taraの日常

好きなものいろいろ

冬はもう終わり…?

2021-02-28 11:27:15 | 日常
あれよあれよという間に3月に。もしかして…もう冬は終わり?今年は冷たい雨や雪になる日が少なかった、ような気がします。沈丁花の蕾もふっくらしてきました。香り出すまでもう少し。

春といえばサンドイッチSHOZO CAFE風サンドイッチとたまごサンド。
  

ご近所散歩。レトロ喫茶店<マロ>でナポリタンランチ。
  
ブロードウェイ路地裏の不思議な一区画(写真に撮りたいんだけど、これが結構難しい)にある懐かしい昭和の香りのする喫茶店です。店内には静かに70年代のバラードが流れます。ナポリタン以外にもサンドイッチや生姜焼き、ドライカレー、カルボナーラなどなど味わっておきたい懐かしメニューがたくさん!大変なご時世ですが、ぜひぜひ続いてほしいお店です。
  のんびり日向ぼっこ。

 新宿髙島屋に地方銘菓のコーナーがありました。旅行できない今、うーーむ、これはよい!八戸の南部せんべい、名古屋ういろう、あ、かえるまんじゅうもある。郡山ままどおる、鹿児島かるかん、松江の若草…旅の思い出がよみがえります。この日は京都「松風」とプチお礼お菓子に「くるみっ子」を購入。ご近所でも旅行した気分になれる企画、どんどんやってほしいなぁ。

 久しぶりの貧乏手芸。ポケット型タオルハンカチに釦をつけてスマホケースにしてみました。赤いくるみボタンは…バブルの頃に買ったトラサルディのお洋服についてたやつ。懐かしい~!たしか、赤えんじオレンジ色調の蟹とかおさかなとかの海鮮柄…とんでもなく派手なポロシャツとキュロットのセットアップだったいまとなっては、何のためにあんな服を購入していつ着用していたのか謎(笑)。貧乏性のわたくしは、洋服は処分しても使えそうなボタンはとっておく癖があります。うーむ、とっておくもんですなぁ~こうして四半世紀ぶりにまたお会いすることができました。


2020-2021年末年始テレビ番組感想

2021-02-01 22:20:17 | TV
冬ドラマと一緒の記事にしようと思っていたのだけれども、結構面白く見ている1月開始ドラマが意外に多いので、2020-2021年末年始テレビの感想をまずはお先に。

ノースライト
雄大な浅間山が美しく一望できる北向きの大きな窓。そこに置かれたブルーノタウトの椅子。北からの光は柔らかく室内を照らす。傷つき暗闇をさまよう人々にも等しく降り注ぐ穏やかな光、それに気づき心を開くことができれば人間は再生できる。見終わったあと、何か心にぽっと火が灯るようなドラマでした。
ブルーノタウトと言えば、熱海の旧日向別邸。熱海に行った時に行けば良かった…予習しないで旅行に行くと、こうなるのよね~。…おっと、今調べてみたら現在改装中、来年春に公開再開予定だそうです。再開されたらぜひ行ってみたい。

岸辺露伴は動かない 
完成度高い~高橋一生、やっぱり凄いなぁ。あんなお衣装を着こなして世界観を作り上げてしまうのだから。森山未来の狂気演技も迫力ありました。重厚な露伴先生のおうちは葉山加地邸。

教場Ⅱ
うーーん、やはりある程度知っているだけに、去年の教場よりはちょっと…かな。次々と事件が起きては流れていく、って感じ。最後のエピソードはⅢがあるってことなのかしらね?工藤阿須加くん演じる宮坂巡査殉職…超ショック!爽やかで素敵な警察官さんだったのに。 

孤独のグルメ年末年始一挙放送
リモコンで”7”を押せばいっつも五郎さん。やっぱりテレ東はこうでなくっちゃ。虎ノ門の洋食<平五郎>さんに行ってみたいです。

昆虫すごいぜ「お正月はカマキリより愛をこめて」 
今年はカブトムシ年 子カマキリは寺田心くんとひかりんちょさん。ひかりんちょさん、なかなかどうして賢いお嬢さんなのでは。とっても感じが良かったです。さて、今回カマキリやっちゃったからな~次はいかに?

