taraの日常

好きなものいろいろ

1月がそろそろ終わります

2021-01-25 17:16:19 | おうちごはん
緊急事態宣言が出て3週間たちますが…なにかあまり変わり映えのしない日々を過ごしております。毎日通勤して仕事して、帰りにはスーパーでお買い物をしてごはんを作って。でも、周囲でPCR検査を受けたという人もちらほら。感染が身近に迫ってきている感は否めません。マスクして手を洗って換気して…そんな対策で大丈夫なのかなぁ?不安だけど…仕事は通常通り流れていくので、やらねばならぬ。

1月のご近所お散歩
  

おうちごはん
  
室蘭ヤヤン昆布(アイヌ語なんだって!)のおだしのうずらの味玉。小さい煮卵おにぎりも美味しいけれど、煮汁で雑炊!がもう最高。六本木フードホールで買ったのだけれども、次回は室蘭うずら園(会社のマスコット?のうずらのイラストが可愛いです。ぜひみなさまHPを見てみてくださいな)にアクセスして直お取り寄せの予定。
  
チャレンジ料理いろいろ。べったら漬け+生ハムののり巻き。焼いた油揚げ+きゅうり+大根おろしの酢の物。かんたん酢、とっても便利!りんごシロップ煮パンケーキ。焦げが気になってしまうので、カットして生地に混ぜるほうがよさそう。
  
レタスとかにかまのサラダ。かにかま…ちょっとハマっている。餃子の皮にシソ+豚肉+練り梅を巻いて焼く、ぽん酢で食べる。旨い~。シソとブルーチーズのシンプル巻きもなかなか良い。お肉に生姜の佃煮を混ぜて焼いて生姜焼き風。

原美術館~光ー呼吸 時をすくう5人

2021-01-25 10:55:14 | 美術
原美術館、最後の展覧会に行ってまいりました。
    
今井智己、城戸保、佐藤時啓の3人のアーティストの写真を中心とする表現に加え、原美術館のコレクションから佐藤雅晴のアニメーションとリー・キットのインスタレーションが出品されています。1階には河原温のToday作品も展示されています。
いつか忘却されていく”今日という現在”をそっと掬うように表現する。終わりを迎えるこの美術館にふさわしいテーマの作品展だったと思います。そして、この美術館での記憶もみなさんの心に留めてほしい、ということで今回の展示は写真不可。もちろんそれはそうなんですが…やはり哀しきシロウト、その時の心の揺らぎを思い出すきっかけが欲しいなぁ~ということでちょっと公開されている画像をお借りしてきました。
 リー・キット「Flowers」そして、ここから見上げる踊り場スペースに河原温「18 Jum,1984」
   佐藤雅晴「東京尾行」サンルームの外は寒い枯れ木の世界でしたが、ドビュッシー「月の光」が美しく空間を満たす。
 城戸保 日常にある光と色彩の美しさ。
  今井智己「光と重力」「Semicircle Law」 自然は美しく厳しい。そして脆くて強い。今井智己さんの写真を見るといつも心がぎゅっとします。この空間で見ることができて幸せです。
  佐藤時啓「光ー呼吸」美術館を愛おしむように撮影された美しい写真です。「こんな夢をみたー親指と人さし指は網目の隙間の旅をするー」も印象に残った映像作品でした。まるでところどころにバグの入ったVR世界みたい。未来の現実認識はこんな風になるのだろうか。今、私たちが見ている現実って何だろう。
 常設の須田悦弘、宮島達男、募金箱などを堪能。新しい美術館にも展示されるのかなぁ?

  
カフェ・ダールであったかいフォンダンショコラをいただきました。携帯カメラのワイド機能を試してみる。
    
名残惜しく美術館を後にしました。こんなにみんなに愛おしんでもらいながら、終わりをむかえることができる…幸せな美術館でありました。

     
品川への帰り道、御殿山公園を通ってみました。初夏とかにまた来てみたいな。
  
久しぶりの外出だったので、品川エキュートでお惣菜やらお漬物やらあれこれお買い物。自分用おみやげに買った花びら餅と空也の抹茶クッキー。早く春が来ないかなぁ。

お正月料理いろいろ

2021-01-07 19:34:36 | おうちごはん
今年の冬休みは、年明けの原美術館(また後日アップしますね)以外、全く予定なし。STAY HOMEの鑑のような暮らしをしています。暇&外食NGとなると、必然的にお料理頑張る!ということになります。今年は紀文のお正月セット(伊達巻/かまぼこ/昆布巻き/黒豆/栗きんとん)をネットスーパーで購入してみました。

   
おせち風オードブル、お雑煮、れんこんと里芋焼いたの、りんごのシロップ煮。

   
おせちメニューにだんだん飽きてきて、リメイク料理にはまる。伊達巻ときゅうりのおすし、なますとカリフラワーマリネを使ったシシャモの南蛮漬け風、かまぼこと菜の花のワサビ和え、大量みつば消費のための生姜焼き。
未だに冷蔵庫にいるのが黒豆と栗きんとん。特に栗きんとんは市販のものだけあって、がっつり甘くてどうにも加工しづらい。来年は自分で作るか~!

