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ロード伴走初体験 ~名張・比奈地湖にて~

2021年11月24日 | 三重DBGランナーズ
「名張ひなち湖紅葉マラソン大会」が開催されるはずだった日曜日。
 
 
残念ながら中止となってしまいましたが
 
 
練習会に参加している
 
三重DBGランナーズの
 
視覚障害のメンバーが
 
同じコースを走りたい!
 
 
とのことで、3人でサポートにいってきました。
 
9時過ぎに比奈地湖に到着。
 
1999年に完成した
 
堤高70.5m 堤頂長355m
 
のダムがつくった人工湖です
 
天気も良く、紅葉が湖面に映えて綺麗。
 
気持ち良く走れそうです。
 
 
 
10キロのコースを
 
3人で交代しながら走ります。
 
まずはベテランの男性の
 
伴走でスタート。
 
 
伴走しない2人は
 
前後を走って
 
車両や他のランナーへの配慮など
 
思わぬ事故を避けるための誘導を行います。
 
 
私は一般道での伴走は初めてなので
 
折り返し地点まで
 
お二人のサポートを学びました。
 
 
今回のパートナーは視覚障がい者。
 
絆という短いわっかを使って
 
横に並んで走り
 
声でコースや路面状況を伝えます。
 
 
 
けっこう汗かきの方なので
 
2.5㌔ごとに給水が必要でした。
 
その時に伴走者の交代も
 
行うことになりました。
 
 
伴走は、けっこう神経を使うので
 
あまり長い距離は
 
慣れた方でも疲れてしまうので
 
通常は何人かで交代しておこなうのがいいそうです。
 
 
コースは
 
真ん中の5キロ地点から
 
来た道を戻るので
 
前半ついていって
 
道路の状況も把握できました。
 
 
折り返し地点で給水した後
 
いよいよ私が伴走を担当。
 
 
こんなに長い距離を伴走するのは
 
初めてだったので緊張しました。
 
 
それにカーブやアップダウンが多くて
 
次は右、続いて左、
 
上ったと思ったら下り、
 
グレーチングも時々ありと、
 
気が抜けない…
 
 
3度目の給水で交代かと思いきや
 
ベテランのお二人が私に任せてくれました。
 
 
 
無事に後半の5キロをエスコートしてゴール。
 
一度ガードレールに接触しかけて
 
ヒヤッとする場面もありましたが
 
初体験にしてはよくできたと思います。
 
 
今回学んだことは
 
「視覚障害者をサポートしてどこかに移動するとき」
 
右手の甲で
 
相手の左手の甲にタッチし
 
声をかけてお互いを確認。
 
視覚障害者が自分の右腕に
 
左手を添えてきたら準備OK。
 
右手の手のひらを自分のおへそに当て
 
路面の状況を伝えながら
 
歩き出すといいそうです。
 
 
そして2つ目。
 
「二人並んで走れないとき」
 
歩行者の追い越しやすれ違いや
 
障害物で一部走路が狭くなっていて
 
二人並んで通れそうにない場合は
 
視覚障害者を先に行ってもらい
 
すばやく「きずな」を反対側の手に持ち替えて
 
後ろから声掛けなどでサポートし
 
通過したらすぐに
 
もとの二人並列に戻ると
 
スムーズにできるそうです。
 
 
つい自分が先にいってしまいそうですが
 
視覚障害者が減速を強いられるため
 
転倒の危険があるそうで
 
上手に誘導して
 
前に出てもらったほうが
 
視覚障害者があまりスピードを変えず
 
狭い箇所をパスできます。
 
 
着替えた後、家族の方も交えて
 
皆で歓談しながらの昼食でした♪
 
 


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