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「害虫駆除のブログ」有限会社 タマケアビジネス。

害虫・害獣にお困りの方のお役に立てればと邁進しております。日日の出来事・アドバイス・季節の先取り等の情報を流しております

『朝の詩9月』 月間賞   「ぞう」

2014-11-07 11:30:12 | 詩っていいね
『朝の詩9月』 月間賞   「ぞう」
    小野伽奈子20  神戸市灘区 

どんなに小さな虫でも
ふんだりはしない・
おだやかで
やさしいぞうは
目から
きれいな水を流す
ぞうも泣くんだ
でもまちがえないで
きれいな水だからね
心の中から
送られてきた
きれいな水だから

選者の新川先生は「このような詩を読むと、こちらの心の中にも
、きれいな水がたまってゆく心地になります。すぐれた詩が寄せら
れた月ですが,感性の優しさ、美しさにひかれて、この詩をえらば
させていただきました
今日の緑は『りんどう』です     素晴らしい週末を!!

(有)タマケアビジネス 伊藤 民雄

靖国神社の近くの「しょうけい館」に寄る

2014-11-07 09:36:24 | ブログ
靖国神社の近くの「しょうけい館」に寄る
戦後70年「大人の遠足」記事で知り、千代田区九段1-5-13の戦傷病史料館
に寄る。月曜休館 03-3234-7821 九段会館の前 財団法人「日本傷痍軍
人会」が提供を呼びかけ平成18年に開館した。「戦傷病者とその家族の労
苦を伝える」千代田区九段南1-5-13 03-3234-7826無料(月)10:00-17:30

野戦病院の実物大のジオラマの監修は元軍医。学芸員が開腹手術の絵コ
ンテを示すと元軍医は払いのけたという.「戦場では腹を切る手術など不可
能だった。現実を理解せず、瀕死者を治療出来ないつらさをよみがえらせ
てしまった」と恥じる。

手術は弾丸摘出のシーンに変更して、粗雑な木製の台に痩せた兵隊を乗
せて、重症兵を押える兵、軍医がポーズを取って、石膏で固めた。横たわり  
水を欲しがる兵、重症患者を洞窟内で二列縦隊に安置させる洞窟の場面

「コノ者自殺ノ恐レアリ」両眼失明などの重傷者の衣服には、こんな札がつ
けられていた。引上げ船では、海に飛び込まないように仲間が見守ってい  
た。割れた眼鏡や軍帽、生の証言映像の保存、証言映像は139本が残る。

天然塩とる浜には左足を切断し80代まで痛みを訴えた。「自分の左腕が転 
がって行った」沖縄を毎年訪ねる元軍人、どの兵も日付を正確に語る事が
印象的だった.戦争を経験したと言うレベルでなく「撃たれ、全身に激痛が走 
り、麻酔なくして切断され神経を引きちげられて失神、そして人生が大きく変  
わったことが判る。

生還しても「お前らのせいで負けた」と罵声を浴びた。昭和21年恩給廃止
(28年再開)は重傷者は生活に困窮。そんな人ほど平和の願いは強い。
多くの軍人が、そんな苦労を「大したことないよ」と語る。「だって仲間は死ん 
だから」と

靖国神社はそんな友が眠る場所。友に合い、心の中で対話して同館に寄る。 
「友には生き残って申し訳ないと家族にはこんな姿になって申し訳ないと詫
続けた人達。昭和30年は約35万人、平成25年には約5千人に減少。
平均年齢は92歳を超えた

「夫の足が無い側に妻が立ち仲むつまじい。夫は、妻に自分に嫁いでくれて 
嬉しい、世話になったと感謝を語る」来館者もそんな映像を見るうちに、家族 
や周囲の支えに気付いて、悩みに立ち向かう勇気を貰うようです。

人は一人で生きていけないと、展示中の軍人は,静かに語りかけていると
いう。・・・産経新聞「大人の遠足から」引用しました。初めて同館に立ち寄り
死者の霊は靖国、傷病も有ったのだと、戦争の恐ろしさを再確認させてもら
いました。今の平和はこの人たちの英霊や傷痍の人の賜物と心よりご冥福
をお祈り致します。生き残っている方達も、何卒長生きしていただきたく
お祈りします。

漫画家の水木しげるさんも、傷痍の軍人として知れ渡っている。水木氏の映 
像や体験等も展示しておりました。傷病に関する図書も多く在庫しておりま 
す。静かな図書館で調べごとには格好な場所と拝見したしました。
九段下から3分  是非にお立ち寄り下さい
有限会社タマケアビジネス 伊藤民雄