    
お正月用に買ったお花。写真練習用に何枚か撮ってみました。

琳派と印象派展~アーティゾン美術館

2021-01-07 06:19:44 | 美術
 
~東西の美術を「都市文化」というキーワードで再考する画期的な展覧会~ということで。なんだかちょっと…こじつけみたいな気もしないではありませんが、セザンヌと光琳が一緒に観られる!こりゃお得でわっ?ということで、12/19前期ぎりぎりにアーティゾン美術館に行ってまいりました。
 「洛中洛外図屏風」がお出迎え。
今回の展示は、アーティゾン美術館所有のお作品は写真可。いいですね~ふとっぱら混雑している会場では無理ですが、予約制のこの状況ならではの対応でしょうか。もちろん心に焼き付ける…ということも大事ですが、その場で受けた感動やこころの動きを何かしらのカタチで留めておきたいという人間の性には逆らえない。写真撮りまくってしまいました~(笑)
    
光琳「孔雀立葵図屏風」華やかです。残念ながら、光悦・宗達の「桜柳下絵新古今和歌巻」光琳「槙楓図屏風」はおよそから借りてきたお宝なので写真不可。どちらも、とてもとてもスタイリッシュでカッコよすぎる。
  
そして、モネ。いい睡蓮だと思います。手前に光琳「流水図広蓋」が展示してあって、一緒に眺めることができます。
        
印象派のお作品たち。ロダンも良かったし、ルノワールも光り輝いていました。
 宗達工房「保元平治物語扇面」
おとなりに扇面に描かれたマネ「白菊」ドガ「踊り子」が並べてあります。面白い展示です。

傑作その1 
  俵屋宗達「舞楽図屏風」
写真不可なので、いただきものの画像を。屏風仕立てになると、なんていうか…もっとググっとくる迫力と緊張感なんですよ。見降ろす目線で描くことで醸し出される浮遊感と空間の広がり。松と大鉦鼓の切り取り方もすごくシャープ!

傑作その2 尾形光琳「富士三壺図屏風」
近年発見の名作。うーーん、すごい!富士を描いた日本絵画(浮世絵も含めて)の原点がここにある!って思いました。雄大で勢いがある。前期しか見られないの残念。

傑作その3
    セザンヌ「サントヴィクトワール山とシャトー・ノワール」・鈴木其一「富士筑波山図屛風」
この大胆な展示、すっかりこころ奪われました。どこまでも永遠に続く圧倒的な「美」の世界。

  
エスカレーターを降りて常設展へ。
    
    
アボリジニアートいいねぇ。コンテンポラリーアートのコーナーにはソファがあって、ぼんやりと作品をみながら、傑作観賞の後の乱れたココロを鎮めることができます。
 
ミュージアムカフェで遅いお昼をいただきました。ホタテのオープンサンド、ディルの香りが爽やか。お皿が琳派だ!

この記事ですが、書くのにものすご~い時間がかかってしまいました。というのも、たくさんの画像の順番がぐっちゃぐちゃだったから。先日の日曜美術館で山口画伯が述べておられたのですが、先生にとってアートは「癒し」というより「過剰な興奮で器官を痛める」ものだそうです。……画伯~!!わかるぅぅ~!!この日の私のテンションはどこか変、まさにどこぞの器官がぶっ壊れた状態だったといえましょう(笑)。会場、少なくとも3周はしたと思う。その都度写真を撮ったり、なんか違うと思って消したり。本当にこころ踊る…というかこころ乱れる美術展でした。…実は、やはり後期も見たくなって(後期は「風神雷神図屏風」ですぞ!)チケット予約してしまいました。今度はもっと落ち着いておっとりと観賞したいものです。

根津美術館の国宝・重要文化財展

2021-01-04 19:19:35 | 美術
国宝「燕子花図屏風」いつもは春に年1回しか公開しないお宝です。でも、今回は財団80周年記念ということで、同じく国宝「那智瀧図」と同時に見られる、ということで、行ってまいりました根津美術館。改装後にいくのは初めて。
  おお!隈研吾建築!
まずはお庭拝見。
         
