たろ,はな&もみじの散歩道

たろはなもみじの愛犬日記。プリザーブドフラワー!旅グルメ、オータカラヅカ!アロマ!我が街湯島界隈!

 ☆ 花組「ファントム」東京公演 ☆

2006年09月29日 | 観劇日記、宝塚、ミュージカル、芝居
9月18日、ラッキーにも友人と3列目で観劇することができた/kirakira/}

観劇から数日たった今もファントムの主題歌「ユー・アー・ミュージック」が
暫くの間、耳から離れない
そして私の着メロは今も「ユー・アー・ミュージック」なのである

近頃の観劇日記はいつの間にか宝塚観劇日記になっていることに気が付いた

宝塚が5組、1ヶ月半公演になってからというもの、毎月東宝で宝塚が
上演されている。その為毎月東宝に通うことになる。
一月に2組が重なるので、月2、通うこともある。

自分の仕事やレッスンの忙しさもあるが、私は1主婦でもある。
そうそう、観劇三昧の日々を送ることも出来ず、月3以上の
観劇はちょっと厳しいものがある。

観たい舞台も沢山あるが、そんな中で今どれを選ぶかといったら、
私は間違いなく失敗しない宝塚を選ぶ

宝塚には他の舞台と違った、夢の様な世界と、ドキドキと胸のときめきを
感じることが出来るのと、現実逃避できる麻薬のような計り知れないものが
あるの
宝塚を通して知り合った友人もお知り合いになった方たちも、皆共通のものを
求めている

観ている時はうっとりしながら、観終わった後はトキメキをもらい、元気の素をもらい、何となく気持ちが励まされている
だから友人達ともお互いの気持ちがわかりやすくて楽しいというのもある

私のストレス解消ともいえる宝塚には、主人も理解を示してくれて
土日に出かける時も気持ちよく送り出してくれることにはとても感謝している

話はそれてしまったが、花組のファントムは初演の宙組とはまた違った
ファントムを感じることができた。

ストーリーはお馴染みだが、「オペラ座の怪人も」素晴らしいが私は
この「ファントム」がとてもドラマティックに描かれて素晴らしい作品だと
感じている

花組のファントム役の春野すみれがイェストンの美しい楽曲を巧みに
歌いこなし、その心を打つ歌の素晴らしさに感動が胸に込み上げ、
涙が出るほど感動した

そしてキャリエールを演じる彩吹真央の歌唱力も見事で、ファントムと
銀橋での歌の掛け合いは涙なくして観る事は出来なかった
彩吹真央に拍手を送りたい

そしてそのファントムの悲劇に会場のあちこちから涙のすすり声が
聞こえてくるのだった

そしていつも思うのだが、春野すみれの男役としての色気は今、
宝塚の中でもピカイチだと思う



三井住友VISAミュージカル『ファントム』
脚本:アーサー・コピット
作詞・作曲:モーリー・イェストン
演出:中村一徳
翻訳:青鹿宏二

[解 説]
 『ファントム』は1991年の初演の後、米国内ツアーで高い評価を受け
全米各地で上演されてきたミュージカルで、宝塚歌劇では2004年に宙組で上演。
仮面を被り地下で生きていかなければならない運命を背負い、苦渋に満ちた
人生を送る怪人の心の葛藤を鮮明に浮かび上がらせ、悲劇の結末までを
ドラマティックに描き出し、更に宝塚版では、モーリー・イェストンによる
新曲の提供、またダンスシーン、エピローグを新たに加え、宝塚歌劇ならではの
ロマンティックな色合いをより強く打ち出し上演し、大好評を博しました。

 今回の花組では、ファントムに春野寿美礼、相手役クリスティーヌに
桜乃彩音の新主演コンビが扮し、花組版として新演出も加えたこの大作
ミュージカルに挑みます。

 19世紀後半のパリ、オペラ座通り、遅い午後。無邪気で天使のように
美しい娘クリスティーヌ・ダーエが、歌いながら新曲の楽譜を売っていた。
群集の中にいたシャンドン伯爵(フィリップ)は、彼女の声に魅せられ
引き寄せられる。オペラ座のパトロンの一人であるフィリップは、
クリスティーヌがオペラ座で歌のレッスンを受けられるよう取り計らう。

 オペラ座では支配人のキャリエールが解任され、新支配人のショレが妻で
プリマドンナのカルロッタと共に迎えられた。キャリエールはショレに
この劇場には幽霊がいることを告げる。そしてオペラ座の一番地下にある
小さな湖のほとりが彼の棲家で、自らを“オペラ座の怪人”と呼んでいると。
しかしショレは、これは解任されたことの仕返しとしてキャリエールが自分に
言っているに過ぎないと取り合わなかった。オペラ座を訪ねてきた
クリスティーヌを見たカルロッタは、その若さと可愛らしさに嫉妬し、彼女を
自分衣装係にしてしまう。それでもクリスティーヌは憧れのオペラ座に
いられるだけで幸せだった。
 ある日、クリスティーヌの歌を聞いたファントムは、その清らかな歌声に、
ただ一人彼に深い愛情を寄せた亡き母を思い起こし、彼女の歌の指導を始める。
ビストロで行われたコンテストで、クリスティーヌはまるで神が舞い降りたかの
如く歌った。
クリスティーヌの歌声を聞いたカルロッタは、彼女に「フェアリー・クィーン」の
タイターニア役をするよう進言する。フィリップはクリスティーヌに成功を
祝福すると共に、恋心を告白する。ファントムは幸せそうな二人の姿を
絶望的な思いで見送るのだった。

 「フェアリー・クィーン」初日の楽屋。カルロッタはクリスティーヌに
酒盃を差し出した。これはクリスティーヌを潰すための罠だったのである。
毒酒と知らずに飲んだクリスティーヌの歌声は、ひどいありさまだった。
客席からは野次が飛び、舞台は騒然となる。
怒ったファントムが、クリスティーヌを自分の棲家に連れて行く。
それはクリスティーヌへの愛情の表現にほかならなかった。
しかしそれが、やがて彼を悲劇の結末へと向かわせることとなる……。





























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