たろ,はな&もみじの散歩道

たろはなもみじの愛犬日記。プリザーブドフラワー!旅グルメ、オータカラヅカ!アロマ!我が街湯島界隈!

星組『愛するには短すぎる』 &『ネオ・ダンディズム!』-男の美学-

2006年11月26日 | 観劇日記、宝塚、ミュージカル、芝居
湖月わたるのサヨナラ公演だった
10月13日、11月10日と、とても素敵な作品で、2度とも
口腔外科医の尊敬する大先輩のH様と観劇させて頂いた

何しろ、忙しい二人であるので、この間に10月24日には日生の
「オクラホマ」も観劇客席集合、客席解散であった

わたる君とはロンドン公演での思い出もあるので、(話が長くなるので省略)
とても感慨深いものがあります

頭の良い人、常識のある人、性格の良い彼女は、素晴らしいトップスターに
なった数少ない一人だと思います

書きたいことは沢山ありますが省略させて頂いて、時間のある時に彼女に
ついて語りたいと思います。

美しいトップコンビを写真で綴ります





























ミュージカル
『愛するには短すぎる』
原案/小林公平  脚本・演出/正塚晴彦

[解 説]
 船上という限られた場所、4日間という限られた時間の中で起こった束の間の恋。それゆえの純粋さと狂おしさ、素晴らしさを切なく美しく描き出す。
 フレッド・ウォーバスクは資産家であるウォーバスク家の養子である。彼は元の名をマイケル・ウェインと言い、7歳のとき一攫千金を夢見た父に連れられ、母と共にニューヨークへ出て来た。しかし父は事業に失敗し失意のうちに病死。母も後を追うように亡くなってしまう。孤児院に入った彼は、そこのオーナーだったウォーバスク氏に認められ養子となった。
 今、フレッドは英国留学を終え、友人のアンソニー・ランドルフと共にサザンプトンからニューヨークへと向かう大西洋横断豪華客船の船上にいる。ケンブリッジの大学院を卒業したフレッドは、養父の事業を継承すべく帰国の途にあったのだ。
 航海初日、彼はバーバラ・オブライエンという女性と知り合う。彼女は船のバンドに所属するショーチームのメンバーだった。この航海を最後に故郷に戻り、小学校の教師をする予定だという。
 その日の夜、フレッドはバンドのマネージャーから言い寄られて困っているバーバラを助ける。しかしバーバラは事を荒立てないで欲しいと頼む。彼女は母親の治療のためにその男から借金をしていたのだった。フレッドはバーバラの話から、彼女が同じ街の出身であることを悟る。そのことを告げたフレッドにバーバラは本名を名乗り、二人は幼馴染みだったことを知る。この偶然はお互いの心にささやかなときめきと葛藤をもたらす。しかしそれは胸の内に留めておくしかない感情だった。フレッドは資産家の娘ナンシー・ブラウンと帰国後婚約をすることが義務付けられていたのだった。しかしナンシーに対するフレッドの想いは、恋というにはあまりに穏やかで平坦な感情だった。フレッドの心には拭い難い疑念が湧き起こっていた。それは自らの生き方に対する問いかけでもあった。自分は何を望み、何を勝ち得てきたのか。人が羨む今の境遇は、自身の努力と才能の結果であるには違いなかったが、果たして自らが選んだ道だと言えるのだろうか。友人のアンソニーは、そんなフレッドの思いを鋭く見抜いていた。
 翌日、フレッドからバーバラを紹介されたアンソニーは、彼女に一目ぼれしてしまう。彼女の借金を知ったアンソニーは、それを肩代わりすべくフレッドに借金を申し込む。バーバラが救われるならとフレッドは承諾するが、時ならぬライバルの出現に心中穏やかではない。
 男二人の友情と恋の鞘当。フレッドとバーバラの微妙な心の推移。そんな想いを乗せ、船はニューヨークへと進んでいく。航海が気持ちの整理に力を貸してくれるだろう。そう願って船のタラップを上ったフレッド。自らの生き方にどのような答えを見出すことができるだろうか……。
 なお、この公演をもって主演男役・湖月わたるが退団する。

ロマンチック・レビュー
『ネオ・ダンディズム!』-男の美学-
作・演出/岡田敬ニ

[解 説]
1995年、真矢みきら花組によって上演し好評を博した『ダンディズム!』のような色合いを持つ、宝塚の男役の美学を追求した、ロマンチック・レビュー。激しいダンシング・シーン、熱いストーリー・バレエ、感動的なコーラスと群舞などにより構成された、ロマンチックでエキサイティングなレビュー作品。











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