ライジング若冲~天才かく覚醒せり~
えっと~お正月早々にこんな妖しいドラマやっちゃっていいの?NHK。確かに若冲って尋常じゃない感はあるけれど。まぁ…七之助さんの素敵な所作とNHKならではの若冲作品の豪華なレプリカを見せていただきました。…にしても、円山応挙は…違うと思うよ~?

100分de萩尾望都
お正月早々Nice企画だ!NHK!取り上げられた作品は「トーマの心臓」「イグアナの娘」「半神」「バルバラ異界」「ポーの一族」。もちろん、「ビアンカ」「10月の少女たち」「とってもしあわせモトちゃん」「この娘うります!」「訪問者」「11人いる!」「百億の昼と千億の夜」「スター・レッド」「アメリカン・パイ」「銀の三角」「マージナル」「メッシュ」「モザイク・ラセン」「フラワーフェスティバル」「海のアリア」「レオくん」「王妃マルゴ」などなど…取り上げてほしい作品は山のようにある。書き連ねていて思うけど…ひとっつとして!駄作や無意味な作品がないのよ。50年近く第一線で名作を生み出す望都先生は、本当に神 獏さんが「勲章じゃたりないっつの、国宝にしろ」と言っていましたけど…けだし名言。望都先生の作品には、絶え間ない人間というものへの好奇心というか探求心(しかも「愛」があるのよ)があると思う。そして、いつもこの手の番組での望都先生のコメントは無邪気に可愛らしくって上品。「ドア開けたらね、2人が待ってたんですね。エドガーとアランが。で、なんか昨日 別れたみたいな顔して「あっ 待ってたよ」って感じで。」「(アランは)これから復活させます。 はい。」…しばらくは死ねないなぁ。あ、そうそう、ヤマザキマリさんが望都先生の目の描き方をスケッチブックにさらさらっと描いていたけど、さすがのお上手さでした。

ハルさんの休日~台湾スペシャル
日式建築、素敵だな~。昔々、羽田のすみっこに国際線ターミナルがあって、中華民航しか就航していなかった時代に何回か故宮博物院を見に台北に行きました。でも、市内にこんな素敵な建築があるなんて知らなかった。台湾の人々の中には、日本統治時代を思い起こさせる建物を不快に思う人もいるかもしれないけれど、やっぱり素敵。日式建築、基本は日本家屋なのですが、台湾の気候風土が加味された独特な異国情緒あふれる建築はどこか懐かしく、そこかしこに散りばめられた工芸も美しい。台湾の皆さんの憩いカフェとして残っていってほしいです。ところで…ハルさんも素敵だけれども、ハリーさん、イケメ~ン

日曜美術館アートシェア2021
やっぱり面白かったのは山口画伯ですかね。「(名画とは)過剰な興奮で器官を痛める」…何度聞いても笑ってしまいます。そんな画伯のシェア作品は雪舟「山水長巻」なるほど。そう、雪舟って描線がもう、ここでこの線っていうのが完璧なんですよね。無駄な線とか迷いのある線とかがないっていうか。…だからって「ずっ!ばっ!だっ!しゃーっ!」って表現は…画伯~大人としてどうなのぉ~?(笑) 芦田愛菜ちゃん(…じゃないわね、もう。芦田愛菜”さん”よね)の的確なコメントに完全に負けてる~ あと、ヤマザキマリさんシェア作品、ジョーダン・ベルソン「Fountain of dreams1984」も気になりました。

THE 陰影礼賛~谷崎潤一郎が愛した美~
美しい映像の数々。これぞNHK8K。