お天気がいまいちだったなぁ~もっと鮮やかな紅葉だったのですが、写真がいまひとつ決まらない。

さて、お宝拝見。以前の美術館と違って庭園に面した大きな窓があり、明るく高さのあるエントランスになりました。ですが、展示室は適度な仄暗さを保っており、静かなこころもちで青銅器や蒔絵を見ることができます。うーーむ…でもでも…お軸を見るにはちょっと暗かったかな。「鶉図」「那智滝図」、もっと細かいところまで見たかった。今回の展示は全体的に…茶色かった(笑)ごめんなさい、こんな感想で。ただし、このことが「燕子花屏風図」に及ぼす効果は絶大(私の中で)で、今描いたばかりのような燕子花の瑞々しさが際立ちます。美しい紫紺と緑。軽快なのに圧倒的。尾形光琳すごーーーーい!! あ、それからもひとつ、青井戸茶碗柴田も素敵でした。端正な佇まい、ほのかな青みが美しい。
                    
ふたたびお庭散策。水面に映る紅葉が美しかった。チケットにもなっている青銅器双羊尊のキャラクターがおしゃれ

   
帰りは青山をぶらぶらしながら表参道へ。小原流会館の地下で古伊万里のお皿を買いました。晩ご飯はスパイラルのミナのカフェでカレーとハンバーガー。

小笠原伯爵邸①~東京お散歩

2021-01-03 08:14:59 | お散歩
11月下旬は神戸に行く予定でした。芦屋のヨドコウ迎賓館、三宮でフロインドリーブ、中華街も行きたい、麤皮は…無理か~などとわくわくしながら予習。夜景目当てにホテルオークラの予約も取った。…けど、けれど。11月中旬からコロナ感染者数が半端なく増加しており、キャンセルやむを得ずしばらくはこの状況は続くものと思われます。
なので、これからはご近所探訪を時々。

第1弾は若松河田町の「小笠原伯爵邸」へ。11月最後の土曜日に行ってまいりました。名著「味覚極楽」<宝珠莊雪の宵>で美味を語っている殿様、小笠原長幹伯爵が昭和2年に建てたおうちです。
    
エントランス。美しいアラベスク装飾。
         
旧食堂と客間、シガールーム。重厚なチーク材に囲まれた食堂には、当時のままマホガニーのテーブルが置いてあります。客間にはゆったりしたソファや歴史を感じさせる絨毯、壁や天井の漆喰装飾、ステンドグラスも素敵。そして、イスラム風装飾が施されたシガールーム。天井のブルーが美しい。
   
パティオにはクリスマスツリー。彫刻があってつるバラに囲まれて(初夏に来てみたい)青い空が見えて…アンダルシアだ!

小笠原伯爵邸②~東京お散歩

2021-01-03 08:13:49 | 外ごはん
さて、ここでランチタイムとなりましたので、食堂(もともとはバルコニーとして使っていた由)に移動します。ランチははっきり言ってお高いです。分不相応と思いつつも、清水の舞台から飛び降りる…くらいの気持ちで予約しました。でも…よく考えてみると、お芝居のチケット代の半分だよなぁ~。今年はほぼほぼ観劇はしていないので、たまにはこんな贅沢もいいのかな。
     
美味堪能特にイベリコ豚のグリルにはほとほと感心しました。しっとりとして上品。甘みすら感じます。こんな豚肉たべたことない!それから、プチフールのパッションフルーツのゼリー。爽やかで濃厚。フルーツ以上にフルーツを感じさせる傑作だと思いました。
  
せっかくなので、イベリコ豚さんの雄姿を写真にとらせていただきました。オプションで切りたてを味わうこともできます。…次回は注文しちゃおうかな。

小笠原伯爵邸③~東京お散歩

2021-01-03 08:12:51 | お散歩
お食事のあとは邸内散策。いや~あまりに素敵な建物なので、いつものとおり写真を撮りまくってしまいました
          
スパニッシュ様式というものが今一つわかっていないのだけれども…なんていうか、明るくて開放的で遊び心があって、どことなくエキゾチックで豪華な別荘って感じ。その空気感をうまく写真に落としたかったんだけど。むずかしーー

     
屋上庭園。

                      
シガレットルーム外壁のタイル装飾は圧巻です。素晴らしいお庭のところどころにテラコッタの大きなツボとか鳥かごとか不思議オブジェが配置され、木々も自然のままに枝を伸ばしている…ように見えるよう手入れがされています。オリーブの実がたくさんなっていました。
神戸には行けなかったけれど…素敵な秋の休日を過ごすことができました。今度は初夏、ばらの季節に行ってみたい。

  
帰りがけ、六本木ヒルズ<グランドフードホール>でお買い物。何気なく買ったピーナッツバター、甘くないので現在お料理方面で活躍中。にしても、六本木…なんだか要塞みたいな建築だなぁ。

2020秋ドラマ

2021-01-02 12:29:56 | TV
お休みになってから、ようやく録画してあった「共演NG」も見終わり…と…そうこうするうちにお正月テレビも始まってしまったので、あわてて2020秋ドラマについて感想を。

