「向ヒ兎堂日記」 ~2巻(以下続巻) 鷹野 久
時は明治、文明開化の華やかなりし頃・・・。時代に逆行して妖怪関係の書物隠れて収集する貸本屋があった。その名も「向ヒ兎堂」。
世の中は妖怪関連すべてを取り締まる「違式怪異条例」が施行され、妖怪を消そうと動き出す・・・。(1巻裏表紙より)
本屋で見て絵とタイトルに引かれ購入。なかなか良かったです。
貸本屋の主人・伊織と一緒に暮らす、化狸の千代、猫又の銀、鳴釜など個性的で可愛いい妖怪たち。その伊織たちの下にさまざまな悩みをもった妖怪たちが訪れ、伊織、千代たちに解決してもらっていく姿もほんわかとした気持ちにさせてくれます。
色んな可愛い妖怪たちがたくさん出てくるのも魅力的なんだけど、人間なのに妖怪としては千代と同格の「大錦」以上のクラスを持つと思われる伊織の出生の謎、そして違式怪異取締局の思惑とそこで働く都築とその弟辰二郎兄弟の謎、陰陽道の名家「安倍家」との関わり・・・・いろいろ興味をそそる伏線があって。
話の雰囲気は「夏目友人帳」、絵柄の雰囲気は「猫絵十兵衛 御伽草紙」に近いかな。どちらか好きな人なら外さないかと。
また現段階(2013年5月)では2巻までしか出ていないので色んな謎がそのままですが、続巻「買い!!」本決定です。
時は明治、文明開化の華やかなりし頃・・・。時代に逆行して妖怪関係の書物隠れて収集する貸本屋があった。その名も「向ヒ兎堂」。
世の中は妖怪関連すべてを取り締まる「違式怪異条例」が施行され、妖怪を消そうと動き出す・・・。(1巻裏表紙より)
本屋で見て絵とタイトルに引かれ購入。なかなか良かったです。
貸本屋の主人・伊織と一緒に暮らす、化狸の千代、猫又の銀、鳴釜など個性的で可愛いい妖怪たち。その伊織たちの下にさまざまな悩みをもった妖怪たちが訪れ、伊織、千代たちに解決してもらっていく姿もほんわかとした気持ちにさせてくれます。
色んな可愛い妖怪たちがたくさん出てくるのも魅力的なんだけど、人間なのに妖怪としては千代と同格の「大錦」以上のクラスを持つと思われる伊織の出生の謎、そして違式怪異取締局の思惑とそこで働く都築とその弟辰二郎兄弟の謎、陰陽道の名家「安倍家」との関わり・・・・いろいろ興味をそそる伏線があって。
話の雰囲気は「夏目友人帳」、絵柄の雰囲気は「猫絵十兵衛 御伽草紙」に近いかな。どちらか好きな人なら外さないかと。
また現段階(2013年5月)では2巻までしか出ていないので色んな謎がそのままですが、続巻「買い!!」本決定です。