久喜市長 田中 暄二(たなか けんじ) ~久喜市の発展のために~

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漂流がれき

2013年10月07日 | 日記
平成23年3月の東日本大震災で発生した150万トンといわれる震災がれきは、黒潮や北太平洋海流に乗り東方に漂流しながらも平成23年中に、約1万km離れた北米大陸の西岸北部に到着しました。

その後、ゆっくりと南下したしたがれきは、現在は北赤道海流に乗り、日本、台湾、フィリピンなど西方に向かっており、ハワイでは、昨年9月頃から震災がれきの漂流物が確認されています。

世界自然遺産の小笠原諸島では、昨年末頃から漂流物が到着しており、今後、大量のがれきが心配されているといいます。

漂流物を生き物が誤飲したり、化学物質による環境汚染が生態系に影響することを懸念する意見がある一方で、政府は「漂流がれきは沈んだり拡散するため、量が減るから特別な対策は必要ない。」との立場です。

そして、このことについて、「定期的な定点観測調査をすべき」との意見があります。


自然災害である地震が原因ではありますが、漂流がれきは、そもそも日本国内にあったもの。

皆さんは、いかがお考えになりますか?

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