「天使にリクエストを」★★★
人生最期の望みをかなえる…死に向き合うことは、その人の生きてきた道のりを見つめなおすことでもある。ターミナルケアとはどうあるべきか…暗く重くなりかねないテーマを往年の名優たちの演技とロードムービー的な音楽で上質なドラマに仕上げています。倍賞美津子、梶芽衣子、塩見三省、山本學、西郷輝彦…渋かったです。サイレントエンジェル財団の3人もそれぞれの役に合っていてキャスティングの妙を堪能しました。(…!そう言えば山本學と江口洋介は里見脩二先生繋がり。久しぶりに「田宮版白い巨塔」でも見ようかな)
「共演NG」★★
テレ東なのにこの豪華なキャスト!テレ東なのに派手な宣伝!おまけにキリンとサントリーの2社合同提供(笑)。フジでもTBSでもなく、テレ東(しかも深夜枠ではなく)でやるってところが面白かったです。中井貴一、いつのまにか大御所俳優だなぁ。シリアスも時代劇もコメディも、はてはミキプルーンやDCカードまで(笑)、こなせる演技力ってさすがです。昭和世代にはとっても楽しく響いたドラマだったのではないでしょうか。
「極主夫道」★★
「竜の道」でがっかりだったので…リベーンジ!玉木宏!「不死身の龍」は最高でした。玉木宏、イケメンもいいけどコメディ向いてるんじゃなかろうか。毎回楽しく見られました。キャストもみなさん適役で良かったけれど、自分的には火竜町婦人会会長のMUGUMIがツボ。好きだなぁ~こういうキャラクター。そして古川雄大くんをここにもってくるか~っていうキャスティングにも感心。にしても、介護福祉士もチンピラもやれる志尊淳(「由利麟太郎」の助手役も良かったわよ)…おそろしい子(笑)。今後が楽しみ
「ルパンの娘」★★
いや~もうなんだか。好きにやっちゃってくださいって感じで楽しく見ちゃいました。ミュージカル最高「孫はかわいいな♪」にも目をみはりましたが(マルシアの歌久しぶりに聴いたわ~しかもこんな形で)、市村正親と大貫勇輔の親子ミュージカルはもはや尊いとしかいいようがないレベルでした。眼福、眼福しばらくは録画消せなかったもん。あ、それから、渉お兄ちゃんのてんとう虫、可愛らしかったです。
「危険なビーナス」★★
評判はいまいちだったようですが、私は八神一族のアクがつよいお芝居をみるのが毎回楽しみでした。戸田恵子、池内万作、ディーンフジオカ(悪役似合うなぁ!)、麻生祐未…誰が悪人なのかわからない。こういうの嫌いじゃないです。
「彼女が成仏できない理由」★ 森崎ウィンが可愛かった。
「タリオ 復讐代行の2人」★ 岡田将生が素敵だった。
「子連れ信兵衛」★ 時代劇、今後も続いてほしいなぁ~。エンディングがフラメンコギター風で「鬼平」を思い出させます。
「おカネの切れ目が恋のはじまり」特★ 三浦春馬くん…悩んでたのかなぁ。とても痩せていてちょっと見ていられなかった。明るく演じてはいたけれど。じつは「太陽の子」の録画もまだ見ていません。一人の青年が何も語ることなく、自分で人生を終わらせてしまった…つらいことです。静かにお眠りください。合掌。

2020秋ドラマの中で録画していたのが、あまりにもお気楽ドラマばかりだったので、ガッツリ大物系もみてみようかなと「DIVER」「35歳の少女」「相棒19」も録画してみたけれど…早々に離脱。うーーん、やっぱり自分が結構疲れていたのかもしれません。ごめんなさい。

【番外】その他の番組で面白かったもの
●「漫勉neo」 坂本眞一さんの回凄かったです。美しい!
●「銀座黒猫物語」 銀座の老舗店にまつわるショートドラマ。地域おこしも銀座がやるとおしゃれだなぁ。
●「戦国炒飯」 「鍋」に劣らぬパワーで、新コーナーや新メンバーが続々。
●「東京タラレバ娘2020」 その後のタラレバ娘たち…いまどき女子たちの生き方が等身大で描かれていて面白かった。吉高由里子、こういう役にはぴったりはまるのに。
●「光秀のスマホ」★★★ 御意!
●「日曜美術館」ますます珠玉
「大原美術館」:高階先生自らご案内。おお!見覚えのある名作が~…ってもしかしたら美術百科辞典や教科書のもとってこの美術館所蔵品なのかな。大原美術館所蔵品なら間違いないってことで。おっと、関根正二「信仰の悲しみ」もここにあるのか~。倉敷に行ってみたくなりました。
「モネとマティス」: 美しい映像と音楽。
   
ここではないどこかへ!que ce soit hors de ce monde!
「ベリー公のいとも豪華なる時祷書(再放送)」:美しい画面を撮る!にチャレンジ。