tasom日記

ベルギーで暮らすtasomの日記

セルビア(3)

2007-02-04 04:52:17 | Weblog
こぼれ話とおまけ。

バス。
ベオグラードには、日本政府提供のバスが走っている。残念ながら写真を撮れなかったんだけど、日本とセルビアの国旗が描かれているので、見た目にはすぐにわかる。へー、ってなもんだ。

朝から人だかりを発見。
何かと思ったら、ビザ取得の人だかりらしい。「どこにいくにもビザビザビザ、時間はかかりお金もかかる」とお客さんが言っていた。もう少しつっこんで歴史の話をしたいところだが、この地域はつまり複雑だ。あるお客さんは、モンテネグロ出身でセルビアに住んでるけどクロアチアのパスポートを持っているという。ふむぅ、な話。EUに入ったらまた変わるだろう。

食べ物。
とにかくこのあたり、スラブ諸国は、肉!!だ。でも美味しいから許す^^ しょっぱいチーズが苦手な私は、注文しておきながらチーズを半分くらいよけて食べたショプスカサラタというのも有名らしい。それと、これも聞いた話だが、この地域の中で、ボスニアヘルツェゴビナは、もっとも美味しい料理が食べられるという。こんなの初めて聞いた話だ。だから今度は一緒にサラエボに行って、飲みまくり食べまくりましょうと言われた。これも、へー、な話。

思ったこといろいろ。
今回は、パワフルは女性に出会うことができて、元気をもらった。それに、感じたんだけれども、サラエボでも普通にビジネスはあって人は生きているんだってこと。当たり前のことなんだけど、危険危険と言われているだけでなく、戦争があるだけでなく、そこにはビジネスがあって、ビジネスを成り立たせている人がいて、ってことなのだ。ただ、彼らの中にあるのは、まだこの地域ではいつ戦争が起こってもおかしくないということらしい。でも、ビジネスの上では、クロアチアもボスニアヘルツェゴビナもセルビアも、それぞれ尊重し合って、関係を築いていると言うことを聞いて、結局民族紛争ってなんなんだろうなぁ、難しいなぁって思った。例えば、ビジネス上の付き合いで成立していても、やはり例えば身内が他民族の人になにか嫌な思いをされたら、その他民族を恨んだりするのではないか、なんても考えた。だって、そうじゃなかったら、昔から仲良くできたはずなのだ、戦争なんて起こらなかったはずなのだから。と、まぁ、知っている知識の中でいろいろ考えたりもしたセルビア出張であった。


おまけ。
復路は少し飛行機が遅れたが予定通りミュンヘン経由。時間があったので、ミュンヘン在住のお友達をお茶のお供に誘った。といっても、ビールだったけど^^;わざわざ空港まで来ていただいたのだ。ありがとうございました。そこでも、またもや、自分ひとり語り倒し。あっというまにBrusselsへのフライト時間となったのであった。




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1 コメント

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お帰りなさい (bebe)
2007-02-04 22:27:12
 本当に私達の知らない事がたくさんあるんだね。
大変だったでしょうが、新しい発見があり、よかったわね。

 我家のスターももうすぐ1歳。お雛様も飾りましたよ。

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