「たにぬねの」のブログ

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textotext_27_こふんたんこれいわ_い

2022-08-05 18:00:00 | texto

 全国の同学年を対象にした校外模試を体験したのは先週末。県内の公立高校へ進学してはじめての秋のこと。中三だった昨年度も何度か模試を受けたが規模として県止まりで全国という響きにビビったりもした。
 一年生は英数国の三科目だけとか全国といっても有名私立などは受けてないらしいとか、そもそも一般入試まで二年以上あるでしょ!など今回の結果が実際の入試時の相対的な実力を示すものにならないはず。
 それでも受けるかもしれない大学入試について中学まで持っていたイメージが如何に甘かったか知るには十分すぎる手応えの無さだった。高校生になって授業内容が中学と比べて難しくなった実感があったから薄々気づいてたけど放置していた現状ともいえる。
 偏差値など詳しい結果が返ってくるのは、これからだが今日もある科目の授業で模試の復習はしたか?なんて先生が言うから今夜の会話アプリのやりとりは模試について傷を嘗め合うような展開に至ってる次第。
 てなわけで日課のようになっている夜の友人との会話アプリやりとりは、すっかり盛り下がった。ちょっとは明るい関連事項でもないかもと頭の中からひねり出されたのは、
「あさましの意味、あれはできたわ!」

L国語の古典ね。私もあってた。二点だけど侮
 れないよねT

「やっぱ、古語帳にあさましのイラストがあっ
 たのが大きい!」

Lそうそう、古語帳の小テストもねT 

「いやいやだけど」

 古語帳というのは学校から渡された国語の副教材。英語の英単語の国語の古典版だ。小テストは毎回ではないが教科書を開ける前の授業はじまりに行われる古語帳の暗記具合のチエック。
 特にペナルティもないから自分たちのように熱心に取り組まない生徒たちは、やっつけ程度の取り組みで済ましている。だから、『いやいや』である。にもかかわらず、古語『あさまし』に着物を着た人が鼠が猫をやっつける様子に驚いていると分かるワンカットのイラストが描かれていたから先ずは小テストで〇、その記憶が初の全国模試の正答にも結び付いたってことになる。
 しかし、『あさまし』のようにイラストがある古語は古語帳だと数語に一語程度の頻度。おそらく、巷にある似たような古文の単語帳も同様な割合だろう。それで全部の古語にイラストがない理由について友人と二人で出し合ってみる。
Lイラスト案を考えることが大変T

「描くことも大変」

Lページ数が多くなるT 

「タブレット社会になれば解決しそう」

L一つのイラストから幾つかの言葉を連想す
 るかもT

「逆も然りで、ある語から違う古語のイラス
 トを思い浮かべることもありそう」

L結局、数語に一つ程度だから印象に残りやす
 かったりするのかなT

など安直な推測が縦スクロールの画面に並ぶ、本当の理由は定かでないが。
「確かに全部にイラストがあったら、あさまし
 も間違ったかも。だとしてもイラストがあ
 る古語の個数、もう少し増えてもいいよね」

 そういえば、友人は絵を描くのがうまい、少なくとも自分はそう思っている。だから、
「イラストがない古語から幾つかイラストを
 描いてみて!」

と自然に投げかける。
Lそれはおもしろいかも。今回の模試みたいに
 出るとは限らないけどイラスト付きが増え
 れば確率も上がる。それで、たまたま出れ
 ば二、三点でも全国での順位は結構上がる
 かもだし。描いたら、見てねT

「もちろん!模試じゃなく、本番で出れば合否
 の分かれ目かも。でも、描くのが大変だっ
 たらマストじゃないよ。気が向いたら描い
 てね。」

とコメントしてから、友人の自己採点厳しめなことも思い出し、
「逆に描いたのに見せないは、なしね。上手く
 描けなかったと思っても描けたアナウン
 ス、よろしく。」

なんて、随分一方的な念押し?をしたところで古語のイラスト作成の会話は一段落。二、三の話題をして会話アプリも終了。
ろへつづく


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