バランタイン12年

世界的ブレンデッド「バランタイン」の12年です。


バランタインといえば40以上の原酒をブレンドしているのはご存知の通りですが、
特に有名なのが「魔法の7柱」と呼ばれる7つのモルト。

アードベッグ、グレンカダム、グレンバーギ、スキャパ、
バルブレア、プルトニー、ミルトンダフの7種です。
アードベッグ、スキャパといったシングルモルトとしても著名なモルトもありますが
グレンバーギ、ミルトンダフはバランタインのイメージが強いモルトが多いですね。





柔らかな樽香、ナッツ、バニラといった香りがメイン。柑橘系は控えめ。
ファイネストで感じた独特な石油系の臭いはありませんでした。

ボディはそれなりで、ピートは軽め。
ジョニ黒、シーバスと比較しても最もスムースではないでしょうか。
スムースですが微かにオイリーで、喉を通す際に余韻が残る。

上述した2銘柄にも共通していますが、この値段を踏まえると
恐ろしいほどよくまとまっていますのがよく分かりますね。
シングルモルトのように蒸留所の個性が鼻で、喉で分かるわけではありませんが、
安心して委ねることができる…そんな銘柄たちです。

水割りで穏やかな香りを楽しんでよし、夏はハイボールで爽快に。
もちろんロックやストレートに耐えうるだけの飲みごたえもあります。

バランタイン、シーバス、ジョニーウォーカーの12年はブレンデッドを
味わう上でマストとも言える3本でしょう。

香りB- 風味B 厚みB- 余韻B C/P B+ 総合B


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