二十八手目、葉の端に口をもっていき、食べ始める(考慮時間数分)
また落とされてしまったが空腹過ぎて恐怖を感じる余裕すらなかったのか、先手側のヒトの子に怒りや殺気のベクトルが全くないことを感じ取ったのか、後手・終齢の幼虫はジッとしていらない誘惑の匂いの源が土以外の感触から発せられていることに気づく。
植木鉢の底に近い部分の狭さに千切った三枚の葉だったので体の一部が葉の上に(触れるように)落ちたのは運が良いってこともないだろう。仮に葉に触れない落ち方をしたとしても近さ故に葉に気づいただろうし。そう、千切られてたミカンの葉から漂う匂い。
体を少し動かし、『葉の端に口をもっていき、食べ始める』。前回の食事から随分の時間が経っていたし、動いた量も相当。今まで食べていた葉の色と比べると随分と黄緑色掛かっていたけど、歯(顎)ごたえは馴染みのあるかたさの葉。
評価値:後手60~70%
二十九手目、一連の流れを見守った(考慮時間0分)
後手は落ちた体勢から、ちょっと動いて体をよじらせて、口を庭から千切ってきた葉の端に持っていく。
齧られた分だけなくなった葉の端はギザギザになっていく『一連の流れを見守った』先手側のヒトの子は鉢植えの河内晩柑の葉をこれ以上食べらず、一匹の黒揚羽の終齢の幼虫(芋虫)の食欲を満たす段取りに成功を予感し、鉢から離れた。
隣部屋に移動すると耳に届く咀嚼音はいつぞやの夜に聞いたボリュームに近かった。またもや蛹になる準備かもしれないが大外れだったと思いながらパソコンを操作する先手側のヒトの子。
集中から覚めると咀嚼音はしてなかった。作業の(区)切りも良かったので供給した葉の量を今後どうするかなど考えるため様子を見に行こうと思ったが辞めておく。
評価値:後手65~70%
三十手目、添え木の先端で休む(考慮時間数時間)
後手・終齢の幼虫のお腹はいっぱいになったのだろう。
食べ残ったの葉の近くに覚えのある添え木があったので登っていく。
『添え木の先端』に到達し昨日同様そこ『で休む』。
評価値:後手70%
三十一手目、二カ所に一枚ずつ葉を置いてみた(考慮時間二、三十分)
翌朝、先手側のヒトの子は昨日の朝と同じように添え木の先端でじっとしている芋虫を見た。添え木の挿してある底には食べ残された葉がある。ある程度食べ、ある程度残った状態。(当然、)鉢の若木の葉と違って、萎れかけている。
鮮度が落ちた葉は食べたくない? お腹いっぱいになったから残した? あるいは(今度こそ)蛹になる?
など、すべての葉が齧られて残されていた理由・経緯の推測を試みるが これだ! という結論も出ないまま取り敢えず消去法的に庭の葉を追加することにした。
添え木の先端(近辺)に千切った葉を(仕掛けなど追加なしで)セットする方法を思いつかなかったから葉を添え木と植木鉢の縁に挟む感じにすることと前日同様(土)底にそのまま葉を放置する『二カ所に一枚ずつ葉を置いてみた』。ちなみに後手の終鈴の幼虫は少なくとも気づいてから葉を置く作業が終わるまで終始、先端のままで動かず。
評価値:後手70%
へtxetotextへ
また落とされてしまったが空腹過ぎて恐怖を感じる余裕すらなかったのか、先手側のヒトの子に怒りや殺気のベクトルが全くないことを感じ取ったのか、後手・終齢の幼虫はジッとしていらない誘惑の匂いの源が土以外の感触から発せられていることに気づく。
植木鉢の底に近い部分の狭さに千切った三枚の葉だったので体の一部が葉の上に(触れるように)落ちたのは運が良いってこともないだろう。仮に葉に触れない落ち方をしたとしても近さ故に葉に気づいただろうし。そう、千切られてたミカンの葉から漂う匂い。
体を少し動かし、『葉の端に口をもっていき、食べ始める』。前回の食事から随分の時間が経っていたし、動いた量も相当。今まで食べていた葉の色と比べると随分と黄緑色掛かっていたけど、歯(顎)ごたえは馴染みのあるかたさの葉。
評価値:後手60~70%
二十九手目、一連の流れを見守った(考慮時間0分)
後手は落ちた体勢から、ちょっと動いて体をよじらせて、口を庭から千切ってきた葉の端に持っていく。
齧られた分だけなくなった葉の端はギザギザになっていく『一連の流れを見守った』先手側のヒトの子は鉢植えの河内晩柑の葉をこれ以上食べらず、一匹の黒揚羽の終齢の幼虫(芋虫)の食欲を満たす段取りに成功を予感し、鉢から離れた。
隣部屋に移動すると耳に届く咀嚼音はいつぞやの夜に聞いたボリュームに近かった。またもや蛹になる準備かもしれないが大外れだったと思いながらパソコンを操作する先手側のヒトの子。
集中から覚めると咀嚼音はしてなかった。作業の(区)切りも良かったので供給した葉の量を今後どうするかなど考えるため様子を見に行こうと思ったが辞めておく。
評価値:後手65~70%
三十手目、添え木の先端で休む(考慮時間数時間)
後手・終齢の幼虫のお腹はいっぱいになったのだろう。
食べ残ったの葉の近くに覚えのある添え木があったので登っていく。
『添え木の先端』に到達し昨日同様そこ『で休む』。
評価値:後手70%
三十一手目、二カ所に一枚ずつ葉を置いてみた(考慮時間二、三十分)
翌朝、先手側のヒトの子は昨日の朝と同じように添え木の先端でじっとしている芋虫を見た。添え木の挿してある底には食べ残された葉がある。ある程度食べ、ある程度残った状態。(当然、)鉢の若木の葉と違って、萎れかけている。
鮮度が落ちた葉は食べたくない? お腹いっぱいになったから残した? あるいは(今度こそ)蛹になる?
など、すべての葉が齧られて残されていた理由・経緯の推測を試みるが これだ! という結論も出ないまま取り敢えず消去法的に庭の葉を追加することにした。
添え木の先端(近辺)に千切った葉を(仕掛けなど追加なしで)セットする方法を思いつかなかったから葉を添え木と植木鉢の縁に挟む感じにすることと前日同様(土)底にそのまま葉を放置する『二カ所に一枚ずつ葉を置いてみた』。ちなみに後手の終鈴の幼虫は少なくとも気づいてから葉を置く作業が終わるまで終始、先端のままで動かず。
評価値:後手70%
へtxetotextへ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます