本日(24日)美山川の試し釣りが行われました。
その前に正午から漁協下の河川敷で、本年度の釣り人さんの安全と豊漁を祈り、そして漁協関係者と試し釣りを行う組合員による祈願祭が、厳かに執り行われました。
(神主さんから祈願される関係者)
2人一組になって下流部(棚野川を含む)と上流部に分かれての試し釣りです。
最初は2組一緒に漁協下付近で竿を出します。
河原の上から見るとたくさんの群れ鮎が居ます。
しかし縄張りを持っている鮎の姿は見えません。
放流直後から雨が降っておらず、減水→渇水状態が続いたので稚鮎が散らばっていないものと思います。
いよいよ試し釣り開始です。
漁協下
天気は晴れ、やや減水、濁りなし、水温17℃
約30分での試し釣り開始です。
皆さん悪戦されています。
(漁協上流部での試し釣り)
鮎は見えるが掛からない。
弛みでは群れ鮎がジャンプして釣り人を・・・誰かなぁ・・・と眺めています(爆)
釣果
16匹(12.5cm~17cm)
出合橋
ここは「天○産」の生育状態を少し見るため、短時間だけ竿を出しました。
ので、結果は出ていません。
(出合橋右岸下流部での試し釣り)
釣果
2匹(16cm 17cm)
田歌大橋下流
昨年、入れポン、出しポンの試し釣りの場所です。
今年も同じような状態で、試し釣りをされた「ひまわりオトリ店」の大将によると、野鮎が追うのが良くわかるとのこと。
(田歌大橋下流部での試し釣り)
多分、「近○産」でしょう。
ここは良く掛かるので時間を短縮しての試し釣りでした。
立派に育った良型が多いでした。
(掛かった鮎・・・最長17cm)
釣果
14匹(16cm~17cm)
黒田大橋
ここも田歌大橋同様に「近○産」や「日○産」が多く放流された場所です。
やはりと言うか?追いが活発な良型が掛かりました。
(見学者に注目されての試し釣り)
野鮎が追うのが分かるそうで、時には強烈な当たりの鮎が掛かりました。
真後ろで見ていたので間違いありません。
(キャッチする・・・ひまわりオトリ店の大将)
ここも、生育状態良好で、また良く掛かる場所と判明したので時間短縮です。
(良好に生育した鮎)
釣果
13匹(13.5cm~17cm)
南大橋
橋の上からは群れ鮎は見えますが・・・悪戦、苦闘でした。
釣れた鮎は、生育状態万全の良型です。
(南大橋下流部での試し釣り)
釣果
3匹(16cm~17cm)
その他の場所・・・詳細は漁協のHPを見て下さい
↓
大丸堰堤 ・・・0匹
松ヶ丘大橋・・・3匹(12cm~14cm)
砂木・・・15匹(13cm~15.5cm)
まとめ
ここからが大事ですよ(爆)
前述した通り、放流してからの水況が悪く(減水→渇水)群れ鮎が散らばっていません。
先日の雨で少しは水位が回復しましたが、今はまたまた減水状態です。
週明けの雨模様を期待しましょう(笑)
あと1週間ありますので、少しは変化があると期待します。
試し釣りで結果が出なかった場所もありましたが、群れ鮎は瀬や溜りや淵にたくさん居ます。
放流した稚鮎は冷水病等で死んだりしていませんので安心しています。
おまけ
昨秋の大増水で川の流れが大きく変貌しました。
右岸が完全に埋もれて左岸に・・・
左岸が埋もれて右岸に・・・
一本の瀬が二股の本流と分流に・・・
二股の瀬が一本の瀬に・・・
淵が砂利で埋まって少し残ったり、消えたり・・・
蛇行していた瀬が一本の瀬に・・・
水深のあった瀬が浅場の瀬に・・・
解禁日までに調べてお知らせする予定です。
釣り人の皆さん、こんな状態なので下見はしてください。
解禁日の狙い目
「近○産」の稚鮎は、今年1500kgが支流の棚野川を含め、全般に放流されています。
「天○産」は、海産系なので前半よりも後半、終盤に期待。
「日○産」は、少し生育が遅いかも、と思いますがシーズンを通して掛かるでしょう。
◎・・・水温が低い上流部よりも中流部ぐらいが良いかも。
既に5回も下見をされている釣り人さんが見学者のなかに居られました。
初めて川を見た時は、びっくり仰天したとのことでした。
稚鮎の放流場所・・・クリック→拡大してください。