久喜市長 田中 暄二(たなか けんじ) ~久喜市の発展のために~

職員一丸となって日々公務に励んでいます。

日々の公務や生活を通じ、感じたり考えたりしたことを発信していきます。

蚊取り線香

2013年11月13日 | 日記
東南アジアや中南米では、ハマダラカを媒介したマラリアややぶ蚊を媒介したデング熱などの伝染病が蔓延している地域が少なくなく、最近では「耐性マラリア原虫」が広がってきているとの報告があるといいます。

これらの伝染病の中には、治療が遅れれば死に至るものもあります。

このような状況の中、「日本製の蚊取り線香」が赤道直下のインドネシアでは年間を通じての生活必需品となっているといいます。

約23年前、はじめて日本製の殺虫剤を発売したものの、日本より耐性の強い蚊であったため、効き目が今ひとつであり、売り上げが伸びなかったようであります。

その後、現地の蚊の特性に合わせて、蚊への有効成分を2倍以上に増やした新製品を発売するなどの努力を重ねた結果、現在では、インドネシアにおける日本製の蚊取り線香のシェアはトップの32%に拡大したとのことです。

現地の人々への健康にも役立つ日本製の蚊取り線香のお話です。

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