「たにぬねの」のブログ

いつも、閲覧いただき、大感謝!!

黒揚羽夫人の最善手_第一、二、三、四、五手

2023-09-22 17:00:59 | texto
一手目、ミカンの若木を家の中に残す(考慮時間二、三週間)
先手側のヒトの子は当初、三月中に家の東側にある庭へ移す予定だった鉢植えの『ミカンの若木を』今年も『家の中に残す』ことにした。
実は昨年の三月に別の鉢植えの一株を先行的に庭に移したが一年経過した段階で葉の色や葉の数など思わしくない面もあったため来年以降に先送りにした感じだ。
庭と家の若木は同じミカンの果実の種だった。※十一手目にも記述あり【持ち駒】
評価値:不戦勝を選ばなかったが先手の勝率は66%を超える

二手目、一頭が屋根の陰を沿うように飛ぶ(考慮時間二、三週間)
蛹で越冬後、羽化したアゲハチョウたちがチラホラ目に入る(止まる)時期。
複眼で柑橘類(それらしい植物)を探しながら飛んでいるアゲハチョウの何頭かが訪れた家の小さな庭に黄緑の葉の河内晩柑の若木を見つける。
後手側の『一頭が屋根の陰を沿うように飛び』、角を曲がった南側にある窓ガラス越しに深緑の葉の色のミカンの鉢植えに気づく。
しかし、窓ガラスが邪魔で近づけず、触覚で匂いも確かめられない。【持ち駒】
評価値:後手の勝率1%未満まで下がる

三手目、若木が屋外に出される(考慮時間数日)
庭へ移すことが延期されたミカンの『若木が』今年度初めて、先手側のヒトの子により窓脇の『屋外に出される』。
四月も後半になって気温も上がり、ヒトの子も重い腰を上げ、窓の直ぐ外にある台の上に置いたのだ。
出し入れのしやすさは鉢植えの利点の一つ。
一昨年まで春夏は月に三、四回程度で二鉢そろって、この台の上に出されていた。
昨年は一鉢だけになり楽になったので、窓脇より日当たりが良い場所に置かれたりしたがナミアゲハの幼虫に葉っぱを食べられる事件が起きた。※七手目にも記述あり
今年は一昨年まで同様に窓の脇にある台の上に置くことにする。【持ち駒】
評価値:先手の勝率60~70%で揺れる

四手目、河内晩柑の葉に産卵する(考慮時間30分くらい)
外に出されて30分位過ぎた頃、いつも屋根の陰の下を通っていた後手側の黒揚羽が(窓)ガラスの向こうではなく手前の台の上に鉢植えのミカンの若木があることに気づく。
前からこの若木の葉の深い緑が気になっていた、その黒揚羽は触角で匂いを嗅ぎ、幼虫が食べられそうな葉だったので止まる。
前脚にある毛で味を確かめると食草だったので、この『河内晩柑の葉に産卵する』。
先手側の視線(気配)を感じたのか、葉の枚数が少ないと判ったのか、若木の一枚の葉に卵を産んだだけで離れて行く。【持ち駒】
評価値:後手の勝率30~40%で揺れる

五手目、二、三時間後に屋内に戻した(考慮時間二、三時間)
パソコンを触っていた先手側のヒトの子は先手の若木を外に出してから30分位経った頃にひらひらしたモノが河内晩柑の若木の周りを舞っていることに気づき、手を止め遠目ながらも黒揚羽の雌であることを確認していた。
上の葉につかまりながら下の葉に産卵する母蝶。羽ばたきながら左前脚で上の葉の表面につかまり、腹部を曲げて下の葉の裏に卵を産み付けてるように見えたが隣の部屋からなので確実性に欠けるところ。
視線をPCに戻したヒトの子は結局、外に出してから『二、三時間後に屋内に戻した』。
ひらひらしたモノに気づいた時に限らず、二、三時間の間に何個か産まれていれもおかしくなく、屋内に入れる際、卵を少し探したが見つからなかった。
ただ、ヒトの子は見つけてもそのままのつもりだったので、しっかり探す理由もなかったり(する)。【持ち駒】
評価値:先手(の勝率)40~60%で揺れる


txetotext

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 黒揚羽夫人の最善手_振り駒 | トップ | 備忘録(六前後前前後)_2023... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

texto」カテゴリの最新記事