【六人部 ぶらぶら 2008~ 】再改訂版

福知山市六人部学区を清流土師川の流れに沿って撮影した写真を掲載して月二回の日記風に綴った写真版・新六人部見聞風土記。  

森上さんの遺徳を偲び感謝を込めて *

2008-05-10 06:19:44 | Weblog
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池田大神宮樹木保存会会長森上昇さんの
         遺徳を偲び感謝を込めて



写真①

永らく上六公民館の主事をつとめられ、その後、みんなに押されて公民館長になられた森上さんは、大役を無事お勤め後 地区の宝ものとも言える通称カゴノキの池田大神宮樹木保存会会長に就任されて大きな仕事をされた。
そんなこころの優しい森上さんは白色のよく似合ういぶし銀のような、お方であられた。一期厚生部長としてお使えした私はいまでもその謦咳が耳に残っている。


写真②
 森上さんが熱心に運動してくださった遺徳を、池田のカゴノキ・ムクノキの樹勢回復・保存活動に訪ねてみた。


写真③


写真④

全景1 記念木は2本あって 初めての人が どちらが カゴノキでどちらがムクノキかと間違うことがあるので---なにか良い記憶方法がないか?とたずねたら
国カ旧ムと覚えたらどうかという方があったのをおもいだした。



写真⑤

全景2  その方いわく 国カ旧ムは国道沿いがカゴノキで、旧道沿いがムクノキと覚えるそうである。


写真⑥

記念木は2本あって、国道9号線に近い方がカゴノキで---


写真⑦

かごのき(鹿子の木) クスノキ科

高さが10~15mにもなる常緑高木。樹皮のところどころが削げ落ち、
鹿の子模様になる
ことからこの名前がついている。

かごのき (鹿子の木) Actinodaphne lancifolia
【くすのき科かごのき属】 分布地は本州関東以南
8~9月に薄黄色の小集団花を咲かせる
暖地の森に生える  こんな森には白だも、椿、楠なども生えている
緑の実は翌年の夏に赤く熟す(7~8ミリ大の円形)
木肌が鹿の子模様となり特徴的だ国東半島の森で写した  バツクに摩崖仏を彫る岩が見えている
樹高20Mまでの常緑高木

用途:器具用や床柱材


写真⑧

カゴノキと祠をはさんで、旧道側がムクノキである。
現存するムクノキは高さ19メートルあるという。


ニレ科 ムクノキ属
落葉高木 高さ30メートル
分布 関東以西の全国、アジア東南部
開花期  5月
熟果期 10月 径6-8ミリ 黒褐色 食べられる
メモ 葉がザラザラしているので見分けられる

学名 Aphananthe aspera

落葉大高木。樹皮は、灰褐色でほぼ平滑。

葉は、互生し、鋭い鋸歯がある。
葉の両面には、短剛毛があり、ざらつく。


果は、10月に熟して紫黒色となり、食べられる。

暖帯の向陽適潤地に生じ、沿海地には多い。

材は、天秤棒、器具、建築などに使われる。また、葉は研磨用とする。

分布 本州(関東以西)、四国、九州、琉球、台湾、中国、インドシナ。



写真⑨


写真⑩


写真⑪


写真⑫



写真⑬

池田大神宮樹木保存会会長を組織され 地区の宝物を後世に伝えてくださった森上昇さんのご冥福をこころより お祈りいたします。

ありがとうございました。


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