朝の詩より 「止まり木」

次のこの「詩」を選びました。
「止まり木」
　　　　　　　大阪府寝屋川市　井出　教行　62
木立に残る
一本の枯れ木
再び芽吹くこともない
木の残骸　その枝に
鳥達が　時々やってきて
羽を休める
ありし姿を偲ぶように
枝から枝へ飛び交う
命尽きてもなお
そこに立ち続ける木
鳥たちの安息のために
残る命のために
自然が残した
やさしい止まり木
害虫・害獣駆除はダスキン ターミニックス 八王子東店　　　
０４２－６７５-０１０１　http://www5.ocn.ne.jp/~tcb/

朝の詩より 「風になる」

お早うございます　今朝はこの詩を選びました
「風になる」
　　　　大阪府高槻市　田口　栄一　79
あっ　いま
風がひらいた
さっきまで
小さな蕾だった風が
ぼくの目の前で
少し色づいてゆれた
ぼくが　いっしゅん
花の匂いだと
感じたのは
ひらいた風の匂い
日ざしと
時間のすきまで
ぼく
五月の風になる
害虫のご相談は ダスキン ターミニックス 八王子東店　　　
０４２－６７５-０１０１　http://www5.ocn.ne.jp/~tcb/