃い目の水割りにすると悪目立ちしてしまい、ちょっといただけません。
ハイボールにすればその辺はどうでもよくなりますが、ほぼ味の無いハイボールです。
700mlで700円前後と、ブラックニッカクリア以下の価格で買えますが、
クリアと比べてしまうと、飲み心地、汎用性でクリアに軍配。
サントリーの廉価帯の割にはそれなりの努力の跡が見られますし、
事実ブラック、エキストラと比べるとウイスキーらしい飲み方も何とかなります。
（1000円弱するのにこいつ以下のエキストラって…）
とはいえ、果たしてラインナップに追加する必要があったのか「？」な1本。
香りD+ 風味D 厚みD- 余韻E C/P C- 総合D
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