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20代にしてウイスキーにハマってしまった筆者によるブログ。
Twitter:@Ruud_whisky

白州 ノンエイジ

2016-06-26 22:30:00 | SUNTORY

サントリー2つめの蒸留所、白州のノンエイジをいただきます。


「森香るウイスキー」と評される白州のモルト。
その名の通り、周囲を森林に囲まれた蒸留所です。
水質も折り紙つきで、こちらで採取されたミネラルウォーターは
「サントリー 南アルプスの天然水」として市販されています。

山崎の影にやや隠れがちですが、ISCやSWSCで18年、25年は金賞の受賞歴があり。
実力も確かなシングルモルトです。





ストレートではオーク樽とモルトの香りがするが、特筆するものでもなく、
加水で柑橘、青りんごの香りが開き、さらに軽めのピート香も。

一口、軽く香るピート、生木、渋み。バーボン樽。
モルトの甘みも感じられるが、全体として熟成感は弱め。
特段奥行きも感じられないが、安酒特有のツンとするアルコール臭も、独特の厭味もなく、
NAとは言えどそれなりの酒齢のものを使っているか。
ボトムはそれなりにあるがスムースで、「ストン」と喉元を通り抜ける。


非常に飲みやすいが、個性もあまり感じられない。
ハイボールとの相性は言うまでもなく、ライトながら軽やかに香るピート、
柑橘系の爽やかな香りが心地よいハイボールに仕上がります。
知多ハイボールも美味しいですが、白州の安定感も素晴らしいですね。

おそらく、これが2,000円以下のブレンデッドならばかなり高評価でしょう。
しかしながら、シングルモルトで「オススメはハイボール」ってのもどうなのかと。
もちろん、ストレートでも飲めなくはありませんが、個人的には加水で楽しめる
ロック〜ハーフロックくらいがベターに感じました。

なんか、惜しいんですよね。
まとまってはいるが、まとまっている故に持ってるであろう個性が出てこない感じ。
もう少し熟成が進んだ12年以降に期待でしょうか。



香りB- 風味B 厚みB- 余韻C+ C/P C 総合B-



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